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絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 1

zettai bl ni narusekai vs zettai bl ni naritakunai otoko

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表題作絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 1

同時収録作品君が胸を焦がすまで(単行本連載)

東條(高2・イケメン)攻め受け未定
綾人(高2・主人公の弟)攻め受け未定

その他の収録作品

  • 絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男①

あらすじ

うなずきが止まらないとSNSで話題の大人気作品が待望の単行本化!

自分がBLマンガの世界の住人だと気づてしまった主人公(※巨乳好き)。
彼は迫りくるイケメン達を回避するため、
BLマンガを大量に読み漁り、恋愛に発展しそうなシチュエーションなどの知識を得た。
彼の身に着けた回避能力は今のところは無敵だが、そこは「BLの世界」…。
次から次へと新しいシチュエーションで「BLの世界」のLOVEフラグが主人公に襲いかかる――!!

描き下し26ページを加え、
さらにパワーアップした不条理でメタいBLギャグマンガをご堪能ください!

作品情報

作品名
絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 1
著者
紺吉 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
フィールコミックスFC Jam【非BL】
シリーズ
絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男
発売日
ISBN
9784396791308
4.1

(109)

(55)

萌々

(28)

(19)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
16
得点
447
評価数
109
平均
4.1 / 5
神率
50.5%

レビュー投稿数16

あ!これ○○ゼミでやったところだ!!的な感覚BL

好き嫌い置いといて何て画期的なBLだ!と思いました。

頷き過ぎて首むち打ちになるかと思いました。労災かな。

どちらの意見も理解出来ますが、これだけのシチュエーションの豊富さ、最後オチの落とし所、ほぼ4〜5ページで纏める技術。相当なBL好きじゃないとこんな偉業成し遂げられないですよ。うん、迷わず神評価。

斬新なネタの宝庫だ、BL宝箱だ!

何としてでもモブとして女の子と恋愛したい冷静な突っ込みを繰り出すお兄ちゃんと、周りのBoys達のLoveの対比が面白い。
面白いツッコミを全て書き出そうとしたら文字数足りないので割合させて頂きますね。

BLに染まら無い為の冷静な情報収集力、考察力、洞察力を如何なく発揮し一読者として感心しきりでした。
頑張っては駄目な世界で、ただ逃げ回れば良いわけではなく、ある程度適応し皆の輪の中に入り、時には当て馬にされ、時にはダシにされ、時には片棒を担がされ…。
それでも冷静に対処するお兄ちゃんがカッコいい。
どんどんモブとして顔が雑になる→ボヤけるのは想定外(笑)
良いなーそんな世界。
その世界に私も入れて下さい。

読めば読む程あぁー分かる分かる、そうそう!
…あれ?このスラスラ問題が解ける感覚…何処かで…?
あ、これ○○ゼミでやったところだ!的な感覚だ!
うんうん、ゴミ捨て場では( )、夏の急な雨は( )、飲み会で酔いつぶれ( )
分かる!分かるぞ!!特に勉強してないのに( )の中がスラスラ分かる!!
好きな事の知識は自然と入るものなんだなぁと再確認しました。学校の勉強もこれ位楽しければなぁ…おや、何の話だ?


在り来りな有る有るネタでは無く、最後にオチで落とすので終始楽しく読ませて頂きました。
4巻は出版社を変えて発売されてます。
事情は分かりかねますが、諦めず発売して頂き有難いです。

0

正直、負けて欲しくない

第4巻が出たので読み返し中。やはり最高。

BLあるある展開にひたすらツッコミを入れていく作品なんですけど、最後のページまで笑いが絶えず「どうやって思い付くんだよ、こんな面白い設定」と、感心しながらベッドの上でゲラゲラゲラゲラ―

弟にドン引きされました。

ここはかなり意見が割れていると思いますが…
BL的な要素は周りのバカップル共に任せて、自分としてはモブ男くんに必ず勝ってもらいたいですね。

普段からBLを読まない方でも楽しめる作品だと思います。

0

笑顔になれます

青年漫画で活躍されてる作家さんなのでこちらも気にはなっていたのですが、やっときちんと読ませていただいたのでレビューすることにしました。


ずばり、BL読みまくってる人はぜひ読みましょう。笑
ほぼ全て読んだことあるぞ〜なシチュなので我々にとってはまさしく親しみありまくりの世界。そこにモブである主人公のツッコミが炸裂します、秀逸です。
主人公は見事にBLになることを避けて通っていくのですが、時にギリギリだったり、避けるのではなく敢えて混ざるなど高等な手段を用いたりします。面白いです。

大体1話4Pほどなので短い時間に読めますし、疲れてるときなど笑えて癒やされます。

主人公にはこの先もどんどん技を磨いてもらい、どこまで回避できるかお手並み拝見したいと思います。

0

安心して楽しめるのが良い所

有名だからレビューするまでもないかなと思うのですがBLあるあるネタがいっぱいで気楽に楽しめるのがいいですよね
安心感
誰に見られても平気な雰囲気、良いと思います

0

まるでBL図鑑!


BLあるある大全集です。
あるあるが多すぎて笑っちゃいました。

BLの世界に迷い込んでしまった主人公の周りの人たちが全員といっていいほど誰かとくっ付く中、頑なにフラグを踏まないように頑張る主人公。
とかいって、本当は誰かとくっつくんでしょ~?と期待して、登場する人物を警戒しながら読みましたが…。
この主人公、一巻では本当にBL展開になりませんでした(笑)

エロ一切なし、主人公のBL展開なし。
気になるカプは数コマで終了。
設定は面白かったですがやはりBLを読みつくしている私には物足りませんでした…。

2

あっちもこっちもあるある

面白かった!今までどうにか頑張って、考えないように気を付けながら読んでたところに、ビシビシ斬り込んでくれた作品。そこ突っ込むのは無粋だよって言われそうなとこばかりで、めちゃくちゃスカっとした!

モブ目線だと、BLカプの迷惑行為は酷いし、こんな世界で頑張る主人公が可哀想で仕方ない。高熱出しても誰にも気付いてもらえないモブ……同情しつつ最高に笑った(笑)

内容はもちろんのこと、1話終わるごとにキャラ紹介ページが挟まっていて、そこにもあるあるが詰め込まれていて良かった。登場カプ二人の軽い設定が書かれており、それがまた受け攻めの組み合わせとしてよくある感じ。

主人公には今後も数々の危機を避け、このままモブを貫き、「ぼやぁ…」顔の巨乳彼女ちゃんを作って幸せになって欲しいと思う。
強く生きろ~、頑張れ!

4

まさにあるある、それ昨日読んだヽ( ̄▽ ̄)ノ

もうホント、だよね〜あるある〜と、とても楽しく笑わせてもらいました。

全てのラウンドにおいて、どっかで読んだ事のあるシチュエーションだったり、私も気になってた!不思議に思ってた!ってなBLあるある(* ̄∇ ̄)ノ

紺吉先生、随分とたくさんのBLを読んできたのでしょうね〜。
すごいなぁ( ☆∀☆)


自身がいる世界はBL漫画の世界だと確信し、自分自身はBLには落ちない、と固く誓う主人公の大学生。
まずは大量のBL作品を読み、その傾向を勉強して、目の前に立ち上がるフラグをことごとくかわしていく主人公。

なんて華麗にスルーなのでしょう。
加えて的確で、それな!なツッコミ&表情!!

私が特にそれな!だったのが『声量」『痴漢』
心当たりがありすぎで、笑うしかなかったです。


主人公の弟の綾人とその友人の東條くんの王道カップルは、これからが楽しみです。

4

実写ポスターを見て。

2021春、実写化するという事で、JR某S駅のそこかしこにドラマのポスターが貼ってありまして。
私は実写ものって苦手で今までどれも見てなかったのですが、各登場人物の一人ひとりのポスターを見て興味が湧きました。
今をときめく若手イケメン俳優たちが大集合。BLあるあるの一言コメントもクスリと笑える。
とりあえず原作の方を読んでみよ〜、というわけで。

内容は、数多あるBL作品の、よくある設定、よくあるセリフ、よくあるシチュエーション、よくあるカップリング、などなど…
あるあるすぎて、ニヤつきながら「そうそう」と読む。
主人公はそれらのBLトラップを見極めながら、横目で見ながら、すんでのところで避けながら、なんとかBL恋愛の「当事者」にならないように傍観者の位置を死守している。
うん。面白い。
実写ドラマの方を見るかどうかはまだ決めてないけど…
とりあえず主人公のモブ役は仮面ライダー俳優。原作よりも随分とイケメン過ぎるような気もします。
まあ、ほんとにモブでBL世界に巻き込まれねーだろ…?では面白くないので、やっぱりソッチ行っちゃった〜!くらいの顔面は必要なのかもしれない。

2

他のBL作品を読むたびにじわじわくる

最初、紙本がこの薄さでこの価格?…高っ!と思ってしまいました。ごめんなさい。しかもそれっぽいさわりはたくさんあっても非BL作品なのでマジなえっちシーンがあるわけもなく…ギャグ的な喘ぎ声はたくさんありますが。

BLあるあるのネタ帳みたいな話ですが、相当たくさんのBLを読み尽くしBL愛がある人でなければこれは描けないし、かつ読者もそうでないと楽しむことはできない。あっでもBL初心者の方には商業BLの世界観のお勉強にはなるかも。

個人的に好きなネタはBL世界には女子っぽい名前の男子が多く登場すること、受けの男に対してまつ毛なげえとかあいつなら抱けるとかやたらと美形補正が入ること、あと…この世界では月に3回くらいイケメンが道端に落ちていること(笑)それは受けの場合と攻めの場合、両方あるよねー。

困るのはシリアスな名作BLを読んでる時に上記のような法則に出会ってしまった時。笑う話ではないはずなのに思わず爆笑してしまって「してやられた」、と思います。

BLになる世界の中でただ1人フラグを折りまくり抗いつづける男のストーリーですが、読者の願いはただひとつ。お前も早く落ちちゃえよ。知ってる?難攻不落の子が落ちるのが1番萌えるし、そうなってしまってからは1番エロいんだよ?主役のモブ顔がだんだん可愛く見えてきて髪型までたれ猫耳?と萌えの方向へ思考が進みます。

まあ最終回までにはなにかしらの主人公カプが成立することでしょう。ノンケは流され受けになりがちなので主人公受けに私は一票です。

3

よくぞ!

BLあるあるを余すところなく取り上げてくれて、的確なツッコミも素晴らしい!
よくぞこの本を出してくれました!

読みながらクスッと笑えて、そうそう!そうなんだよーと全力で共感しました。
いつも漠然と思っていたことを表現してくれてありがとうございます!

主人公が世界観を悟っていて絶対にBLに巻き込まれないようにするのも面白いです。
最後に自分にもフラグが訪れるのですが、きっちり折ってパスを出します。

この主人公はどこまでBLの世界に立ち向かえるか?

5

ニヤニヤ止まらない

BLあるあるが詰まった作品でした。
設定が面白いですよね。
自分がBLコミックの中の登場人物だと自覚している主人公。
自分は普通に巨乳が好きだし、親に孫も抱かせてやりたい。
容姿的にモブだと自覚していたのに、BL界隈では平凡なメインキャラが割とメジャーであると知る。
BLについて知りつくし、自分がBLのメインキャラになる事を回避すべく常に行動している。
と言ったストーリーです。

出てくるカップル全ていい感じで、各々のストーリーが見たいくらいです。
弟の綾人と友人の東條、酔った兄を東條が家に送ってくれた日なんかあったよね?絶対あったよね⁉︎
親がいない日に部屋で2人きりのDKには何かあるのがBLあるあるだから〜。
すごく気になる!

2巻が出るようなので楽しみにしています。

2

BL初心者のバイブルとしておすすめ!

BL初心者である私の「Bible」になった1冊です。
最初にpixivで知って、すごく面白かったので電子購入しました。

他の方もレビューに記載されていますが「BLあるある」が詰まっています。
私はこれでBLを勉強したと言っても過言ではありません(笑)

ある日、主人公(大学生)がBLの世界で生きていることに気が付いたときから物語が始まります。
うっかり気を抜くと、すぐにBがLする日常です。
なんと、主人公の弟(高校生)もイケメンの親友に告白されてしまいました!
本編ではまだお付き合いしていませんが、もう時間の問題です(笑)
主人公は女の子(巨乳)が好きなので、BLする気はありません。
毎日のように襲い掛かるBLになるフラグを回避しています。
現時点ではまだ無事です(汗)

「BLあるある」の1話は短いのですが、絵も丁寧で読みやすいです。
pixivでは読めない描き下しも面白いので、紙または電子購入をおすすめします。
続編も楽しみです♡

4

メタ過ぎるBLあるある!まさかこう来るとは思わなかった~!!

まず設定が斬新過ぎます!
自分がBL漫画の住人だと自覚してしまった主人公。
絶対にBLしたくない彼はひたすらBLの勉強をし、なんとかBLにならないようフラグ回避する日々が始まりますが…。
普通BLってBOYSがLOVEするのが前提だと思っていたのに、この見事な覆し様!!
この主人公も非常に冷静で分析力が高く、いいキャラしてるんですよ(笑)。
彼のシュール過ぎるツッコミに拍手喝采しつつ安心してギャグを満喫出来ます。
ところが、見事なモブ顔の自分はこの世界でも大丈夫!と高をくくっていた主人公、早速モブ顔の弟が陥落します(笑)。
そう、BLの世界はまさにミラクル。平凡受けは常識なのです(むしろ美味しい)。

すれ違いざまにヤンキーに肩をぶつけてしまっただけでフォーリンラブ。
好きな相手が男なのにやたら華奢でかわいく見えてしまうBL魔法。
どういうワケか女性的なあだなばかりつけられる登場人物達。
電車内で月曜からいちゃつくリーマンカップル。
なぜか道(主にゴミ捨て場)に落ちてるイケメン(特に酔っ払いが多い気がする)。
まだまだ続くBLあるあるにひたすら共感する私。
『BLあるあるボタン』的なモノがあったら連打したいぐらいあるあるでした。

そして、主人公がBLしないのに、周りはBLカプだらけなので、キュンキュンするシーンあり、思わず萌えてしまうシーンあり、BLを10冊ぐらい読んだような満足感まで得ることが出来ます。
4ページぐらいの短編がずっと続くのですが、お話とお話の間にキャラ紹介が載っていて、それがまたすっごく面白そうなんですよ!!
頼むからこのカプでスピンオフ(?)描いて欲しい!

あと、個人的にリクエストしたいのが、昔のBLあるある!!
番外編でいいから描いて欲しいです!
家に帰ったら何故か美形の石油王が居て、惚れられてしまう。
攻めはなぜか財閥の跡取りで大金持ち。
「肩パット入ってますか?」と聞きたくなるほど広い肩幅のスーツ。
つっこみたかった!!昔の私、つっこみたかった!!!
もしページが余ったら是非お願い致します。

さて、1巻ではなんとか自分の貞操は守りきることが出来た主人公でしたが、この先どうなるんでしょうね♪
顔の造りがぼんやりとした巨乳彼女を見事ゲットできるのか、ほだされて、BLの世界に堕ちるのか…。
どっちにしても面白いからまあいいや(笑)。
早く続きが読みたいです!!!

8

BLあるあるのネタ本www

まさにBLあるあるをネタにしている作品で、すごく面白かったです( ^ω^ )
どのシチュエーションで萌えるのかは人それぞれですが、私はどのカプ(未満も含めて)も あー分かるぅー!!って萌えました笑。

冷静に周りを見て、かなり的確なツッコミと妄想をする主人公は、各カプ達の世界でいわゆるモブ的立場です。私がその世界でなりたい立ち位置笑!!!

たまたまぶつかって始まる恋
俺しか知らないお前に気がつく恋
あだ名が引き金になる恋
幽霊との恋
女装男子に恋
自分以外カプの地獄宅飲み
…など、他にも色々ありますが、なんかどれも"あり"で、そうだったら嬉しなって思いました(^o^)/その続きが知りたい…そう思いながら妄想してます笑。

"1"なので続編ありですよね。続きが楽しみです。

8

シュールなんだけど笑える!BLあるある本。

私はpixivの方で読ませていただいていたのですが、まぁ本当に面白い〜!ので、単行本化を楽しみにしていました♪
描き下ろしが数編あります。

いわゆる『BLあるある』が詰まった作品です。
主人公はBL漫画の世界の住人…という設定。
彼の住む世界では日常がすべてBL。
友人と話していれば、敵意剥き出しのイケメンが友人を攫っていき、女子の話をしていればいつの間にか「抱ける男」の話にすり替わってしまう。
周囲の男子の名前がアオイ、マオ、ミサキと女子的で、森川のあだ名が「リカ」になる世界。
電車内でのエロ行為。
頻繁に道に落ちているイケメン…を何故か9割の男が自宅に連れ帰る。
ヤンキーとぶつかると、喧嘩ではなく恋が始まってしまう。

ヤンキー、道に落ちている人、幽霊…etc.
本来なら避けたいとんでもないシチュエーションが、この世界ではすべて“恋”に繋がっている!
そんなすべてがBLに繋がってしまう世界で、自分だけはBLしたくない主人公がいかにBL要素を回避するか、いかに自分をモブ化するか…工夫している様子がめちゃくちゃ面白い!
BLを研究し、「あるある」を逆手にとって回避していく主人公は、まさにBLを知り尽くしたモブのプロ。

いろいろな「あるある」や「小ネタ」が、無表情な主人公を語り手に、コミカルに、シュールに描かれています。
ある意味シニカルなんだけど、思わず「わかるわかるー!」とクスリとしてしまう♪

主人公弟の恋バナもよかった♡
主人公は自分や弟をモブ兄弟だと思っているみたいだけど、弟がBL側に陥落しました。
弟くん、黒髪イケメンだししゃーない。
しかも名前が『綾人』くんだなんて、名前からしてモブ感ゼロだよ。
…弟のことはもう諦めようか(笑)

さて、モブのプロ。モブ界のエース。
まだ名もなき主人公は無事BL世界を回避して生き抜いていけるのでしょうか。
(弟の名前が綾人じゃ、兄の方も期待出来る!)
続きが楽しみ♡

全131ページでコミックスとしてはお高め設定の800円。ちょっと割高では?と思いましたが、文字も多く読み応えがあり、体感としては200Pくらい読んだ感はありました。

17

あるあるが過ぎて、ヘドバンが止まらない‼︎

うははー。これは面白い!
BL界隈の「あるある」があり過ぎて、ヘッドバンギングが止まらない‼︎
そして、いくつかの「あるある」の出典を自分の所持してるBLで確認したくてたまらない‼︎
今すぐ分類したい‼︎ 面倒くさいけど‼︎
筆者はそれを私たちの代わりにやってくれている。

レビューにも何度か書いたと思う。すんごい共感するのは、そう。
イケメンどもがやたらと道に落ちている、ということ。
このシチュエーションのBLを何度読んだことか。
あり得ないシチュの筈だが、BLにおいては、よもや定型文である。
通学電車の車中、目の前で繰り広げられるリーマン同士の痴漢プレイ。
ウッカリ触ってしまった細腰に意識する同級生。
女子的な名前の多い友人たち。ミサキ、アオイ、ハルカ、etc…。
肩がぶつかっただけで、恋の予感なヤンキー。
モブ化した女子。あるいは、恋人たちの身内化する女子の扱い。
ここには、そのほか、BL界においての掟とも呼べる、数々のシチュをテキトーにツッコミを入れながら
網羅しているのだ。そして一例として、それぞれのエピソードにカップルを登場させてはいるが、
彼等のそれからは無い。読んでみたい‼︎
その欲を満たす為に、「ああ、コレって、アレだよねぇ。」と、結局自分の所持してるBLを再読したくなって、やっぱり探すことになる。ああ、楽しくも面倒くさい。

自身をモブだと信じて疑わない主人公は、BLの住人でありながら、その突発的な恋に落ちない様に、
用心をしている。何故ならフツーに女の子(巨乳)が好きだから‼︎
しかし、弟がどうやら恋に落ちてしまった…。この「一家の面汚しめ‼︎」(ヒドイ…。)
弟の恋は、巻末に収められ、シチュの説明のみに出て来るカップルたちとは違い、ちゃんとBL漫画にしてくれるという、サービス(⁈)っぷり。弟の恋が、定型通りに進むのも楽しみに見守りたい。
そして、多分、皮肉にも終始ツッコミ役として傍観者を気取っている主人公も結局は恋に落ちるんじゃ無いかという、ドキハラも抱えている。
すんでのところで回避してはいるが、まぁまぁ周りからは狙われて(⁈)いるのだ。
チラチラと視線を送ってくる同級生。弟の恋に当て馬登場している友人など。
そう、この世界には、恋に落ちるキッカケがいっぱい‼︎
とっても楽しみに続きを待っている♬

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