Renta！限定版
職業、ヒモ。 ―――だけど、かなり純情です。
初恋を拗らせたダメ男の純情な恋心(；///；)
あづみつなさんの作品に出てくるクズはどこか憎めないところがありますね。
今作のクズ(受け)は萌え要素が多くてキュンキュンしっぱなしでした(∩´///`∩)
ヒモで生計を立ててクズといえばクズなんですけど、
純情クズというのか、健気クズというのか。
本命童貞で初恋を拗らせてるのが切なキュンなのですよ！
攻めはマジメさゆえの無自覚執着っぽい…？
関係が深まるにつれ番犬化するのが最高でした(∩´///`∩)
こういうの大ッッッッ好きです！！！
ストーリーに引っかかりがないとは言えませんが、
個人的には萌えに刺さる要素が多くて神評価です(；///；)
さてさて。
あらすじにもあるように、ヒモで生活している小林(受け)は寄生先から追い出され、新たな飼い主を見つけようと合コンに参加します。そこで再会したのは初恋相手だった長谷川(攻め)。長谷川は昔から厄介な女に目を付けられがちで、その合コンでも悪い噂の絶えない女にロックオンされていてーーーと始まります。
小林視点の学生時代の回想からキュンキュンします。
長谷川に片思いし遠くから眺めているだけの初恋の描写にニヨニヨ♡
高校時代は言葉を交わすこともなく"一方的に見てるだけ"の恋でした。
しかし大学に入ってから形が歪になってしまうのですね。
長谷川はなぜか厄介な女ばかり寄せ付けるようで、見ている小林はハラハラ。
どうにかして助けようと苦肉の策で、長谷川に群がる女に声をかけて自分へ意識を向かせるようにする。
端から見れば女を片っ端から奪っていく男にしか見えない状態で、
当然長谷川からは嫌われてしまうという本末転倒な事案発生しちゃうのですよー(；ω；)
で、嫌われてた初恋相手と再会して、酔った勢いで「最初で最後」「一回きり」と心に刻みながらセックスをする。
こういう思考になっちゃうシチュに弱いので、1話目からうわぁぁぁ(；///；)ってなりました。
でも酔ってた長谷川は翌朝記憶が無かったのですね。
長谷川の記憶に自分を刻めなかったショックも有り、弱みにつけ込んでヒモに収まる。
(うん。このあたりがさすがダメ男だわｗ)
一緒に生活できるようになってドキドキ浮かれる小林がとっても可愛いですヾ(*´∀｀*)ﾉ
そんなこんなで展開するんですが、
小林の"初恋を拗らせた好き"がとにかく萌えに刺さりまくりでした。
ヒモとしてセックスのお誘いするくせに、
それに長谷川がのっかってエッチしたら涙ボロッと零すのとかも～～～～(；///；)
セックスできて嬉しいはずなのに心が伴わない行為が辛くなるのが切ない…。
小林の中に『長谷川に嫌われてた過去』と『好かれるわけがない』という感情が大前提にあって、
愛され下手というのか、臆病というのか、どんどんネガティブに拗らせちゃう。
だから長谷川との会話が噛み合わなくてすれ違っていくという…。
読み手としては長谷川から小林への愛情も感じるのでもどかしくてもどかしくて。
紆余曲折が焦れったいだけにラストは萌えが爆発しました(∩´///`∩)
描き下ろしでは恋人になった後日談が描かれています。
長谷川が番犬化しててモブ当て馬にキレて牽制するのめっちゃ好き！萌える！
しっかし小林はなんでヒモをやってたんだろう？
有名大学出てて頭も良いハズなのに…と疑問点が多少残るのだけが残念かな。
あとノンケの葛藤が気になる方はちょっと合わないかもです；
気持ちを維持でも隠そうとするの可愛すぎぃ
高校時代から長谷川に恋している小林は
真面目で純朴な長谷川が質の悪い女にばかり好かれるのが気になり
危機感も何もない長谷川かをタチワル女から守るために
長谷川に言い寄るダメ系の女に声をかけ逆に自分に落としてきた。
高校・大学とそれを繰り返したことで
長谷川から自分がよく思われていないとは思いつつも
続ける小林健気~！！！！
あくまでも小林は「ダメ男」であって「クズ男」では無いです♪
なんたって長谷川に対しては純情ですから♡
「家事をしたらヒモではなく主夫」と言うポリシー（？）が
アホっぽさ満載で可愛かったです（笑）
でも、上手いこと長谷川の家に居候できることになったら
料理は無理だけど掃除洗濯はしちゃうの・・・。ｶﾜｲｲ
切ない…
本来ならこういう行為を行うのは圧倒的に攻めが多いですが、今回は受けだった事に驚くと同時に全く嫌悪感も無くとても切ないお話だと思いました。
余りにも女運の無い長谷川が滑稽に思えてしまい、彼を守ろうと捨て身になって動く小林が周りから浮いて行く様子に気の毒になって切なくなるのです。
偶然の出会いから再び長谷川を守ろうとしたキッカケから、2人の間に変化が訪れます。
どんな風に思われようと一緒にいる事を喜ぶ小林が、可哀想でそこに萌えました。
過去の男が現れた事で、思わぬ長谷川の独占欲が垣間見えるシーンにギュンと来ます。
2人の関係の進み方にも違和感が無くて、こちらの作品に出会えて良かったです。
あずみつな先生の作品は初めて読みました。他にも気になる作品があるので、機会が有れば読みたいと思いました。
健気でドクズな拗らせチャラ男♡
属性がありすぎる！
またもや作者買いです。あずみつな先生が好きすぎてくるしい。
今作は攻くんのことが大好きな健気ドクズ、職業ヒモ(でも序盤で捨てられて一旦無職になる)なコバヤシくんと、学生時代コバヤシくんに彼女をNTR？まくった真面目なイケメン、ハセガワくんのお話。
ストーリー自体は「こうなるんでしょ？そうだろうよ！」なあるある展開なんですが、それでも萌をくれるのが！あずみつな先生です！あるあるネタでもしっかり萌を盛り込んでくださるのでストーリーに無理がなくて良い。
ハセガワくんはスパダリ気質なのにニブイというギャップがよい。礼儀正しい常識人っぽいのに意外と嫉妬深くて沸点低そうなとこもいい。一方のコバヤシくんは、トコ上手？だけどヒモのくせに料理も掃除もできないガサツさがいい(取り柄顔だけだもんとか言っちゃう系男子)。とにかくキャラの性格バランスが最高なんです。あとエッチになると受がドチャクソ可愛いのもあずみつな先生の必殺技です。ごちそうさまです！
ダメ男の拗らせた片想い
一冊まるまる表題作+描き下ろし。
作家買いですが、個人的に当たり外れのある作家さんです。
ダメ男の拗らせた片想いにハマれば、きゅんきゅんすると思います。
純愛ダメ男受けよりも、マジメ執着攻めの方がまだ好み…ほぼダメ男の話なので萌え足りずでした。
この作品は拗らせた片想い…これに尽きます。
高校、大学の同級生の二人…マジメくんの長谷川はリーマン、ダメ男の小林はヒモ。
ヒモを解雇された小林が、新しい寄生先を求めて参加した合コンで長谷川と再会。
ノンケへの初恋を拗らせた小林が、酔った長谷川を襲い受け…
目覚めると記憶のない長谷川につけ入り、長谷川とのヒモ生活が始まる。
昔からタチの悪い女に狙われやすいマジメくん長谷川を、
小林が横取りする形で長谷川を守ってきた過去…
もちろん小林以外は事情を知らないので、周囲からみれば女癖の悪い男としか見られない。
自分の身を削ってでも好きな人を守りたいと、小林は健気の塊りなんですが、
大学卒業後にヒモ生活をしていたのは、何故なのか？
長谷川を守るためにタチの悪い女と付き合い続けた後遺症？う～～ん謎…。
マジメくんの長谷川、騙されている事に気付けないマジメっていい人認定なのか？
小林と離れていた間は誰にも騙されなかったのか？色々気になるぼんやり設定なんですよね…。
ほぼ、受け視線での展開なので、長谷川情報がもっと欲しかったです。
それでも評価が萌えなのは、嫉妬とすれ違い、せつなさ描写の上手さ。
元カレに嫉妬する長谷川と、本当の気持ちがバレるのを恐れ姿を消す小林…再会の告白にグッときた。
やっぱり執着攻めが好みなんですよね～ふふふ。
拗らせた長年の片想いが成就した小林ですが、
見方を変えれば、結局はタチの悪いネコに捕まったマジメくん長谷川かな？
それでも、小林は長谷川を守って大事にしてくれるハズ…
そして、長谷川は執着マジメくんの本気の見せどころですね。
カバー下の4コマ漫画、長谷川の為に色々ガンバル小林ですが、最後は尽くされている…
大事にされて幸せそうな小林がカワイイです。
※シーモア：修正は白抜きですが、ほぼ見えない描写。シチュエーションがエロくていいです。
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