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「…俺の10年以上の好きだよ」
あずみつな先生はどんな設定でも、例えキャラのビジュアルが苦手(メガネ)でも、とりあえず作者買いしてます!
先生の受ちゃんは自分大好きチョロイン多め。一方の攻くんはクズだったりイケメンだったり・・・今作では受ちゃんのことが大好きなちょっと重めのスパダリです♡
ストーリーとしては、学生時代からのライバル(というか受ちゃん=ふみが一方的にライバル認定してる)で親友?な二人が、アナウンサーになって別局で働いている中、攻くん=慎一が不倫疑惑で週刊誌に載ってしまい、追われているところを受ちゃんのおうちに転がり込む、というもの。
はからずも同棲生活が始まり、慎一のことを心配しつつもQOL爆上がりだし、なんでもできちゃう旧友から頼られて気持ちいいしで、ちょっと嬉しそうなふみ。
要所要所で慎一の要望が溢れて距離感バグってるんですが、そうとは気づかず『落ち込んでるんだな・・・』と受け入れるふみ。
チョロ可愛いすぎるだろ・・・
アラサー男子だぞ?_(:3 」∠)_尊
不倫騒動が解決した後もガンガン攻めよう!モードなんですが、気づかないふみ。だが、俳優にケンカ売るのはやりすぎだ!慎一落ち着いて!!(心の叫び
そこからなんやかんやあって(結果、横山さんグッジョブか?)、慎一の一世一代の告白シーンにたどり着くわけですが・・・慎一はスパダリみがあるし策士っぽいのにふみにたいして不器用なとこがたまらないです。計画的ではなく溢れてしまう感じの告白。とても良い_(:3 」∠)_
くっつくまでが長いので、えっちはほんの少しなんですが、慎一にぎゅ〜っと抱きついて抱かれるふみがめちゃくちゃに可愛いです♡
4.5くらいですが、贔屓も含めて神評価で!
あずみ先生のチョロ受けはどうしてこうも可愛いのか!!
隠れ激重世話焼き沖と鈍感も鈍感なふみの仮同棲が可愛くて可愛くて!
距離感バグってる友情以上時代から得られる栄養素~
高校時代、アナウンサーになってからも敵わなくて、内心と沖の前だけメラメラなの可愛い!!
慈愛たっぷりな沖がこれまた良かったです!!
気持ちが通じあって良かったね、良かったね~という気持ちになり、
えっちシーンがこれまたツボでした!!
擬音使いにより、どんどん激しくなってくのがじわじわ伝わってくる……
沖の積年の想いを感じちゃいました!!
2人のやりとりが可愛くて、わきゃわきゃにほっこりでした!!
アイドルや俳優ではなくてアナウンサー同士のBLって初めて読みました!時間の制限やマネージャーの有無、プライベートの制限が芸能人に比べて少ないけど、何かあったときは芸能人並みに人からの視線や言葉にさらされる、そして芸能人以上に1度作り上げたキャラクターを崩すことが難しそうな印象を受けました。
だからこそ表と裏でキャラクターを使い分け、裏の顔を昔から共有している2人のお互い気を許している空気感が良かった…
何より慎一はふみに好きの気持ちがバレないようになんとか堪えてたけど、ふみにとっても慎一は間違いなく必要不可欠(恋愛以上に人として)なのがものすごく伝わってくるから、読者視点としては大変もどかしい…
最終的になんとか甘えようと下手くそながらに頑張るふみをも見ることができて大大大満足です!!可愛かった!!
え、ええぇ〜〜… なにこれすごくかわいかった…
「友人のことが好きすぎてどうしようもないのに相手が鈍すぎる」
なんてタイトルの本を攻めが出せそうなくらい、受けのふみこと鮎川が鈍感で面白かったです。自己愛強めでポジティブなところもなんだか憎めないかわいいやつで好きでした。
好意を隠す気がない攻めに気付かない受けの鈍感力の強さが上手く噛み合っていてなんとも愉快なんですよ。
毒気のない平和な世界で「なんで付き合ってないの?」状態の距離感がおかしい2人を読みたい方はぜひ。
240P超の厚みで大人の友達以上恋愛未満のもだもだがじっくりと楽しめるうれしい1冊です。
TV放送局違いの人気アナウンサーであり、学生時代からの友人関係でもある2人のお話なのですが、メインとなるのは攻めの慎一郎のどでかい片想いがなかなか実らないもどかしさ。
受け視点で始まる物語だというのに、過去の回想と現在を見れば、どこからどう見ても攻めは受けのことが好きだと丸分かりなんです。
そう、読み手は全てを知っているわけです。
学生時代はライバルでもあり親友のような関係性だったけれど、それ以降は若干疎遠になっていた2人。
あることをきっかけに同居することになり、そんな中で繰り広げられるBL七不思議のひとつ「噛み合わなさがなぜか上手い具合にすれ違って別方向でカチッと噛み合ってしまう」図が焦ったくも楽しくって!
慎一郎は要所要所で読み手から見れば堂々と好きアピールをしてはいるものの、心地良い親友関係である今を崩すほどドンとは行けないタイプなんです。
他のことはサクッと出来てしまいそうなのに、対ふみとなるとヘタレててんでだめなのがちょっとかわいいなと思ってしまいました…
本当は頭からぺろっと食べたい肉食なのだろうけれど、食べすぎてしまうから我慢をして草食なふりをしているような…かわいかったです。
2人のオンオフの差もすごく良かったなあ。
ふみの家で同居をする2人の雰囲気が長年知っている間柄だからこその絶妙な茶の間感があって好き。ずっとかわいいんですよね。
なんでこんなバグった距離感なのに付き合ってないの?を生暖かく見守り楽しく追いかけながら、時に焦れてごろごろ転がり、ふっと降りてきた甘みの訪れに両手を挙げて万歳したくなるような、とってもかわいくて最高に初心な恋のお話でした。
終始ほのぼのとした気持ちで読める良い暖かさがありますよ。