呪い殺しちゃおうかと思うくらい、嫉妬するーー

コミック

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神様はひとりじめしたい!

kamisama wa hitorijimeshitai

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表題作神様はひとりじめしたい!

碧(座敷童)
榛羽 叶兎(大学生)

その他の収録作品

  • 後日談・叶兎の誤算(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「事案回避」「受け継がれるもの」

あらすじ

榛羽叶兎は天涯孤独の大学生。幼い頃は施設で育ち、今は一人暮らしをしている。
ある日大学から帰った叶兎を出迎えたのは、見慣れない格好をした青年。
不法侵入を通報しようとする叶兎に対し、青年は自分が座敷童だと説明する。
「座敷童が家を離れると、その家は不幸になる」と言われ、
碧と名付けたその青年と仕方なく同居を始めてみるものの、四六時中密着してくるわ、
同じベッドで寝ようとするわ…いちいち距離が近い!
おまけに飲み会から帰ってきたら、「知らない人間の匂いがする」と嫉妬されてしまい…
出会ったばかりなのになんでこんなに懐かれてんの!?

執着系座敷童青年と孤独な大学生の、時と種族を超えたラブストーリー!

作品情報

作品名
神様はひとりじめしたい!
著者
鳥葉ゆうじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815500948
3.5

(10)

(2)

萌々

(2)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
34
評価数
10
平均
3.5 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

童じゃない座敷童♪

一人暮らしする叶兎の元に現れた大人姿の座敷童・碧。

出会った当初から叶兎の事がスキスキーな碧が可愛かったです。
嫉妬が強く、叶兎が大学の友人と食事して帰ったら叶兎に移った友人の匂いに嫉妬するほどに。
叶兎への懐きっぷり激しい碧にすっかり絆された頃、すべてを知る狐様登場♪

数百年も前に座敷童をしていた家の子・あおいと仲良くなったが長男ではなかったあおいは他の家へ婿に行き2年後亡くなるが、あおいに「これからもこの家を見守ってて」と頼まれていた碧はなんの感情もなくただそのあおいが居なくなった家に居続ける。
そんなところにお狐様♪事情を知った狐様は人間は生まれ変わるから探していればいつか会えると提案。
そして、碧の代わりにあおいの家を見守り続けてくれると言い碧を送り出す。
お狐さまぁぁぁぁぁぁぁ♡好き。
ちなみに童姿じゃ何かと不便だろうとこの時碧を大人の姿に変えてくれたのも狐様♡グッジョブ!

しかしそんな昔話を聞かされた叶兎は、自分はあくまでもあおいの代わりだったのかとショックを受ける。
だよね。そーなっちゃうよね!
でも、そこは”叶兎”への愛を存分に語る碧♡キューンってなっちゃいました!

私的に一番うれしいのは
座敷童の碧が家に憑かず数百年あおいの生まれ変わりを探し回っていたので「座敷童」としての力はもう残っていない。ってところでしたね♪
狐様の「ともに老いを得ることも叶う」に胸が締めつけられました。
あおいに先立たれた碧が、もう叶兎に置いて行かれることはないんだというのがめちゃくちゃうれしかったです♡

余談ですが・・・狐様と行動を共にしてるあおいの子孫が超好みでした♡

3

ピュア神様

神様ものって、神様自身が結構こじらせたり、素直じゃなかったりしてるのが多い印象なんですけど、この作品はピュア神。
しかも一途で、言うこときくし。
スパダリではないこういう感じの神様ものって珍しいかもです。
元座敷童子の神、碧と天涯孤独の大学生叶兎のお話です。
叶兎は途中、碧を知る狐の神様、(稲荷神ってことかなぁ…)にちょっかいかけられたりして、脇キャラがいいアクセント。傍若無人感は神っぽいです。
碧は見た目を狐の神様に大人にしてもらって、叶兎の前世がなくなったあと、後世探しに出て、ようやく叶兎と出会えましたよ、という時のながーい流れが神様ものって感じですね。
長い間、さぞかし会いたかったにちがいないのに、その切ない感じの描き方が物足りなく感じました。
中身こどもっていう設定もそこで初めてわかるのに、あれよあれよと攻めになるという、エチしーんは無理あったかなぁ…。。。
そのあと、狐の神様との会話で座敷童子としての力はなくなりつつあって、人間になるでしょう、だから同じ時間を生きれますよ、いう超展開。
えぇぇぇ、…ご都合主義すぎる……。
でも絵は綺麗だし、人外もの好きなら楽しめます。
深く考えずにピュア神様の初めての恋バナと思うとかわいらしくて萌です。

0

一途な座敷童子

かわいかったです。
座敷童子(見た目は大人)×天涯孤独な大学生

座敷童子の碧に住みつかれてしまった大学生の叶兎。
最初からスキンシップ過多で好意全開の碧に戸惑いながらも、徐々に絆されていき……と、いうお話。

叶兎は、物心ついた時から天涯孤独だったんですよね。
両親も居らず、施設からの引き取り手もなし。
一人部屋に帰る時にも「ただいま」を欠かさない叶兎が切ない。

そして、碧が叶兎に執着するには理由があります。
碧が健気で一途で、過去の回想は切ない……

梔子と頼彦の存在感も抜群で、二人の背中を押すいい仕事をしてくれました。
こちらも気になる関係ですね〜

あっさりしていますが、絵も可愛くて読みやすかったです!

0

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