邪魔なもの全部忘れて、僕の傍にずっといればいい――

耽溺モラトリアム

tandeki moratorium

耽溺モラトリアム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
34
評価数
11
平均
3.3 / 5
神率
18.2%
著者
爺太 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
Dariaコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784866572758

あらすじ

過去に精神的な傷を負い、周りと距離を置いて過ごしている吾希。
ある日、人の良い青年・正美をカツアゲから助けたことで、交流を持つようになる。
ありのままの自分を受け入れ、話を聞いてくれる正美。彼に安心しきった吾希は、次第に心を開いていく。
しかし、親に殴られた吾希が正美の家に逃げ込むと、彼はその姿を見て豹変。

「慰めてあげる」と身体に手を這わされ――!?

表題作耽溺モラトリアム

響 正美 ピアノ講師
島広 吾希 高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし漫画
  • カバー下:イラスト

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レビュー投稿数3

歪なものが 彼等らしさ

最後までどうなるかが分からないドキドキ感がたまらない、凄く面白い作品でした!!
歪なものに惹かれるので、そこがいい!!
正しい道に進む、というよりも、迷って悩んでたどり着いた道だから大切にしたい、という印象です( ◠‿◠ )2人らしいラストですごく良かったです!

孤独の恐怖と執着は、恐ろしいですね。そこがまた人間の魅力。境遇は違うのに、吾季くんと正美さんは凄く似ています。受け止め方や感じ方が最初は同じで互いに依存していきますが、駒木という教師との出会いで吾季くんに変化が訪れます。駒木さんがキーパーソンです。ぜひ駒木さんのスピンオフ見たい(彼は異性に恋しそうなのでBLにはならないかな笑!?)!!

"吾季くんを好きでいる"自分に酔って、寂しさをただ埋めるだけのような存在にしていたことを指摘され、自覚し、塞ぎ込む正美さん。その感情が物凄く共感しました。そして、それをも許し、さらに先を見据えて共に生きる事を選ぶ吾季くんの姿に、光を感じました。"この気持ちが好きって気持ちじゃないなら もうこれ以上があるとは思えない"そう吾季くんに伝える正美さんの言葉に、グッときました。

タイトルの耽溺モラトリアム、凄く素敵でいいですよね!
二人は出会わなければ、一生現状を打破できなかったと思うので、二人の出会いがまさに互いを幸せにしてるなって思います。
一方向からの見方で物事を見ず、ハッとさせられる作品でした。文句なしの、神作品です!!

2

タイトルと表紙がいいです。

ステキなタイトルと、美しいイケメン二人の表紙に惹かれて電子購入しました。

両親との確執を拗らせた者同士、ピアノ講師とDKのシリアスダーク作品ですが、
それほど病み感は引きずらずにサッパリした展開で読みやすかったです。
攻めはヤンデレという程ではなく、ヘタレ?ダメ男?
依存する攻めとの関係に取り込まれず、受けが成長していく姿がステキでした。

教育熱心な両親の期待に応えらえず、確執からグレたDK吾希ですがヤンキーではない。
ひょんな事で知り合ったピアノ講師の正美も、思春期に同じような環境で育ち、
拗れた感情を抱えたまま大人になった、似た者同士の二人。

親と喧嘩をして飛び出した吾希が正美の家に行くと、薬で動けない状態にされ襲われてしまう。
過去の自分が重なり感情の抑制が効かなかった、本当は力になりたかったと土下座する正美を、
吾希は許して時間を置いて関わり続けていく…。

二人共、親の期待に応えられなかったことで、見放された想いがあり、
愛という感情ではなく、自分の居場所を求めて彷徨う、承認欲求の強さを感じます。
リアルタイムで両親との確執に葛藤している吾希と、
確執を解消できないまま両親を亡くして大人になった正美。

吾希をきちんとした大人として導こうとする、担任の駒木の存在が貴重でした。
親との確執や現実に向き合おうとする吾希に対し、
吾希に見放されることを恐れて、自分以外を信用させないようにする正美。

正美の過去を知った吾希が、自分を求めるのは正美の愛ではなくて依存と気付き、
向き合える両親が自分にはいると、気付ける吾希がカッコイイ。
感情の摩擦による行き違いがあるとしても、父親の狭量さが幼く感じる場面…
両親との対峙で大きく成長した吾希が、またまたカッコよかったです。

逃げ場を必要としなくなった時に、自分の本当の感情が解る…吾希が前進する力の元は正美でした。
ニュートラルな状態で正美と向き合う為に動いたことが解ると、想いの強さがリアルです。
依存でなく愛情だと確信した吾希に、依存する正美でもいいと求められてやっと自分と向き合える。
この場面がけっこう好きです。
自分は相手の足を引っ張ることしかできないと、正美は自覚していたんですね…
自分の弱さに目をむけることができれば、そこから前進できます。

途中、吾希に距離を取られて、ヤンデレに走らずパワーダウンしたのが、個人的には可愛かったです。
ヤンデレ攻めでなく、執着溺愛攻めの正美の方がステキ。
成人した大学生の吾希と嫉妬する正美の、幸せそうなラストシーンが良かった。

※シーモア:修正は白抜きです。

1

手放せない共依存

家に居場所がない男子高生・吾希と、吾希に居場所を与えようとするピアノ講師・正美のお話。

親との確執で拠所を求める吾希に、
優しく接しすべて受け入れ優しく包み込む正美。

吾希の事を考えてくれているかと思いきや…
親身な教師の説得で両親との対話をちゃんとしようと考える吾希に
「まだ早い」と止める正美。
正美もまた、過去の親との事で孤独のようなものを感じていて
吾希に寄り添う事で自分の拠り所としていた事がわかる。

「吾希の幸せ」ではなく「自分から離れていかない吾希」を求める正美と、
それに気づいてしまった吾希が切なかったっっっ!!

共依存のような関係だけど
それを元に一歩踏み出す吾希の頑張りは頼もしかったです。

1

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