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サンタマリア・ハートランド

santamaria heartland

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表題作サンタマリア・ハートランド

オリヴィエ・カーライル
元従者、軍人
リヨン・ハートランド
亡国の王子、現在は軍人

その他の収録作品

  • 祭りのあとに(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト、あとがき

あらすじ

某軍事国家サンタマリア・ハートランド。
そこに暮らす、軍人・オリヴィエにとってリヨンは、幼なじみで、同僚で、
好きになってはいけない相手――。

なぜならリヨンはこの国の元王子で、オリヴィエは彼に仕える騎士だったから。
しかしリヨンには幼少期の記憶がなく、その事実を知らずに、オリヴィエへ熱い視線を向けてくる。
忠誠心と恋心の間で揺れながらも、必死で気持ちを抑えるオリヴィエだったが――。

お前の苦しみは俺が背負うから、どうか幸せに。

作品情報

作品名
サンタマリア・ハートランド
著者
鳥生莉世 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
ISBN
9784829686256
3.8

(70)

(23)

萌々

(20)

(20)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
261
評価数
70
平均
3.8 / 5
神率
32.9%

レビュー投稿数12

神作です。微ネタバレあり。

pixivでサンプルを読んで即購入を決めました。
長い長いすれ違いと葛藤の末に掴んだ幸せ。読了後の幸福感が凄いです。しばらく余韻が続きました。
これは大ヒット間違いないです。エロが少なめだったのでエロ追加バージョンでドラマCD化すると私は予想します。今から勝手に楽しみにしてます!
久しぶりにこのような神作と出会えて幸せです。私の中の不動の1位の作品と並ぶくらい素晴らしいです。またこの2人に会いたいと思えた作品でした。

4

切ない、神作品....

ほんとに、こういうすれ違い、切ないし、キュンキュン止まらないし....

攻めは軍人で受けの過去を知っている数少ないうちの1人。
受けは同じ軍人で、過去の記憶を無くしていて、攻めのことが好きだけど、なかなか気持ちが伝えられない。

2人とも幼なじみ以上の関係になってしまうのですが、それより先に進めず、お互いにモダモダしてしまいます....

とりあえずこれよりネタバレしたくないので読んで欲しいです。読めば分かります....

0

一途で純粋な異国のラブストーリー

初めて読んだ鳥生莉世先生の作品です。

軍人(警備部) オリヴィエ・カーライルと軍人(情報局) リヨン・ハートランドのお話。

南の海に浮かぶ島国 サンタマリア・ハートランド
民衆によってクーデターが起こり、政権は軍部に委ねられました。
あれから約20年後…
オリヴィエは幼なじみのリヨンと共に軍部に所属しています。
そして、クーデターで家族と記憶を失くしたリヨンを傍で守ってきました。
それには「秘密」があって…。

ヨーロッパ諸国が舞台でしょうか?
鳥生莉世先生の綺麗な絵柄で、キャラはもちろん、背景や街並みなどがサンタマリア・ハートランドのイメージを掻き立てます。
また、2人の出会いやバックボーンを回想シーンに絡めて説明しているので感情移入しやすかったです。
お話はシリアスな展開が多いのですが、ハラハラドキドキすることはあっても重く暗い雰囲気になりません。
これは、鳥生莉世先生の綺麗な絵柄もさることながら、登場するキャラの魅力によるものだと思います。

諸外国のクーデターにより王族が迫害され、某軍事国家になってしまったサンタマリア・ハートランド。
おそらく、この物語の設定を好む方は多いのではないでしょうか?
しかし、後半が駆け足になってしまったのが残念です。
うーん、上下巻にして欲しかったな~。
20年前のクーデターや前国王の兄の陰謀など、もっと深く掘り下げたエピソードや場面を読みたかった(泣)
とくに、最大の見せ場になる大佐との対峙では、命を賭けたオリヴィエの戦いをじっくり見たかったです。

ずっと両片想いの2人ですが、ある「秘密」によってなかなか叶えられません。
それも、リヨンだけがその「秘密」を知らないのです。
オリヴィエとリヨンの気持ちが切なすぎて泣けました。
お互いに好きすぎてどうしていいかわからない…。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、2人の友人 ヤンと上官の少佐、そしてアルド大佐が登場します。
個人的には、数コマしか登場しなかったヤンの情報屋が気になりました(笑)

Hシーンは、ようやく気持ちが通じ合った2人の感極まったエロが見られます。
何年もオリヴィエに抱かれたくて自分の指で〇ナニーをしていたことを暴露したリヨンが可愛い♡
オリヴィエはそんなこと聞いたら爆発しちゃいますよね(笑)
「…ずっと おまえが欲しかった」
あぁ、2人のエロをもっと見たかったよ~。

描き下ろし『祭りのあとに』
本編のその後のお話です。
お酒に酔ったフリをしたリヨンが自分から…。

本編のラストで、リヨンがオリヴィエの名前を思い出したのは嬉しかったな~。
それは、20年前にリヨンが専任騎士に指名した本当の名前。
最初から最後まで、オリヴィエとリヨンのそれぞれの気持ちが丁寧に描かれていて良かったです。
だからこそ、純粋で一途な2人が結ばれた時には喜びで胸いっぱいになりました。
その後、サンタマリア・ハートランドの政権はどうなったのか気になりますが、オリヴィエとリヨンは幸せに暮らして欲しい。

異国の歴史を感じられ、さらにイケメンの軍服萌えも味わえる(笑)
気になっている方はぜひ読まれることをおすすめします。

4

軍服、主従がたまらない♡

もったいない‥実にもったいない‥っと思う。
1冊厚くて読み応えがありますが、それでも足りないといいますか‥。
2人の過去や軍での生活、脇を囲む登場人物、クーデターの事などなど。もっと詳細に物語が展開していくと更に面白かった。

舞台設定が大きいわりに兎に角、1冊にまとめなきゃっ!BLにしなきゃっ!っと散々焦らしたあげく、無理やりの絡みが展開早すぎで‥ホントに3巻くらい長編でじっくり2人が結ばれるまでの想いを描けたらマジで超大作になった作品かと思います。
画力のある作家さんなので、アクションシーンにもっとページ数をとれたら迫力も上がると思いますし。

私的な感想ではありますが‥。
私の萌は軍服と主従です♡

今作の発売で出合った作家さんでありますが、めちゃくちゃハマる!っというほど好みではないですが、総じて絵柄はとても綺麗で読みやすく、上手いので幅広く受け入れられると思います。

TL(お姫様と騎士)に置き換えてもイケるストーリー。
そういった系もお好きな方にはツボれると思います。

とにかくこのお二人のお話はこれで終わってしまった感があって残念でしかない。
でも。次回作に期待大の作家さんです!

3

軍人萌え、攻め萌え?

攻め萌え作品かな?

舞台、世界観としては銃器が出てくる近代外国風のようなファンタジーのような…軍人萌えもできるかもしれません

受けが記憶なくしてて、実は王子様、攻めが子供の頃に受けと友達になって専属の騎士になってた、クーデターがあって身分を隠して軍人してる、攻めは覚えてるけど受けは何も知らないっていう攻めがしんどい系のお話

元王族〜なシチュエーションはコー◯ギアスみたいなのを連想したかなぁ…?

しかしこれ読み終わってから「受けくんは作中で何をしたかな」と振り返るとあんまり何もしてないような…割としょんぼりしたりピンチになって助けてもらうだけのヒロイン、お姫様役な受けくん
コー◯ギアスぽいかもと書きましたがキャラ性はルルーシ◯系ではないです笑

攻めのオリヴィオくんは一人で頑張ってて健気&ヒーローな感じで好感度高かったですっ

0

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