狼への嫁入り~異種婚姻譚~

ookami eno yomeiri

狼への嫁入り~異種婚姻譚~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神274
  • 萌×2137
  • 萌42
  • 中立9
  • しゅみじゃない11

214

レビュー数
56
得点
2053
評価数
473
平均
4.4 / 5
神率
57.9%
著者
犬居葉菜 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784396784928

あらすじ

異種ケンカップルの人外結婚BL。

異種な上に"いけ好かない"同士の婚約。狼族には"嫁体化"(かたいか)というしきたりがあったーー。

兎族の少年・楓は、村のために狼族の名家に嫁入りすることになった。人身御供のような結婚に腹を立てながらも持ち前の負けん気で前向きに婚約者と対面した楓だったが、跡取り息子の練は、なぜか冷たくつっけんどん。

しかも着いて早々、「異種間で番(つがい)になるためにお前の体質を変える」と楓は"嫁体化薬"という薬を飲まされ、指で後孔を抉られた。
それが、正式な婚儀まで1ヶ月間施される〝嫁体化〟の始まりだったーー。

冷たい跡取り息子狼族×隠れ強気な村育ち兎族。

表題作狼への嫁入り~異種婚姻譚~

玄依練,狼族名家の跡取り息子
楓,村の為に狼族へ嫁入りする兎族の少年

その他の収録作品

  • 後日譚 練と楓(描き下ろし)
  • 設定紹介(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数56

何度読んでも、素晴らしい〜

犬居葉菜先生、素晴らしい作品をありがとう。BLの枠を超えて、ストーリーがしっかりしていて、マンガなんだけど、小説を読んでいる錯覚におちいりました。
作品のボリュームもあり、丁寧に描かれていて細かい所の絵柄やセリフが急いでなくて、1ページ1ページ手を抜いて無くて、読んでいて大満足でした。
これが、デビュー作なんですね。
BL版のジブリ作品みたいで、是非続編お願いしたいです。
購入したのは少し前ですが、再読している作品のひとつなので改めてレビューしました。

0

可愛かった

まず絵が最高に素敵でした。
獣部分のモフモフ感、服装、家の中の描き込み、完成度がすごく高いです。
加えてコマの使い方やスピード感も匠で、デビュー作と知り驚きました。

ストーリーも面白く、すぐに惹き込まれました。
練の無表情や兎族との婚姻にも納得の理由があり最後まで冷めずに読めました。
楓が可愛い!健気で一生懸命で幸せを願わずにいられません。
はっきりものを言う姿も可愛く凛々しく、大好きになりました。
練はものすごく格好いいです!
これから溺愛夫になるんだろうなと感じさせる描写に顔が緩みました。
二人の掛け合いがとっても楽しいです。
あともう一人、どうしても書かずにいられないのが狼族の裕士。
本当に良い人で、良い友で、幸せになってほしいです。

これは幸せを望み過ぎだとは思うんですが、
練の発言だけでなくもっと兎族が楓を大切に思っているところが見たかったです。
それくらい愛されてほしい素敵な子でした。

巻末の設定でかなり細かくたくさんのキャラのことが描かれていたので、
今後シリーズ化されるんじゃないかと勝手に期待しています。

0

やさしい気持ちになれる異種族結婚モノ

ウサギちゃんがオオカミさんちに嫁いで行く話。ちょっと薄暗いのかな?と思いましたが、最後はスーパーハッピーエンドでハピエン厨にも問題なくおすすめできます。

ただの異種族エロ、ではなくて、おヨメになる過程がしっかりしていて、1カ月の婚姻準備を二人と一緒に追いかけていく感じ。二人は同じ歳、とのことだけど、10代後半かな?

性欲に流されて、とかではなく、初めは不本意だったけど、少しずつ心の距離が縮まっていくのが良い。オオカミくんが無愛想だった理由も、のちに明かされて、そうなると、途端に可愛く見えてくるもので。

読み終わってすぐ読み返したくなる本です。二人の幸せをねがう!

0

さいっこう!

とってもとってもおもしろかった〜!!!
狼族と兎族のいわゆる人外モノですが、異種間同士の結婚というだけで、男同士というのがまったく不自然なくすんなりストーリーが当たり前のように入ってくるのは先生の緻密なストーリー展開とファンタジー要素あってのことでしょうか。

狼族の練、最初こそぶっきらぼうで無気力で君は何に興味があるのかね、、?と心配になりましたが兎族の楓の真っ直ぐなおかけで心配は全く無用でした。むしろ無の状態だったからこそ、楓の一挙一動に心動かされていく変わりようが映えてキュンキュン度が増し増しです。
そして2人の関係性がぐっと近くなるシーンは見開きのページでどどーんと魅せてくれるので一気に心奪われます。
本当に素敵なお話でした。

0

サラッと

高評価かつ絶賛のコメント多数のこの作品、ドキドキワクワクして頁を開きました。

あれ?ちょっと読みづらい絵柄かな?
でも、民話調な感じはするな。

不本意ながらの嫁ぎ先で幸せになろうと決めて努力する楓ちゃんの細腕繁盛記⁉︎
ま、健気で睫毛長くて可愛らしいかな。
練くんは私的にはカッコいいとも愛しいとも思えず。

先祖返りしたキッカケがこれというのは何だか深みがないというか。
番になるシーンも、え?今?入ったの?って感じだし。
初夜も、いつ入った??と戻って見直しちゃった。

それにしても、番が男でも子どもが生まれるのね。
異種間でも子どもは狼になるの?

疑問を残しつつも大した感情も残さずサラッと読了。




2

可愛らしい絵 楓と錬の物語

感想の投稿忘れてました。
伊達きよさんの「春になるまで待っててね」の挿絵を担当した作家の、唯一商業化された作品。
犬居葉菜さんの別PNは「ハナ」@hana0_0kg
tumblr:http://hana0-0kg.tumblr.com/
作品置き場は、気晴らし程度の真似絵が多い。
著者は体が丈夫じゃないらしくて、この作品も幻の商業化本といってもいいかも。
継続作業困難な人が、根性入れて仕上げた和風・獣人ファンタジー。

先祖返りしたら、もう人化できない、記憶も消えてしまう
・・血が濃いと生まれる、先祖返り。
兎族の孤児・楓が受けた縁談は、先祖返りで生まれた旧家の跡取り息子だった。
感情が高ぶらないよう心がける錬は、ほぼ無感情。
事情を知らない楓は、一人落ち込む。

ある日、錬が夜忍び込んできた親戚に激怒して先祖返り。
錬は収容所に入れられ、もう楓を忘れていた。
諦めろと言われる中、楓は収容所で一厘の希望をかけて錬と番う
・・楓の愛が錬を救う物語。垂れ耳兎の楓が凄く可愛い。

★メモ。
4月25日発売のon BLUE vol.46(祥伝社)
「「狼への嫁入り」のファンだという小説家・朝丘戻とのコラボ企画も実施。朝丘によるエッセイと、「狼への嫁入り」の楓と練を登場させた書き下ろし小説が掲載された」

2

今後楽しみな作家様です!

『onBLUE comicsさん』というだけで安心して購入してしまうのは、きっと私だけではないはず。
ドラマCD化で流れてきたツイートが目に留まったのがキッカケなのですが、
カバーイラストに惹かれたのと、onBLUEさんだということで、そのままkindleにて購入。(購入はだいぶ前なのですがなかなかレビューできず...)

個人的には獣系はあまり得意ではないのですが(名作を知らないだけかもしれませんが)両者ともケモミミならば全然イケるな...と自分の嗜好が発見できました。

▼政略結婚系ではありますが
まるで生贄かのように嫁がされた楓は不憫なのですが、登場人物がみんな優しいので、ホっとします。
昔話のような...どこか懐かしい世界観もとてもイイ。

感情がにじみ出るような活き活きとした表情、眼の描写が印象的で
繊細に揺れ動く気持ちが丁寧に伝わってくるので、感情移入を促されます!
毎夜毎夜、媚薬を飲まされてお尻を拡げられてゆく...
とんでもないエロスなんですけど、淡々と事務的に進める練くんがこれまたエロス。
エロ度「少なめ」の評価の通り、まあ控えめなのですが、
行間からエロスを感じるタイプのオタクなので全く問題ないです(ドヤ)

犬居葉菜先生の他作品も読んでみよう~!と調べたところ、該当がなく...
これが商業1冊目...だと...!?!?
今後も期待しております!

4

人外BLも素敵

私、あまり人外の作品を選んで来なかったのです。が、この作品に出会えてよかったですっ。まず犬居先生の作画がとても素敵です。柔らかくて滑らかな動きとキャラクターの姿がたまらないです。一つ一つの表情や流れが丁寧に描かれています。

村のために狼に嫁ぐことになる楓とそのお相手の狼の跡取り息子の練が結婚までに
"嫁体化"という異種間が番になるための準備(直接的な描写がないのにものすごくエロく感じました)をしながら一緒に過ごしていくのですが、練がとても冷たい!もう心折れてもいいよっていうくらい冷たいのです。そうです嫁体化の作業中でもですっ!!これがまたエロさを引き出してくれるんですけども。

そんな生活なのですがこの受の楓がとてもいい子で、色々なことをちゃんと口に出して伝えるんです。閉じられていた練の心の扉がどんどん開かれていく過程は胸にキュンが連続発生します。その一つ一つの練の表情がまたイイんです!

そんな中で起こるとある出来事がきっかけで練の変化が大きく流れを変えて二人の距離を縮めることになるのですが、
本当に構成というかコマの構図が私のエロ想像を掻き立てて大満足でした。
練の変化を是非見てください!
何度も読み返して萌えることができる作品です!

2

強気で可愛いお嫁さん

兎族の食糧難を2年間支えるという申し出の見返りが、楓を狼族に嫁入りさせるというもの。
まるで生贄のように狼族の地に連れてこられた楓だが、絶対幸せになってやる!と意気込んでみたものの、相手の練は無愛想で全く目も合わず。。。その上、嫁体化という儀式まで。

何もわからない状態で連れて来られ、儀式に従わなくてはならない楓が可哀想なのですが、楓自身がプラスに考えて動くタイプなので、健気で愛おしく感じます。
練は一筋縄ではいかなく、何が起きたらこの2人は相思相愛になれるの?!と。。。
楓は兎族に対しての怒りがあるけど、それは本当に好きな家族だったからで、式の時にみんなが幸せそうにする姿には、うるっときました。
色々あるけど、絶対ハッピーエンドだと思っていたので、常にフワフワした感覚で読めました。

2

可愛すぎて、応援団結成不可避

読み終わりたくなかった…。
ずっとこの可愛い生き物を見守っていたかったです。
巻末の詳細な人物設定のページを、牛歩状態でページをめくったり、戻ったりして、あとがきのページにたどり着いた瞬間の寂しさと言ったら!

農作物は不作、お金もない、多産のために養うべき頭数はどんどん増える。
困窮する兎族の元へやってきた1人の狼族の使者。
「狼族の玄依家に嫁入りしてくれたら、この先2年、十分な食糧供給する」
その申し出を受けるために、単身、狼族の元へ行くことになった孤児の楓は…。

母は自分を産んだときに亡くなり、父は幼い自分を村長に預けて失踪。
過酷な生まれながら、村長と村長の孫娘から家族のように受け入れられてきた楓。
それだけに村のための人身御供に自分が選ばれたことは相当ショックです。
だけど負けない、挫けない。
「誰よりもしあわせになってやる!」と乗り込んだ玄依家では、温かく迎え入れられた。…ひとりを除いて。

最初から楓の不幸に胸が千切れそうになります。
口もきいてくれない、目も合わせない婚約者・練との儀式の場面が切ない。
2人で花の蕾を花瓶に挿すのですが、練は乱暴に突っ込むだけ。
ここから楓の本当の試練が始まります。

心を通わせる余地のない練との生活と、毎晩の「嫁体化」(お尻の拡張でござる)。
一番近付きたいひとに受け入れてもらえないつらさが…、悲しすぎるのです。
それでも一生懸命、笑顔を作り続ける楓が健気で…。
気遣いゼロで不貞腐れてるかのような練に説教してやりたくなりますよ。

ただ楓は帰る場所はないし、ここでしあわせになると覚悟を決めた身。
ガツーン!と言ってやってからが強かった!
小さい体に似つかわぬ大きい声で言いたい放題の楓が、可愛い。
ケンカップルは苦手なのですが、この2人はケンカはケンカでも何だか可愛い夫婦喧嘩。
自分が我慢していたことを主張する楓に、「言えばよかっただろ!」くらいの返ししかできない練が早々に尻に敷かれる旦那さまに見えましたよ。
相手を傷つけようとか、自分が上位に立ってやろうという魂胆のないケンカップルは良いものだったのね!!と新しい扉が開きました。

冒頭の流れから既に楓応援団に加入せざるを得ない展開で、2人の絆が出来上がるまでもしっかり読めるので、このCPごと応援したい気持ちがどんどん昂まります。
狼に兎の組み合わせは多いけれど、この組み合わせも肩入れしやすいんですよね。
一途な狼が、小さい体でがんばる兎を溺愛するって、最高じゃないですか。

終盤になって、大きく話が動く辺りでは、すっかり肩入れ完了しているので泣けてきます。
ここはネタバレすると感動を奪ってしまうので、触れません。
ぜひとも読んでくださいますよう。

ストーリー的には王道。
たぶん展開も読める。
だけど人物設定と描写で、読者を物語に引き込む力がすごいんです。
巻末の人物設定紹介でしばらくうろうろしたあと、やっぱりもう一回読もうって、すぐ読み返してしまいました。
健気に頑張る強気な受けが好き、細腕奮闘記っていいよねという方はぜひ!

6

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