あと何回、一緒に食卓を囲めるのかな。

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表題作焦がれて焦がして

古山 悠次(カフェバーオーナーシェフ)
常川 総一(サラリーマン)

同時収録作品ある日森の中で

森杖 健人(粘菌同好会員)
音更 モエギ(高校2年)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

生まれ育った田舎町を出て自分の店「プレール」を持った料理人の悠次(ゆうじ)。
美味しい料理と酒を出す、充実した日々…のはずが、
心の片隅にはいつも幼馴染みである総一(そういち)への片想いがくすぶっていた。
そんな想いを試すように、再会は突然訪れる。
仕事でやつれた総一に料理を振る舞うことになった悠次。
一目で溢れ出してしまう恋心に戸惑いながらも、彼はただ愛おしい人への食事を作る。
切ないのにどこかあたたかいボーイズ・ラブ、noji デビューコミックス。
表題作の他、森の中で変わった男を拾う読み切り作品を収録。

作品情報

作品名
焦がれて焦がして
著者
noji 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
ISBN
9784865895537
4.1

(206)

(87)

萌々

(73)

(31)

中立

(11)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
26
得点
831
評価数
206
平均
4.1 / 5
神率
42.2%

レビュー投稿数26

雰囲気がとにかく良かった

表題作が可愛かったです。同時収録の短編は苦手でした。
とはいえ、どちらも作品の雰囲気と絵柄がとても合っていて良かったです。

表題作『焦がれて、焦がして』
幼なじみの再会ストーリー。
ストーリーとしての目新しさはそれほど無く、わりと急展開ですが、お話の雰囲気が全てふんわり良い感じに包んでくれました。
受けの総一は悠次を弄んでいるようにも見えますが、上京の時点で告白されたら答えてやるつもりだったのでは無いかなと思いました。
愛の重さに差は感じますが、それを埋めるだけの度量が総一にはあるのではないかと思います。
悠次が見た総一の結婚式の夢が最悪で良かったです。

同時収録作品『ある日森の中で』
こちらは苦手な内容でした。
主人公は可愛いのですが、相手が大人なので、やることやっちゃうと流石に……!
というか、さっき知り合った人を子どもの部屋に泊めるなー! と思いました(笑)

0

世界観は好みにぴったりだけど…

地味で生活感あふれる世界観が好みにぴったりの作品でした。でもストーリーを追っていると、これはいつの話?となったりページを抜かした?となるところがあり、加えて悠次のキャラにもハマれず。表紙も気に入っていただけにとても残念でした。
初恋の幼馴染みとの再会+胃袋掴む系。総一の弱った心と胃袋に、悠次のごはんと優しさが染みていく展開にほっこりします。
基本的に悠次視点なので総一の気持ちは分からないところもありますが、キャラ的に裏表なくはっきりものを言いそうなので、悠次の抱える不安がどうにかなれば良さそうだと、ある意味安心しながら読めます。
ただ悠次はあまりに恋愛慣れしてなくて、30前で初めて誰かと付き合うの?と思わせるモノローグが多く、初恋の拗らせからこの重さは…と心配になってしまいました。ギャップゼロのキャラの印象通りではあるんだけど、それがなおさらヒヤヒヤするというか。挫折を知らない人を見る怖さに似てるかも…ただ好みの問題かも…。
総一は悠次の爆発するところも含めて受け止める覚悟のようで良かったですが、個人的な萌えでいうと、このカップルは刺さりませんでした。総一単体だと小気味よくて好きです。

0

美味しい料理に癒しの時間。

家族同士が仲良くってずっと隣に居る幼なじみ同士。 そんな幼なじみが初恋相手だと気付いたのはかなり後になってから、、、。

叔父の店を受け継ぎオーナーシェフとして、カフェバー『プレール』を切り盛りする悠次と幼なじみで疲れ切った企業戦士の総一。

一度は総一への気持ちに蓋をしたのだが、疲れ切った総一との再会をきっかけに、美味しい料理に美味しいお酒にと総一を癒しながらも自分の思いが溢れ出してきて、、、、、。

出てくる料理が美味しそう!!そりゃ、疲れ切った総一はあんだけ愛情のこもった料理を食べたら涙も流す!!そして、お店に行ってみたい!!!食べてみたい!!!

まずは胃袋をガッツリ掴まれた総一、居心地の良い空間にと、、、好きの気持ちを隠してる悠二だが、バレバレのようで、、、

互いの気持ちを確かめた時のその先へーーー。

0

なんだかんだで良かったね

攻めくんがこじらせてグルグルして可愛いですね。お隣さん幼馴染ものです。
ずっと一緒にいたかったけど、進学でわかれてしまい…。

良いお話でした。
攻めも受けも性格がよくわからなかったです。
場面も現在なのか回想なのかわかりにくくて。急に切り替わったり。
場所や時間やら、あれ?今いつ?どこ?みたいな。

受けくんが受け入れてくれて。葛藤とかドキドキとかなかったのかな?ずっと攻めの気持ちを知ってて嫌じゃなくて自然な流れなのかな?

0

凄く良かったです

2巻が出たのと試し読みで惹かれたので、こちらを購入してみました。
noji先生の作品は「先生のせんせい」が大好きなんですが、今のところ(1巻)それを超えてはないかなぁと…。

派手さは無いけどしっかりと読ませてくれるところが、noji先生らしくてとても良かったです。

悠次の諦めようとしたけど総一を諦めきれない気持ち、昔から悠次の気持ちを知っていてこのタイミングで一気に気持ちが傾いた総一の気持ちに萌えました。

一緒にいる事に無理がない、心地良いって1番大事なとこですよね。2巻はまだ未読ですが、あらすじを読んでこれからの展開にドキドキしてます。

また同時収録作の読み切り「ある日森の中で」も良かったです。思わず変形菌を検索してしまい、動画に見入ってしまいました。www
不思議な魅力のある作品でした。

0

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