Renta!限定版
オメガなのにフェロモンが出なくてつらい――
うーん、ちょっと中途半端で物足りないかな。
高校生同士のオメガバースです。
イケメン人気者α×ガリ勉地味Ω
優等生の鈴谷(Ω)が特異体質で、
発情してもフェロモンを周りに感じさせません。
唯一反応したのは人気者の国峰(α)だけで、
鈴谷は国峰にトイレで襲われてしまい、
その後交際を申し込まれてーー…⁉︎
襲われたといっても兜合わせだけですし、
合意のうえです。
しかし、鈴谷は国峰が責任を感じていると思っていて、
ここですれ違いが生じてしまいます。
実は国峰にも秘密があり、
それは鈴谷のフェロモンにしか反応しないということ……
国峰と鈴谷は運命の番なのか?という点ですが、
そこはハッキリ分かりませんでした^^;
しかもその後の展開で何故か、鈴谷は他のαも惹き付けるようになり、国峰も鈴谷以外のΩフェロモンに反応するようになってしまうのです。
ここが中途半端だと思いました(´・ω・`)
たとえ選択肢が広がったとしても、それでも選ぶのはキミだよ的な事が言いたかったのかと思うのですが、当初の設定があっさり覆ってしまったことに戸惑いを感じました。
結局、国峰に流されていた鈴谷も自分の気持ちを自覚し、
両想いハッピーエンドです。
しかも、そのまま番になってしまうというやり過ぎ感……
君たちまだ高校生ですよー!と言ってやりたかった^^;
主人公たちにあまり魅力を見出せなかったのですが、
脇役の佐伯(Ω)と当て馬だった高坂(α)がとても良いと思いました。
特に高坂はチャラい見た目に反して努力家なαで、
個人的に国峰があまり好きになれなかったのもあって、
高坂とくっついて欲しいとさえ思ってしまった(^◇^;)
Hは、国峰が意外とガツガツ攻めていて、
そんなキャラだったっけ?という違和感が……
急にSキャラ入るなんて反則(笑)
Renta!修正は白抜きですが汁多め
(うっすらぼやかしの部分もあります)
運命の番にしか反応しない特殊体質の冴えないΩと同じ特殊体質のイケメンαのお話です。
主人公がいかにも冴えない容姿なのですが、結局イケメンふたりに好かれていました。なんだかんだモテている…
最初は本当に冴えない見た目なので主人公に萌えなかったのですが、さすがΩ。発情期の表情は色っぽくて良かったです。
最初がトイレ内での無理やりだったので、やっぱりオメガバースは発情にからむとこんな感じの展開になるか〜と思ったのですが、それからは可愛らしい恋愛模様なかんじでした。
特殊体質じゃなかったら俺の事好きになってた?って主人公がもやもやするけど、結局お互い好き!でハッピーエンドというおわりです。読みやすいオメガバースでした。
当て馬の高坂くんが良いキャラで好きでした。彼にも幸せになってほしいな!
前作コミックがそれ程ハマらずうーんと思っていたのですが、広告で興味を持ち読んでみました。前のよりは好きでした^^
どちらかというと当て馬の高坂の方がちゃんと鈴谷のことを好きって感じがする。
だって国峰はオメガの匂いを初めて感じたのが鈴谷だったっていうので運命感じてるだけで、鈴谷の人間性とかに惹かれたような描写無かったし。
でも高坂は鈴谷がずっと学年1位だったことで意識してライバル視していたというフラグが既に立ってて、そこから「俺は容姿とか性別で判断しない」というちゃんと本人を見て判断しているアピールをし、笑顔の鈴谷にクリティカルヒットくらってて、なんで鈴谷を好きになったのかが性別でなく精神面で描かれてる。
でも国峰にはそういう描写がなさ過ぎてうすっぺらーく感じるし、なんだか盛りのついたオスみがすごくて…
高坂を推してしまう自分を止められない…
こんなに推せない攻めに出会ったのは久々。でも高坂が推せるから十分萌えた。
そして佐伯がすごくいいので続編あるなら活躍してほしいな。
オメガバースもちょこちょこ独自設定が出て来ていて。それはとっても楽しいんだけど。
これはちょっと。都合が良過ぎというか、も少しドラマあっても…。というか、完徹して欲しかったかもー。
鈴谷は、どういうわけか、発情期はあるもののフェロモン垂れ流さない系のΩ。これは新しい!ただ、通常のΩ同様、発情期はキツい。発情期自体は抑制剤で抑える事は出来る。フェロモンは出ない、というので他の人たちに勘付かれる事は無い。地味で目立たない様にしていた鈴谷は周りから何となくβだと思われている。
勉強は頑張っていて。学年1位をキープしていて、αにも負けない。それはフェロモンが出ないΩなんて、生涯番う事なんて無く、独りで生きて行くしかないと諦念しているからだ。10代なのに。重い寂しい決意をしている鈴谷。Ωなのに優秀系。これはあるあるですね。
ただ、トーン自体は割と軽め。
おそらく「運命の番」であろうと思われる国峰に近付かれてからは、フェロモンダダ漏れの、所謂「通常のΩ」になってしまう。それで、しっかり頂かれてしまう。
素直に喜べない鈴谷。だって、フェロモンに当てられただけって…。ここは、オメガバースあるあるで、すれ違います。
そう、「あるある」と、「新しい」をうまい具合に行ったり来たりするところが、本作の面白いところでもあるんですよね。
もちろん。国峰は、鈴谷のことを「運命の番」だと思っているので、めでたし!なんですが。彼もまた、特別なΩにしか反応しない筈のαだという。
誰かれ構わずΩに襲いかかりたくなるα性とは違う、という特殊な体質なのだ。
それなのに。鈴谷に反応してからは、彼もまた「普通のα」になってしまう。
えええー⁈ あなただけ。というせっかくのロマンティックが、オセロの駒をめくる様に、ぺらりとめくられてしまう。ココちょっと残念でした。この設定は他には見られないので、初志貫徹して欲しかった。番になってから、Ωフェロモンは番のαにしか効かない、という設定はあるあるだけれど。番いもしないのに「あなただけ。」なんて。ロマンティックじゃないですか。ああ、勿体ない。
鈴谷を可愛く思って世話を焼く高坂とか。多分幼馴染で親友の佐伯とか。とても魅力的そうなキャラクターだったので、もう少し活躍して欲しかったな。
悩む鈴谷に対して、あっけらかんとし過ぎに見えた国峰を大らかと見るか、デリカシーの無いヤツと見るか。で、彼の評価は分かれそう。
修正は白抜きなんだけど、そもそもアングル的にあんま見えてないかも。
お尻濡れ濡れなのはエッロい。
オメガバース
フェロモンが出ない特異体質だったはずなのに、とあるαに出会い発情期に襲われてしまう。
「自分にはαを引き付けるコトができない」と地味に生きていく(周囲はβと思っている)つもりだったのに…というΩのお話。
αにもある特異体質があって(ネタばれるのでお口チャック)
切り口が他のオメガバと違ってこれもまた良き。
主人公のΩくんもαくんもいいコです。描写はキレイ目
ライバル(?)の高坂くんというαもカッコ可愛いですが、当て馬にされてるううう
救済してあげて!←
オメガバース特有のドロドロしたのが好きですが
たまにはこういう切り口のもいいかもですが
確かに物足りなさはあるかなあ…