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早めにお召し上がりください

hayame ni omeshiagarikudasai

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表題作早めにお召し上がりください

久慈 正樹(39歳・教師)
棗(25歳・会社員)

同時収録作品世界を変えておくれよ

赤坂(エリートリーマン)
南(リーマン)

その他の収録作品

  • 早めにお召し上がりください(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

会社員の棗は、この十年ずっと片思いをしている。相手は教師の久慈。
中学時代、生徒だった頃から久慈に恋している棗は、
これまであの手この手でアタックし続けてきた。
その甲斐もあり、今では合鍵をもらって久慈の家に通うまでの関係に。
しかしそれ以上の進展はなく、いつまで経っても子供扱いのまま……。
こじれた片思いに終止符を打つべく、棗はある作戦を思いついて――?
表題作のほか、偏愛イケメン×底辺男子の欲望入り乱れる恋の駆け引きも収録♥

作品情報

作品名
早めにお召し上がりください
著者
上田にく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796413060
3.5

(45)

(5)

萌々

(18)

(21)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
160
評価数
45
平均
3.5 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数12

久慈先生、もっと早めに~(><)


表題作品が可愛かった!
教師と元生徒のお話。

受の元生徒、棗くんがとにかく一途で健気で押せ押せで可愛い。
それに対して、久慈先生がなかなか踏ん切りがつかなくて…
まぁね、元生徒だし…いろいろ思うところはあるのかもしれないけど…

居酒屋で酔ったときの久慈先生の本音というか、心のうちを聞いて、キュンとなりました。
久慈先生~(.› ‹.)♡

でも、そんな踏ん切りがつかない久慈先生にとうとう棗くんが暴走?をしてしまうわけです。
それで、やっと先生が動いてくれるんですよ。

最後は、棗くん良かったね~。って、感じです。けど、久慈先生、もうちょっと早めに踏ん切りつけようよー

3

消費期限ギリだったかもね~

上田にく先生の作家買いです!
やっぱりね、ちょっとだけ受けちゃんがふんわりと浮世離れしてる感じなんです。

【早めにお召し上がりください】
今回の棗くんも少しだけ、そんな感じです。
棗くん、ずっと片想い。中学時代の教師の久慈とは、棗くんが好き好き言いながら10年間も好きで居続けていまして。

シンプルに自分で、置き換えるとスゴいと思うのです。
合鍵もらって、一緒に食べるごはんを作ったり、自分のスケジュールを報告したり。こんなに近くにいて、一番長く過ごしているんですよ。
なのに~久慈は、一向に気持ちにも応えない。でも、棗を振りもしない。
ちょっとひどい。焦れすぎる棗が、迫ってもかわされ。

ぐるぐる考えた棗は、とうとう(処女だから手を出さない?)なんて考えに至ります。
でも、棗は真面目な子。処女の捨て方をどうしようか迷うんですよ。
同期の都築と体験しちゃおうとしますが、結局は心配した久慈が引き留めて。

都築が、二人の関係の可笑しさを指摘して、やっと念願の初夜!
やっぱりね、教師と生徒からのスタートだから久慈にとっては棗は聖域なんですね~
大人を長くしている分、臆病になるよね!

とりあえず、優しく、棗は久慈とセックスすることが出来てよかった❗
今までの分も可愛がってもらって欲しい…

にく先生の受けちゃんは本当に、不思議可愛い❤️

【世界を変えておくれよ】
会社の同期の南と赤坂のお話。

会社が倒産して、全く内情に疎かった南は再就職活動を全くしていずに困惑。

そんな時に同期の赤坂からもらった宝くじが高額当選しちゃうんです❗赤坂は南にあげる換わりに、一緒に温泉旅行に誘うんですね。
ところが旅先で、赤坂の恋心を告白されて。

ここから、じゃれるみたいな当選金減額されたくなければ赤坂の云うことを聞けみたいな流れになるんですよ。

むきになって抵抗する南が、可愛い。赤坂が、好きになっちゃうのがわかるかも。
構いたくなるタイプ。

ちょっとエロいこともされちゃった南の抵抗は、まだ続きそうですが、なんだかんだ赤坂の押しの強さに南が絆されそう。

【描き下ろし 早めにお召し上がりください2P】

付き合い始めた久慈と棗の幸せ報告。恩人になってしまった都築がちゃんとラブラブ報告を受けている…
都築も幸せになると良いな


1

違うタイプのコミカル2作品、同時収録をもっと見たい。

表題作+描き下ろし他1作品、教師×元生徒、リーマン同期の2CP。

どちらもコミカルですが、表題作は片想い10年のせつなさありです。
リーマンは嫌いなデキル同期に、気付けば遊ばれ転がされているまさかの展開で、
その様子がかなり笑えるだけでなく、そんなおバカで意地っ張りな同期がカワイイ作品。
クスッとして癒されたい時に読みたくなるステキな一冊です。


★早めにお召し上がりください★
一途な10年愛…本当はかなりせつない10年の片想いなんですが、
キャラがほのぼのしているので、ウッカリ忘れてしまいそうになるコミカルさ。
この作品にはイヤな人がいないのもスゴイ。

中高一貫学校に通う中3の棗、好奇心から一人夜遊びに出掛け、知らずに迷い込んだゲイタウン。
教師の久慈に見つかったことが切っ掛けで、棗の10年片想いが始まる。
生徒が教師に恋をして告白し続け…教師は教え子を恋愛対象としてみない関係。
卒業、成人、就職して社会人になれば、いつかは好きになってくれるかもと、
朝ご飯を作りに来たり、毎週末は久慈の家で過ごし、アタックし続けるも相手にされない棗。

久慈に嫌われていない事は確かで、少しは気に掛けてくれていると感じている棗、
どこかで頑なになっている久慈に気付いているからこそ、もう一押しすればと考え、
なんとか現状を変えようと、勝手に処女の自分が重いのかもと、同僚に相手をお願いしてしまう…。

久慈の気持ちは棗が感づいている通りで、仕事帰りにゲイタウンで遊んでいるような人間…
というところから棗を見てきた久慈。
かわいい教え子という気持ちから、時間と共に成長しても変わらず思いをぶつけてくる棗に対して、
それ以上の気持ちがありながらも、こちらの世界に引き込んではいけないという想いが根底にある。

酔って初めて本音を吐いた久慈が、恋心を拗らせた臆病なオジサンという感じで、
なんだかキュンとしてしまった…これは余程のことがない限り、踏み出せないレベル。
棗が当たり前にいた10年、押してダメなら引いてみな…ですね。

危うく処女喪失作戦が成功するところ、変装して後をつけた時点で久慈は棗に気持ちがあるハズ。
同僚がいい人で本当よかった…お悩み解決相談のシーン、ツッコミと間が最高。
この雰囲気が、作品のほのぼの感を引き立てているんでしょうね…ずっとニヤニヤでした。

追っかけた方も、追いかけられた方も、どちらもよく持ちましたね…棗の粘り勝ち!
踏み込んだ久慈の言葉が心に響く、もう逃がしてやれない…。
キスも初めてと知った久慈の反応がリアルでいい。読後は棗のキャラ勝ちという印象が強い作品でした。
最後まで強かでポジティブな棗に安心してしまった…。

★世界を変えておくれよ★
倒産したブラック企業会社リーマン同期の、デキル赤坂と底辺の南。
毛嫌いする赤坂から貰った宝くじで300万が当たり、なぜか一緒に温泉旅行の二人。
旅館に到着し、ひょんなことから赤坂が南を好きであることがバレてしまう。
そのせいで一緒に温泉も入れず、態度が悪い南に対して赤坂が反撃。

暴言を吐いて態度が悪いと、減額される宝くじの300万円…気付けば0円になり、
赤坂にイイことをすれば増額されるシステムへ…このやりとりが面白かった!
旅館の畳に敷いた2枚の布団の上で、やらしいことをする訳でなく、ふざけたやり取りが最高。
何度も読み返して笑ってしまった…。

赤坂は南が自分に向ける負のオーラに惚れたそうで、人殺しの目と言われている南の顔が良かった。
キスされて勃ってしまった南、洗面台の鏡の前ではだけた浴衣の南を後ろから手でイカせる赤坂。
H場面はこれだけですが、ギャグよりのコミカル展開からのこのエロ。
画はかわいいタッチですが、しっかり表情がエロくてカットがいい、ほんとお上手です。

最後まで面白いやりとりの二人、もっとこの二人を見ていたい…
是非カップルになるまで見せて欲しい作品。
上田先生の描くキャラって何か愛着が湧くんですよね、会話のワードセンスとテンポも大好きです。

※Renta:修正は白いトーンと短冊。

0

もだもだ

先生のもだもだが可愛かったです。受けくんも天然で面白可愛かったです。
エッチは最後に1回ありますが、標準よりも少なめかな?とも思いました。
可愛いですが。


表題作とあと、宝くじに当たっちゃうお話。(現実的な300万)
「世界を変えておくれよ」が2話入っております。
こちらは、抜いて終わりの可愛い?若干性癖拗らせている攻めのお話でした。
ギャグ要素強めで面白かったです。





紙本購入
修正は白短冊ですが、薄いトーンなのでエロくないです。

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キャラが独特で楽しい作品

作者さんのラブコメが好きで作者買いです。
表題作は大人(先生)✕少年(生徒)で大人側が年齢差を気にして手を出せない…というよくある設定。受けが微妙にズレた感性の子で独特、その受けに先生が振り回されてるのが面白かったです。よくある設定、展開も割とありそうな感じなのに受けのキャラの独特さでとても楽しくよめました。

もう一つの短編は、受け攻め共になかなかイイ性格していて、やっぱり独特の雰囲気。こちらも楽しかったです。

ただ、表題作も短編も、若干半端に終わってる気がして、もうひと押し、もう1話あったらもっとテンション上がりそうと思ってしまいました。それもこれも、きっと作品のポテンシャルが高いからだと思います。それぞれ1冊で読みたくなる作品でした。

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