「オレにセックスも教えてよ」気怠げ男子×世間知らずDKの波乱ライフ!?

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表題作めんどーなお時間です

樋上慧一、高校生
九重颯、高校生

同時収録作品直感一途なコイゴコロ

朝見一晟、高校生、織人の隣のクラス
有ケ谷織人、高校生

同時収録作品恋の香りにキミが咲く

續孝太郎、高校生、調香師の家の息子
有ケ谷幸彦、高校1年生、織人の弟

同時収録作品手出しできない年上領域

叶悠介、高校3年生
皆月真尋、大学生

同時収録作品純情一途なシタゴコロ

藤代陽吾、高校生
保貴、高校生

その他の収録作品

  • ~その後~(「めんどーなお時間です」以外)
  • 手出しできちゃう年上領域(描き下ろし)
  • カバー裏4コマ(「めんどーなお時間です」)
  • あとがき

あらすじ

「慧はいろんなこと教えてくれるだろ?だから俺にセックスも教えてよ」
気怠げ男子・樋上慧一は世間知らずなお坊ちゃん・九重颯に懐かれてしまう。
面倒に思いながらもセフレの関係を持つ二人だったが、次第に“ガマン”ができなくなっていたのは慧一の方で…。

作品情報

作品名
めんどーなお時間です
著者
鳥葉ゆうじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864572354
3.1

(25)

(2)

萌々

(7)

(11)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
74
評価数
25
平均
3.1 / 5
神率
8%

レビュー投稿数3

良!(ネタばれ)

絵重視の方にはぴったりな作品だと思います。
絵はかわいくて丁寧で、全体的によみやすい、きれいな作品だなーと思いました。ただ、それぞれの話が単発(?)で、あっさりエロシーンが終わってしまうので内容自体は濃くありません。あと、ほとんどのキャラクターが初エチなはずなのに最初っから気持ちよさそうな描写だったのが気になりました。

私が一番気に入ったのは「純情一途なシタゴコロ」です。いやー受けのかわいさ半端ないです!!!!おとなしい受け、幼馴染設定が大好きなのでおいしくいただけました・・!!
単発で内容がどうしても薄くなってしまうのに、主人公たちの気持ちがしっかり伝わってくる良作品です。好みだったので神評価とさせていただきます。

2

描き分けが上手い!

 kindle unlimitedで初めて読んだ作家様です。レビューがなかったので書いてみます。高校生ばかりの5つの短編集。初コミックスということですがとても綺麗な絵柄で読みやすいコミックスです。

・『めんどーなお時間です』
 世間知らずな箱入りお坊ちゃまの颯と、家でゆっくりするのが好きなクラスメートの樋上。買い食いや寄り道など自分の知らないことを教えてという颯に、面倒がりながらも付き合ううちに「セックスも教えて」と言われてセフレに…。
 急に颯が忙しくなったことで、颯なしではいられなくなったと気が付くお話なのですが、いくら世間知らずといえど「セックス教えて」は唐突過ぎたと思います。

・『直感一途なコイゴコロ』
 家ではしっかり者の兄として、学校では優秀な模範生徒として生きてきた織人に「一目ぼれした」と突然告白してきた隣のクラスの一晟。しつこい告白に辟易していたはずが、いつのまにか意識してしまい…。
 眼鏡の織人のキャラとサッカー部キャプテンの一晟というありがち設定で、初Hが学校の図書室とこれもBLあるあるなストーリー。絵柄は綺麗ですがHシーンもエロさがそれほどないので、エロなしでもっとキスシーンなどに切なさがあったら良かったなぁと思いました。

・『恋の香りにキミが咲く』
 ↑の織人の弟の幸彦と一晟の友人の續のお話。車に引かれそうなところを助けてくれた續に惹かれて、助けてくれたお礼に續の香水作りに協力することになり…。
 小柄で目がくりっくりな幸彦が子犬みたいでとても可愛いです!調香師という仕事のくだりがあまりリアルではないし、最初は「弟みたいだ」と思っていた幸彦のことを續が好きになった過程は、もうワンクッション欲しかったです。
 
・『手出しできない年上領域』
 隣に住む真尋に勉強を教えてもらう悠介。二人の誕生日はたった2日違いなのに、1学年の差が大きくてという両片思いのお話。
 こちらは最初の3編と違い本編はキス止まりです!それがとてもよかったと思います。どれも高校生のお話で、みんな童貞のようなキャラなので、いきなりHと言うのはそれまでに丁寧に描かれてきたキャラの心情とちぐはぐに感じたので、キスどまりがぴったりだと思いました。
 続く描き下ろしで数年後のHシーンがあるので、エロ必須の読者も安心してください。
 
・『純情一途なシタゴコロ』 
 保貴と陽吾は幼馴染。小さくて内気な保貴は何も出来ない自分に人気者の陽吾が優しいのは幼馴染だからなんだと心苦しくて、陽吾の元を離れようと…。
 とてもよかったのですが、これも最後に一気にHまで行ってしまいます。うーん、気持ちを確かめあう→即Hと言うのは、作家様の意向なのか出版社の意向なのか…。Hよりも心情に力を入れたほうが絶対にいいと思う。

 絵がとても綺麗でどのお話もキャラの性格や関係性がわかりやすく、見た目もしっかりと描きわけられていました!取りあえず入れておこう的なHシーンは、必要ないように感じてしまいました。ストーリーメインのお話を読んでみたいなと思います。
 
追記9/27:後にkindle unlimitedから削除されたようです。

3

エロをやれれば達成みたいなお話作りがどうも・・・

kindle unlimitedにて初読み作家さん。
みんなあっという間にエロまでたどり着いてしまいます・・・
エロをやれれば達成みたいなお話作りがどうも好きではありません。
ちょっと食傷気味。

エロはしなくていいから、もっとじっくり話が読みたい・・・。


【めんどーなお時間です】
お金持ちのおぼっちゃまという設定が必要だったのか・・・。
世間知らずのおぼっちゃま(受け)が高校入学とともに、攻めにファーストフードやスナック菓子を教えてもらい、ついでにセックスも教えてもらうというお話。「セックス教えて」はちょっと唐突すぎてびっくり。そして一番の問題がおぼっちゃま本人がちっとも良家のご子息に見えない点。

【直感一途なコイゴコロ】優等生である受けに一目惚れしたといって、かなりしつこく付きまとう攻め。
受けも結構あっさり絆されてそのまま図書室でやっちゃうのには驚き。

【恋の香りにキミが咲く】
調香師の家系の息子(攻め)と受けに似合う香水を作るというお話。これもすぐにやっちゃう。
もっとじっくりと完成した香りを楽しんだほうがエロいと思うし(人肌に馴染んで、香りの移り変わりを楽しむ的な)エッチシーンに香りを混ぜ込んだほうがいいと思うのに、香りは全く関係なくやっちゃってる・・。
香水ネタ取り上げた意味がないと思います・・・。

【手出しできない年上領域】
これはエロなし。
4月1日生まれと4月3日生まれ、たった2日間しか違わないのに、先輩後輩の関係となってしまいいつまでたっても差が縮まらないという攻めの悩みに関するお話。

【純情一途なシタゴコロ】
カッコよくて人気者の攻めと小柄でちょっと内気な受けが幼馴染。
人気者の攻めの邪魔になっちゃダメだとウジウジする受けと、俺はそんなお前をずうっと好きだった、的な攻めの王道展開。100万遍見たようなお話。
そして告白してすぐにエロ。またか・・・・。もうエロはいらない。

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