電子限定特典付き
ワンコBLです!
前情報なしで読んでいたので、想像と違うワンコでしたが。
ストーリーが面白いし、エロエロです。1話1エロです。
あまりネタバレしないで読んだ方が面白いです。少しファンタジー入るので、ファンタジー苦手でなければ地雷情報必要なことはないはず。
紙本の方はカバー裏がネタバレなので、読み終わった後に見ることをオススメします。
紙本購入
修正は、少し見える白斜線沢山です。(エロ多いので白抜きじゃないとこがオススメ)
よくある記憶喪失から始まり
記憶失う前の自分よりめっちゃ性格が良くなる(あるある)だと思ったらちょっとずつすごい展開になっていき…。あずみつな先生らしい展開へ♡毎回お話作るのがお上手でこの作品もかなりよかったです!!
2人の正体はじっくり読んで知ってほしい
記憶喪失になって目覚めた忍と、献身的に世話をしてくれていた睦。
入院中突然豹変して睦に襲われて、何がなんだかわからない忍。
自分はどんな人間だったのか?全く記憶のない忍。
退院してからも睦とのエロい生活。
このままエロエロ生活な感じとか儚い片思いとかで進むのかな?と思ってましたが
予想外の展開でした!ほんとに予想外!
記憶喪失になる前と後の忍は、天使と悪魔なぐらい違うんですが、悪魔な忍のツンデレがめっちゃ可愛いくて好きです。
忠犬くんの睦も最初はクズかな?と思ってたんですが
料理上手いし生活力あるし、イイ奴でした。
全部読み終えてから第一話を読み返すと、「あー、そういうことか」と思うところがありました。
エロ要素多めだけどラブコメで、予想外の展開で面白かったです。
面白かったーッ!ヾ(*´∀`*)ノ
うーん、この面白さはなんと表現すれば…???
って感じだったんですけど帯に『味変主従BL』とあって
すごく納得しました。そうそう、この感覚はまさに味変w
冒頭(試し読み)の部分がベースとして、
アレをちょい足し「あー、なるほど。そっちね!」
コレをちょい足し「おー、そう来たかーーー!!」
最後の〆はコレ!「うむ♡♡良き良き(∩´///`∩)萌萌」
印象が二転三転とも言えるんですが、
話が進むにつれ属性が加えられていく感覚もありました。
個人的には最初の一口目の美味さと、
やっぱりコレだよね~♡という〆の美味さが大好き!
それ以外の中間期も前後の味を際立たせる形になっていて良かったです。
また率直な感想として、
この作品はあずみつな流の甘愛憎執着劇だったなぁ…と。
攻めも受けも自分の感情に鈍感すぎて萌えました(∩´///`∩)
レビューが難しいな…。
感想書こうとするとネタバレが混ざってしまう;
味変を楽しみたい方はネタバレ無しのまま是非~!!
※※以下、ネタバレ混ざった感想注意※※
受け:忍。記憶喪失になった美青年。
柔らかな癒やしオーラは天使のよう。
接した者を全員「はわわ~♡」とさせてしまう威力。
攻め:陸。忍を献身的に支える青年。
自称(?)忍の甥っ子で唯一の身内と名乗る。
冒頭は心の底から忍を心配していた様子が窺えます。
しかしあるキッカケでスイッチが入ったように
優しかった陸が豹変し、ヤンデレを思わせる雰囲気に…。
退院後の忍を"飼う"と表現し、調教のようなシーンも…。
と同時に、衣食住の世話はせっせと陸が尽くしています。
記憶が無い忍はわけがわからずついていけません。
わかるのは忍が陸を虐げていたらしいということ。
そして陸から憎まれているということです。
そんな不安定な日々の中で時々記憶の糸がチラ見えし、
昔の忍を知っている人物が接触してきてーーーと展開します。
記憶のない忍視点で展開するので
読み手としても「???」がいっぱい(ФωФ;)
チラ見えする記憶の忍はガラが悪く、
鎖を握るのは忍で、足蹴にされて首輪してるのは陸!?
なかなかの暴君っぷりを発揮し収入源はギャンブル!?
儚げ癒やしオーラの忍とは似ても似つかない雰囲気にドキドキハラハラ。
そして陸は忍への憎さを隠そうしない割に
めっっっっちゃ執着して匂いを辿って追いかける。
ゴリッゴリの中出しセッ…でしっかりマーキング。
この小出しにされる情報がどう繋がっていくんだろうドキドキワクワク。
はい、そこに「記憶」という味変投入!ドバッ!
一気に雰囲気が変わったーーーーーッヾ(*´∀`*)ノ
個人的に女王様系の暴君受けは好みじゃないので
記憶のチラ見せ段階でどうかなぁ…と不安視してたら…。
良いよ!良いよ!こっちの忍も好きヾ(*´∀`*)ノ
というか記憶をなくした原因がめっちゃ萌える!!!!
無自覚ツンデレを思わせる忍がめっちゃかわいいです♪
そしてタイトルに忠犬と書かれている陸の正体。
こちらもすごく可愛かったーーーーッ!!!!
忍に人生狂わされた、逃げてやる、と思いながらも
ほだされて芽生えていく執着ラブ…///これは萌える…///
そんなこんなで無自覚×無自覚が
記憶を無くして遠回りして辿り着く答えね!!(∩´///`∩)
ここまでに味を足して足してきたので奥行きが味わい深い。
なんだかんだと繰り返しながらも離れない忍と陸ですが、
恋愛感情とはちょっと違う感じなんですよね…(ФωФ?)
(忍と陸の生の在り方が特殊だからかもしれないけど)
無自覚ゆえに恋愛の概念が抜けて愛憎執着に変換されてるっぽくも見えて。
この曖昧さも良かったんですが、描き下ろし!!
最後の〆はやっぱりこれよね~~~!!
はぁ~~~美味かった。お腹いっぱい。
味変主従BL最後の最後までとっても美味しく頂きました(*´∀`*人)
初読みの作家さまですが、帯の「俺以外に喰われたらぶっ殺してやる」の文句につられてお買い上げ。
表紙の黒髪の彼・忍の視点で始まるストーリーです。
忍は病院で目が覚める。
記憶を失い自分が誰かもわからず混乱するが、そんな自分に寄り添って見守ってくれている青年がいた。睦と名乗るその青年が言うには忍は階段から落ちて3日間も目が覚めなかったのだという。
そして睦は忍の甥。血の繋がりはないけれど、家族として過ごしてきた。
そう言い、献身的に忍の看病にあたっている。感謝しかない忍だったが、睦の項に見つけた「印」に触れた途端、今までの素直で献身的だった様から一転、睦は忍を抱きつぶし…?
というお話。
なぜ忍は記憶喪失になってしまったのか。
忍と睦の本当の関係は。
その辺りを軸に進むストーリーです。
序盤、忍を無理に抱きつぶす睦に若干の不快感を感じつつ読み始めましたが、ああ、そういう展開なのか―!とびっくりしました。
忍が時々見る夢や既視感から、読者も忍と共に二人の関係や睦と忍の本当の姿が分かってくる。序盤儚げに見えた忍の睦に無理やり快楽を引きずりだされるさまがとてもエッチで良いのですが、これが後半に向けて見えてくる忍の本当の姿は、序盤の薄幸青年のエロさが霞むほど。とってもエロいです。
エロ度はかなり高い作品なのですが、エロに終始していない点も素晴らしかった。
睦の、忍への想い。
そして、忍が睦を想う愛情の深さ。
序盤、睦が忍のもとから離れられないのだと思って読んでいましたが、いやいや。忍ちゃんが、俺さまで傲慢な忍ちゃんがとっても可愛いです。
素直に自分の感情を吐露できなかった二人が、少しずつ想いを重ねていく。
ツンデレ、ヤンデレ、そういった言葉では言い表せられないほどの、深い想いと感情にめちゃめちゃ萌えました。