誰も好きじゃないから誰とでもできるんだよ

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表題作ふがいない恋

古崎圭一・小学校教師・年上の幼馴染み
前田維人・大学生

その他の収録作品

  • 誤算(描き下ろし)

あらすじ

世話焼き×一途なビッチ 8年のすれ違いラブ

維人は年上の幼馴染み・圭一への恋心を拗らせ、複数の男と身体だけの関係を持っている。
ただれた生活をしていたが、数年ぶりに圭一と会い、変わらず弟のようにかわいがってくれる圭一のために幼馴染みとしてのつきあいを再開した。
しかし圭一が泊まりに来た夜、維人は欲情し、彼を想って自慰をする。
罪悪感にさいなまれ、圭一の目を盗んでセフレと会っていた維人だったが、思わぬことでバレてしまい――!?

作品情報

作品名
ふがいない恋
著者
まぶた単 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047360341
2.9

(26)

(1)

萌々

(7)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
70
評価数
26
平均
2.9 / 5
神率
3.8%

レビュー投稿数7

幼馴染設定が活きてる!!

幼馴染すれ違いものです。

幼馴染ならではの設定がすごく活きててよかった。
家を行き来してるからこその彼女との遭遇、地元を離れれば会わなくなる関係性、母親からの幼馴染情報とかもう幼馴染ならではですよね!!

好きの自覚ありながら離れてる間にたくさんの男経験して色気ある成長を遂げたゆきにけいちゃんはどんな気持ちでいたのか、、もだもだしますね〜

再会してすぐにどうこうならず、かなりお互い傷つけあってようやっとまとまる、かなりのすれ違いBLです。
とりあえずマサキくんに幸せになって欲しすぎる…イケメンで適度にチャラくてでも一途とか需要たくさんあるはずだよ…!

1

すれ違いがいい!

8年もすれ違って漸く結ばれてほんとによかった
でもセフレがちょっと可哀想だったかな(笑)

3

ふがいない!!

年上幼なじみ・圭一に片想いをし、叶わぬ恋を忘れるためにセフレたちと割り切りセックスをする維人。
久々に再会してからまた連絡を取るようになるが、ある日圭一と居酒屋で食事をしてる際にセフレのマサキと遭遇。
「アイツもどうせセフレだろ」と言われたのを聞いていた圭一。
結局他にもセフレが居ることを自分からばらしたがそういうのは止めるように言われる維人。

その後、マサキに会った際にマサキに自分と付き合うよう提案され了承。
後日マサキと一緒にいる時に圭一と遭遇し、そういう関係は止めたんじゃないのかと責められ「付き合ってる」と返す。
そこでマサキに席を外してもらい話してるうちに圭一に好きだったと告白される。
マサキの元に帰った際に好きなら好きとちゃんと言うように背中を押され再度圭一の元へ。。。。

マサキィィィィィィ!!!
ってなりますよね。

好きだからこそ、兄弟の様に仲良かったからこそ、素直になれないのは切なくて尊いですが若干維人のマサキ振り回し具合が引っかかりました。
圭一にセフレ関係を止めるように言われメールでマサキを一旦切ったにもかかわらず連絡を取ってくるのが理解できないしマサキになんで連絡してきたのか聞かれ「わからない」と答えるのもなんとも(笑)

マサキにはぜひちゃんと他のかわいこちゃんと幸せになって欲しいですね。

0

拗らせ過ぎた

んー、結局は両片想いでそれぞれが臆病だった為に、周りを振り回してました。

維人はバレてようやくセフレ達を切ってて、そんなに圭一を好きなら何で他の人とやっちゃうかなって思いました。圭一も偉そうに説教しといて実は昔から維人を好きだったとかビックリしました。

圭一がやって来て告白されたのにマサキと付き合い始めたからって断ってた維人にも呆れてしまいました。
後押ししてやったセフレのマサキが1番まともだったと思いました。

維人が連絡を無視する圭一の家を訪ねて行ってからも、更にもだもだしててやっと気持ちを確かめてのエッチも白けてしまいました。
引っ張りすぎです。

0

はた迷惑な「不甲斐ない恋」

幼馴染の維人が愛らしいので、こんなはた迷惑野郎に成長するとは思いもよりませんでした。
優しくてカッコいい圭一に小学生の頃から思慕を寄せていた維人は、年頃になって、圭一が彼女を家に連れてくる様になると、自分の想いが決して叶う事は無いのだと、その失恋を自己完結して圭一に会う事なく地元を出てしまう。
燻った想いを拗らせた維人は、大学生にもなると立派なビッチに成長し、好きでも無い男と爛れたセフレ関係を続けている。うわぁ。
とは言っても、再会するのは2年ぶり。え? 2年? 意外に解決までが早いのだ。
維人の想いは再会しただけで、溢れ出てしまう。そして無自覚だったノンケの筈の圭一も、アッサリ維人への想いを突然自覚する。嫉妬、独占欲。それを感じたらもう止まれないよね。
本作で一番気の毒なのは、維人の『都合のいい』セフレ、マサキ。唇にピアスをしたいかにもな悪そうな彼は実は維人を愛している。彼は一見維人を大切にしていないダメンズ野郎なんだが、それは維人が「セフレでいい。」と心を閉じていたから。維人の嫌がる事をしたくなかった、という優しさゆえ。の優しさゆえ、彼は大人しく維人の背中を押すことになる。
マサキを傷付けて。圭一はそれまで付き合ったという彼女たちを何となく傷付けて。
周りの人を無駄に巻き込んで、成就する恋。何だか後味が悪いままのめでたし!でした。

描き下ろしは、圭一がお風呂の間にせっせと準備する維人。そんな短い間にしっかり準備出来る筈もなく、もちろん圭一はお風呂から上がって来て、維人のエロ可愛いさに煽られてしまう。元ビッチの慣れたエロさに敵うわけ無いのだという「誤算」。

せっかくなので、維人の魔性系美人っぷりをもうちょい堪能出来るエピソードが欲しかったかなぁ。

0

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