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表題作執着ボイス

桐谷晃臣
歯科医
有馬皇
声優

その他の収録作品

  • あとがき
  • 執着のそのあと(描き下ろし)
  • カバー下:キャララフ

あらすじ

学生時代から片思いしていた男の結婚式当日。
その光景に気分が悪くなってしまった有馬皇
男とよく似た従兄弟だという歯科医・晃臣に介抱される。
優しく紳士的な晃臣と付き合えば彼を忘れられると思った。
しかし、晃臣の優しさは全て皇を手に入れるための策略だった──!
晃臣にハメ撮り動画で脅されると逃げ出すこともできず…。
重く激しい愛に満たされる──新たな「ボイス」シリーズ最新作。
描き下ろしつき。

作品情報

作品名
執着ボイス
著者
桜庭ちどり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
俺様ボイス
発売日
ISBN
9784832291225
3.8

(35)

(12)

萌々

(8)

(14)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
134
評価数
35
平均
3.8 / 5
神率
34.3%

レビュー投稿数10

ボイスシリーズあまり関係ない…ような

ボイスシリーズ最新作はあまり声優というお仕事は関係なく
(メインではないというべきか)
今まではスピンオフ色が強かったですが
今回は他の声優たちとの絡みも少なかったので
シリーズとしては……ですが作品としては面白かった

帯にある『妄執歯科医×元ヤン声優』に惹かれ購入
元ヤンいうけどそんな感じがしないのは
先生の絵柄のおかげでしょうか。美しい受でした

そして妄執歯科医の妄執執着っぷりがとてもいい
受を手に入れるためなら…という執着と
優しい表情から一転してスッと醒めた表情になるのがゾクゾクします。豹変具合が最高

甘さは少ないですが、からさ加減がとてもいい作品です

2

普段のシリーズとはひと味違う

ボイスシリーズは全部買ってるので、今回もばっちり購入。いつものと装丁が違う……。見返しで普段とはテイストが違うという情報を得て読み始めると……。
桜庭先生の新境地がそこにありましたね……!!!

桜庭先生は安定した甘さ可愛さがあって、安心して読める作家さん、という認識だったのですが、こういうのをお描きになられても最高なんですね!!!の気持ち……!!!

執着攻め……好きなんですが、自分の中のストライクゾーンが狭いのか、ちょうど良く刺さる攻めというのにはなかなか巡り会えないのですが、今作の攻めさんは本当に良かった……!!
そしてそれ以上に最高だったのが、受けの方が前の恋を吹っ切り、攻めに対して本気になってからあらわになる執着……!!!あんなに焦がれていた前に好きだった人相手にさえ、冷たい態度を取れてしまうほどの変化……。ゾクゾクしましたね!!!
お互いに溺れ求め合う相互的な執着がここまではっきり描かれた作品はこれまで読んだことが無かった気がするので、大変に満足でした。

兎にも角にも、ますます桜庭先生のファンになってしまいました〜〜〜!!!
なお、これまでのボイスシリーズのキャラとの絡みはほぼ無い感じです。声優要素も薄めですので、その辺りを期待される方にはどうかな……?というのはありますね。

2

ひん曲がった感情(褒め言葉)

表紙の艶やかな肌に潤んだ瞳をした『有馬皇』イケメン声優。かなり俺様元ヤンだか、、、。
私のモノに触らせるか、と言う執着を隠さない目をした『桐谷晃臣』歯科医。やさやさしいく見えるのですが腹の底が見えにくいのだが、、、。

ふたりの出逢いは皇の執着した初恋相手の結婚式。
皇は、自分が『普通』でないと、好きな相手を追い込むほどの執着心を見せて関係が壊れてしまう。
やさやさしい晃臣が皇を手に入れてからのスイッチの切り替えが鬼畜なドSなのに衣食住を快適に時には壊れ物を扱う様に。
皇は自分の今までの感情を全て受け止め同じように返す晃臣が自分の中でも大きくなり全てを持っていかれる。

『キスして』からのシーンに心臓鷲掴みにされ、モノローグの言葉が心に響きます。

0

偏執攻美人受,兩個人都挺病的

前期攻因為受深愛初戀而發瘋搞什麼監禁強制愛很爽,受後面反客為主逆轉地位也很爽,但是也能看作是受回了超級粗的箭頭所以會有人被雷到,總之受女王行為我好喜歡,攻還舔腳爽死誰了,喜歡喜歡

0

実は溺愛攻めの溺愛受け

病的なほどの執着と束縛、独占欲あふれる作品です。
シリーズものですが、未読でも問題なく楽しめます。

皇は学生時に強い執着を持った片想いの相手・誠二の結婚式で、
誠二によく似た従兄弟の晃臣と出会います。
晃臣の優しい雰囲気に惹かれ、抱かれる皇ですが、
晃臣の態度が一転しーー…!


全ては晃臣の策略でした!
演劇サークルでみかけた皇にのめり込み、執着していった晃臣。
誠二が結婚したのも、式に呼ばれたのも、晃臣との出会いも、
全て晃臣によって仕組まれ事だったのです。
優しくて親切な雰囲気から、
ガラっと変わった晃臣の印象にビックリ(๑°⌓°๑)
優男だと思ったらとんだサイコ野郎だったという……
ハメ撮りで皇を脅し、無理やり同居させて束縛する。
誠二を呼び出して二人のセックスを見せる。
やりたい放題の晃臣には不信感しか持てなかったけど、
皇のことは大切にしているのは伝わりました。

そんな晃臣に反発しながらも、満たされていく皇。
次第に懐いていく様子が可愛いし、
なにより皇だけを甘やかす晃臣に萌えてしまいました♡
サイコ野郎だと思っていたのに、わかりやすい愛情を与えてくれる晃臣にキュンとしちゃいます(´>///<`)

誠二と決別して次第に晃臣に嵌ってていく皇は、
やっぱり執着気質なんだと思います。
晃臣を繋ぎ止めておきたくて身体を求め、差し出し、
自己犠牲さえも厭わないという皇の執着がやっぱりすごい。
そして、それは晃臣も同じでーーという、似たもの同士。

一人を手に入れたかった皇と、一人に必要とされたかった晃臣。
執着し合って満たし合う共依存の関係ですが、
この二人にはちゃんと愛を感じました。
どっちも攻めていて、そこでパワーバランスが保たれている不思議な関係です。
離れられない関係ってこういうのを言うんでしょうね。

で、この作品で何より怖かったのは執着や束縛じゃなくて、
誠二の態度ーー…
二人のセックスをみても全く動揺せず、
過去に拒絶した相手に対して〝会いたかったよ〟って……
実は、コイツが一番のサイコ野郎なのかも(||>д<)

本編のシリアスな雰囲気と変わって、描き下ろしの晃臣にピッタリくっついて離れない皇は可愛かったし、ツンデフォの〝好き〟に激萌え♡


シーモア 修正は白抜き



5

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