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桜木先生の「教え子のち、恋人」が結構ツボに入ったので、この作品も購入してみました。
いとこ同士もので、子供の頃はとても仲の良かった二人が、主人公の些細な勘違い(男の意地)から、疎遠になってしまい・・・大学生になって再会、しかもひとつ屋根の下に暮らすことに・・・、ところがいとこは主人公に対して無愛想で・・・という展開。
実は同居することになったいとこは、ずっと主人公の事が好きで、でも不器用ゆえに思いがうまく伝えられずもどかしい感じで進みます。
主人公もいとこへの恋心のようなものを意識し始めるものの、これまた臆病で・・・
主人公の親友一成とあて馬の吉見先生のおかげで、ようやく二人は気持ちを確かめ合い、結ばれます。
二人とも初体験(女性経験も男性経験もナシ)というのは萌えるポイント。
色々とピュアで、青春を感じる作品でした。
穂波先生の挿し絵にハマってコミックを買い集めたのは、もう数年前の事。
コミックはほぼ全部持っています。
どこへしまったっけ?
と思っていたら、最近ようやく発掘されました。
そして今、再び読みアサっておりまして。
つくづく好きだなぁと思います。
本ごとに原作者が違うので、お話はバラエティにとんでいますし♪
このお話は、毎年お盆とお正月に遊びに行っていた田舎に住むいとことのお話。
主人公の瑞穂は大学生二年生。
姉と妹に挟まれて、なかなか大変そうです。
一つ下のいとこ円治が大学に合格し、瑞穂達の住む家に居候する。
というところから、物語は始まります。
小さい頃はすごく仲良かった瑞穂と円治。
些細な出来事で気まずくなり、瑞穂だけがずっと疎遠でした。
再会しても、瑞穂にだけ距離を置く円治。
幼い頃は、いつも一緒に星を見ていた仲の良かった二人。
瑞穂は子供の頃の夢とアッサリ諦めていて。
円治は今でも夢に向かって、天文学の勉強を続けています。
瑞穂の幼馴染みで親友の一成。
円治の家庭教師だった、内科医の吉見。
このへんの人達が色々とややこしくしてくれて、物語は進んでいきます。
瑞穂のボンヤリした性格とか、ウジウジ悩むところが災いしているとも言えますが。
誤解やら何やらが重なって、プライドも邪魔をして。
一冊だけのお話なんですが。
なかなかにぶ厚い一冊であります。
私にもいとこが沢山おりまして。
年が近くて仲良かったいとこがいます。
年下のいとこって、年が近いほど上下を意識してしまいまして。
情けないところは見せたくない、と思ってしまいます。
小さい頃はすご~く仲良かったんですが、今ではなんとなく、彼女が一番疎遠です。
不思議なものですね~。
このお話には、まさに年上いとこのプライドが素直さを邪魔するエピソードがあり。
ものすごく共感しちゃいました!
瑞穂はさらっとしてそうで、意外とウジウジしてたりプライド高かったり。
でもわかるわかる!とうなづきまくりです。
年の近い同性のいとこ、微妙な距離感、思わず応援していました。
それにしても、星好きな二人。
原作者の桜木先生が星好きみたいです。
意外とアッサリと描かれただけでしたが。
男の子にしてはロマンチックなつながりに、ステキだなぁと思いました。
久しぶりに、プラネタリウムにでも行ってみようかな?
余談ですが、親友の一成くんが一番好みのキャラクターでした♪
幼いころからずっと仲良くしてきた従弟と疎遠になって7年。
ちょっと気まずい瑞穂と大学入学と共に瑞穂の家に居候することになった
長身でひとつ年下の円治。
幼いころ何物にも代えがたいほど大好きで守りたかった円治が
いつのまにか自分より背が高くなり、どこか大人びて・・・
二人の幼いころからの変わらない想いと、時間の流れと共に変わっていった心と体。
いろんなことがあって、いろんな人とかかわって
想い合ったり、勘違いしたり、好きになったり、嫌いになったり
イライラしたり、ハラハラドキドキしたり、そして誰よりも大切に想ったり・・・
恋をしているからこそ、いろいろな気持ちになることができる、まさに青春。
また、二人を結ぶ「星」がこのお話の要です。
瑞穂は自分でもよくわからない気持ちが、嫉妬だったり恋だったりすることに
いつまでたっても気づかず、見ていてだんだんイライラしてくるところもありました。
円治ももっとはっきり言ってやればいいのに・・・と思う場面もありましたが
そんな二人だから、長いことずっと相手のことを想い続けることができたのかなとも
思える作品でした。
自分の気持ちがわからなくなったことも
相手の気持ちに自信が持てなくて、迷ってしまったことも
そんな風にいろいろ回り道したからこそ、今の二人があって
しっかり気持ちが重なっているのだと、感じることができました。
どろどろしたいやらしさはなく、爽やかな青春ものの作品です。
大学進学を機に、円治が瑞穂の家にやってきます。元々瑞穂と円治は年がひとつしか離れていないので、子供の頃は仲良しだったのですが、いつの間にか二人の間は疎遠になってしまうのです。
他の家族には笑顔で接する円治も、瑞穂の前だと何だか無表情でとても無愛想です。
瑞穂は、円治と古いつきあいの医者、吉見との関係を誤解したり、ひとつ自分が年上ということで、弟のような円治には弱いところを見せたくないと思っているようで、それはちょっと切なかったです。
瑞穂の一番の理解者であり、友人の一成ですが、瑞穂と並ぶと確かに絵になります(笑)「一成くんありがとー」と萌えている女子に共感でした(笑)一成がどんな恋愛をするのかも興味があります。
すべての誤解が解けて、また二人は歩き出します。穂波先生の柔らかい絵と、桜木先生の優しいお話が素敵でした。
いやあ~。
こっちがはずかしいです。
甘甘 砂糖菓子のふわふわと申しましょうか・・・。
グハッ。
ヤラレタ~。
ダメなんだよ!!私 こうゆうの照れくさくて・・・。
かわいい子がウルウルしてるの直視できない!!
キラキラしているのを見ると 自分はどうしようもないトコロに
たどり着いたのだな・・と実感している。
心が綺麗な人には この話合うことでしょう。
腐りすぎた人間には限界を感じました。
もどかしさがたまらない方にお勧めです。