四人のにびいろ(3)

yonin no nibiiro

四人のにびいろ(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神32
  • 萌×213
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

299

レビュー数
11
得点
238
評価数
57
平均
4.2 / 5
神率
56.1%
著者
akabeko 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥713(税抜)  
ISBN
9784396785000

あらすじ

猛犬兄攻×身請け系弟受
BL界イチ、愛に飢えたヤクザ兄弟 完結!


抗争中に命を狙われ破門された誠(兄)は、
放心してしまい相(弟)と向き合う余裕はない。

二度と誠から離れないと誓った相は誠を振り向かせようとするが、
ずっと蹂躙してきた男に抵抗すらできずしゃぶられる屈辱に、誠は涙がこみ上げた。

そうして、ずっと押し留めていた感情を相は誠に吐き出す。
乱暴に身体を拓かれるだけの行為が、誠に必要とされることだけが、相を生かしていた。

「憎しみでもいいから俺をみてくれ」

そう告げる相こそが、誠の孤独を埋めてくれるのかも知れないーー。

一方、本性を現したベティと、ベティを救いたいと揺るがない勇。
二人の恋のゆくえは…!?

表題作四人のにびいろ(3)

十川 誠(異父兄・ヤクザの若頭)
十川 相(異父弟・元ヤクザ若頭補佐)

同時収録作品四人のにびいろ(3)

ベティ・六(誠の愛人)
勇(巻き込まれたヤンキー)

その他の収録作品

  • Bonus Track(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数11

濃縮還元近親相姦に振り回される人々。

作者あとがきに本質がザックリ書かれているので。それを読めば全貌が見え、なんと人騒がせな、という感想しかもはや出て来ないんだけど。
カインコンプレックスを下敷きにしているそうで。親の愛情に飢えていた誠はひたすら羨望で弟の相を見つめていたが、当の相は愛情を受けていたというわけでは無く、孤独で。自分を見つめる兄の存在だけが、自分の拠り所になっていて。それが異常な執着の始まり。
幼ない頃のように、誠に自分だけを見ていて欲しいという無茶な欲求。独占欲。
誠は実親にも親と慕った山之辺にも、そして愛されたかった母の面影に似たベティにも愛されない、たった一人になって。初めて。自分には相しか居ないのだと思い知る。
うおおお。相の変態執着に取り込まれてしまった、誠がよもや気の毒な気もしてくるんだけど。一応2人の世界ではハッピーエンド。だよね?いいんだよね?確信が持てないんだけど。胎で誠を受け止めたいという相は、誠を孕みたいとさえ思っている様で。この2人の捻れた愛情は常人にはちんぷんかんぷんなのだと。そう思うことにします。

そしてついぞ脇役だと思っていた六ことベティと勇にも光ある自由と、かけがえの無い愛情を掴む。真っ直ぐな勇が眩しくて、迷惑をかけまいと強がる六も遂に絆される。ちょっとビックリだったのは、男に抱かれるばっかりのベティだった六は、心底可愛いと想い、愛する勇を抱くんです。抱くんです!それが意外な程にすんなり受け入れられる自分にビックリしました。勇はまぁ、ビビリますが。ちゃんと抱かれてしまいます。勇はワンコですけども、男前受けと言っても良いかもしれません。

恋も愛憎もあるとはいえ、ヤクザ漫画色の方が色濃い雰囲気で。しかもヤクザ漫画らしいカタルシスが今ひとつ無いので、そこはややモヤリました。
ベティを庇って撃たれ、一命は取り留めたものの眠り続ける誠の側で夢を見ている相の涙がホッとさせてくれます。この夢はまた、相の願望なのか。誠も同じ夢を見ていて欲しい。
大勢の人たちが出て来たけども。やっぱりこれは「二人のにびいろ」だったよねぇ。

1

落果から春うらら好色男の宿まで、私の好みだったのに

いや。。。。これは見るのが辛かった。

4

とうとう「完結」

「圧倒的画力」「引き込まれる物語」
1巻、2巻が素晴らしかったが故に、この物語の期末としては尻すぼみな感じは否めません。
予想以上にあっさりとしており、何とも物足りないような、この感覚……
「あぁ、そこに着地するのね」と。

とはいえ……
akabeko先生の描きたかった「体内回帰」というテーマは、ひしひしと伝わって参りました。
相さんと誠さんの歪な愛……愛と呼ぶことが出来るのかさえ分からないような感情の交錯に、最終巻も魅せられてしまいました。

『四人のにびいろ』完結 おめでとうございました。

1

全3巻、ありったけの神をつけたい

1巻をめちゃくちゃ興奮気味にレビューしたのがちょうど2年前。
もし仮にakabekoさんのこれまでの作品をすべて見過ごしていたとしても本作で確実にこの作者には辿り着けただろうなってくらい、私の好きなモノが16倍濃縮出汁ぐらいの濃さで詰まっていたシリーズでした。
終わってしまったなぁ・・・と軽くロス状態です。。

1巻のレビューではちょっと濁して書いたんですが、、、
akabekoさんがこの歪な十川兄弟の結びつき方を通して描かれたかったテーマは、私がいつか誰かがBLで描いてくださるのを待っていたテーマでもありました。
それはずばり「胎内回帰」。
「あったけぇ………めちゃくちゃあったけ──…」と弟の胎の温かさに愛情と体温に飢えてきた心が満たされる兄。そんな兄を見て「俺の胎でよけりゃいれてやるよ」と何かが満たされる弟。
兄弟で母子の関係を代替しようとする彼等の姿に、萌えて萌えてヘロヘロになりながら読み終えた1巻でした。
ただ1巻を読んだ時点では弟の兄に抱いている感情は同情だと思ってたんですよね、私。
同情心からの母役なのかなって。
でも2巻で兄よりもずっと危ういバランスにある弟の内面が明かされると、あぁこれ弟は弟で「母の役割」を自分の存在理由として必要としていたのかと。
そこにまたもや死ぬほど萌え、、、
失いたくないものを離しちゃなるものかと繋ぎ止めるように弟が兄にするキスは、兄が弟にするセックス同様やっぱり恋人達がするそれには程遠い糖度のなさで・・・どう頑張っても“Boys Love”には行き着かなさそうな彼らの関係をakabekoさんは何処に帰結させるつもりなのかなぁと思いながら2巻を読み終えていました。

で、待ちに待った最終巻。
読み終えて真っ先に思うのは、このお話をonBLUEで描いてもらえてよかったなということ。
14話のラストで弟の目から流れる涙に心がすーっと凪いでいく気持ちでした。
そうであってほしいところへしっかりと辿り着いてくれたなと思います。
母に愛されていたはずの弟がこんなにも不安定なのは何故なのかってところが、私の中に最後まで残った疑問だったのですよね。
答えは一番反吐が出るものでした。私が一番殺したいタイプの母親。
でもなんかすごいハラオチで・・・だから胎内回帰と懐胎願望なんだろうな結局のところ。
誠は「全肯定されて受け入れられる」存在であることがこのお話においては重要だし、相には「子供が一番大事な」母親役を担わせてあげることがこのお話においては重要なのですよね。
そうすることで彼等はやっと母親の亡霊から解放される。(=母親を突っぱねられる=母親から自立できる)
誠が最後に見ている夢はそれを象徴しているんだろうなって思っています。
彼等はきっと、ここからようやく次は「兄弟」になっていくのでしょう。

BoysのLoveが全然足りないんですけど?!?!って部分はベティ勇で補完させてもらいました。
この2人にはまさかの展開があってめちゃくちゃテンション上がりました!
いやでもakabekoさんの傾向的にはそうだよね……!
やばいこの2人のエッチは蝶花/落果レベルの濃度でもっとしっかり見させてほしいぞ、、、
落果と同じ形式(電子連載)で続編とか始まらないかなぁ。onBLUEさん!

書きたいことが多過ぎてどんどんまとまりがなくなってきたけど、服を脱いで刺青を晒した誠と相のエッチシーンは言うまでもなく圧巻の画面でした!
作画コストやばっ…!っ眺めててふと気になったけど、もしかしてこの2人、兄は背中に九紋龍史進を背負って、弟は兄が背負ってる九紋龍史進の両肩の龍の図柄を自分の両肩に入れてるのか???
弟のキャラなら全然あり得る・・・すごくあり得る・・・だとしたらそれはまたとても萌える・・・

※紙本カバー下なし

5

三十路の赤ちゃんとは

ベティ×勇と誠×相の2組のカップルが、抗争後の部屋で同時にセックスし始めて面白かったです。

それより、相が可哀想すぎなんだよな~。母親からも本当に息子としての愛を貰えてないとか。ここにきてキツい…。
結局「誠愛され」で終わった…。作者の誠大好きって思いが伝わってきました。
親父も良い人風になってるけど惚れた女にそっぽ向かれて育児放棄した情けない人なことには変わらないし。

結局最後まで相が誠を追いかけてる構図で、誠から相への思いが正直ハッキリしないまま終わった。誠はいつまでもどこまでも何しても愛される「受動側」なんだなと思いました。
誠可哀想描写もやりたいけど誠愛されもやりたい!っていう思いがごちゃごちゃしすぎて、結局客観的に見て可哀想なのは誠じゃなくて相とベティだよねっていう結論になっています。

あとがき見て、誠は赤ちゃんと書かれていたので、赤ちゃんなら受け身でも仕方ないか~~と思いましたが。(いや、三十路の赤ちゃんって何?)

あとがきで相が血の繋がり厨になっていて面白かったです。
血縁に拘ってるの誠だと思ったんですけど本当は相の方だったんですね。
「相ファンには申し訳ないけど相が一番危ないです」と書かれていて、いや、母親への愛憎を晴らすために弟レイプする誠の方がやばくない?と思ったんですが、それよりやばい認定される相ってすごいな…。

ベティと勇は可愛らしいカップルだと思いました。
1巻で勇は攻めかなと思ったらここにきて受けになってて驚きました。
ただ、一応ヤンキーっていう設定なんだからもっとヤンキーっぽい男らしい見せ場があっても良かったと思いました…。

5

オソリーヌ

退会したのか…w

オソリーヌ

にれさんコメント消したんですか?
攻め特集で攻め厨を公言し誠を幸せにしたいという旨の発言から言ったまでですが…

オソリーヌ

このコメントだけのためにアカウント作成ありがとうございます。
オンブルーakabeko特集のインタビューで「誠が好き」と書かれていたのでそう書きました。
確かに!死んでませんでしたね。書き直します><
私は煽りに乗ってレイプ仕掛けてくる男が一番危ない(やばい)と思いました。赤ちゃんなら仕方ないです。

完結しました

完結編です。
終わってみると、結構あっけなくまとまっちゃった感が、、、
怒涛の展開というか、ストーリー展開としては過不足なく、組の抗争的な話もちゃんと片付くし、四人の関係も、ちゃんと、愛には愛で向き合って、報い合う結末で、グイグイ読んじゃったので、あっけなく感じたのかもしれないけど、何度か読み返してみると、もっとじわじわと効いてくると思う。
とにかく、みんなが落ち着くところに落ち着いて良かったです。
巻末の、作者さんによるネタばらしというか裏設定を読んでから本編を読み返すと、一層趣深いです。

4

クソデカ感情

三巻で終わっちゃって寂しい…
この愛憎劇をもっとダラダラ読んでいたかった。
4人のにびいろ。
鈍色とはコンプレックスを指していたのか、4人四様のクソデカ感情がぶつかり合っていて壮絶でした。他のヤクザ達も然り。
これはただのBLではないぞと思い、あとがきを読んで、先生の意図を確認し納得しました。

良かった…とりあえず、4人が救われて…(美馬も応援してる)

誠がどんどん愛おしくなってきました。
誠、赤ちゃんでかわいい!
1人でカチコミ行ったシーンは思わず吹き出しました。

単発でまた続き読みたいです。
とら特典の薄い本は必見です。

2

四人の非処女

1巻から追っていたので、完結楽しみにしていました。
四つ巴というキャッチコピーだったのでどうなるかと思ってましたが、最後はとてもきれいにまとまって良かったです。
まさかベティ×勇になるとは思いませんでした。関西弁で雄のベティ、とてもかっこよかったですし最後の短髪ベティも最高~。

兄弟に関しては、ふたりとも愛憎塗れで拗れきっていてもはや修復不可能では…と思ったのですが。
相が煽ることをやめて素直になったら、誠もそれに応えてくれて…、結ばれたみたいで良かったです。
相の、「自分が誰からも愛されてなかったこと」や「自分には兄貴しかいないこと」の告白に、誠も思うところあったのでしょう。
エッチは今までのように誠が一方的に性欲をぶつけるような感じではなくて、慰め合いみたいな感じでした。相さんが感じてるような顔が初めて見れて良かったです。

相への感情が、「お前いらない」から「お前さえいればいい」に変わったのが、なんとも感慨深く……。
ベティ勇は本当にきれいにBLとして完結したのですが
誠相はまだまだスタートラインって感じなので、もっとこの二人の行く末が見たいなぁと思いました。

美馬と山之辺の愛憎ドロドロももうちょっと見たかったです。

3

三組三様の愛のぶつけ方

 中盤までは前巻までの緊張感や勢いが少し薄れたかな?と思いましたが、後半はそう来るか、というシーンの連続で、前巻に負けず劣らず読み応えたっぷりでした。相と誠の切っても切れない関係は、実はとても複雑なもの。弟から兄への単純な執着では済ませられない。作者自身による正解は後書きの通り。けれど、私には必ずしも2人は常に母親を介して繋がってきたわけではないように思えます。それはあくまできっかけで、やはり兄弟という特別な血縁ならではの一心同体感というか、どれだけ離れた場所にいても結局元いた場所に戻ってきてしまう、そんな運命への心地良さを手放せない幼い子供達のように映りました。いつまでも母親を言い訳にして、狭い世界に閉じこもりたがる2人。別に彼らを批判しているわけではなく、そういう大人になりきれないところが可愛らしく、2人の魅力の1つだと思うのです。

 なぜ誠はベティを庇ったのか。誠なりにベティへの情があったから? 結局相を置いてけぼりにできる程度の愛だったから? 私は相によって満たされたことが、彼にベティを庇えるほどの余裕を与えたんじゃないかと思いました。ベティの裏切りを水に流し、自分を受け入れてくれていた彼への最初で最後の恩返し。奪われ続けるだけだった自分がようやく与える側になる、それは相に満たされたからこそできた行為。ベティからの愛情がなくても、相に愛されているのだからいい。結果的に相を置いていってしまったけれど、誠の心はこの時至極穏やかで幸福なものだったのかなぁと。一方的に行動した誠を責めることもなく、幼児退行の可能性を聞かされて動じることもなく、淡々と自分の身の振り方を固めて起きた誠を受け入れる準備をする、相の愛もまたこれ以上ないほど純粋だなぁと感じました。

 相と誠の関係ばかりでなく、ベティの男前度に萌えたり、美馬の敬愛の深さに驚かされたり、今までの印象ががらりと変わる脇役達も皆魅力的でした。勇を抱くベティに、誠に抱かれていた時よりもしっくりきたくらいです。勇に愛してくれと強請るのではなく、愛してもいいんだな?と聞いた彼。心に溢れんばかりの慈愛を持った彼らしいなぁと。そして、美馬と山之辺の関係にも期待が膨らむ終わり方でしたね。彼もただ山之辺に可愛がられたいだけの男ではなく、一緒に堕ちることも厭わないほど本気で山之辺に執着した男だった。この2人の話もメインで読んでみたいなぁと思いました。

2

これは決してただの兄弟愛じゃない!

ま・さ・か・の……ハッピーエンド!
どう展開していくのかと不安でしたが、
ちゃんと最後まで4人のストーリーを貫かれました‼︎

誠は破門され、父であった山之辺も離れていきました。
誠が次に求めたのはベティ。
誠が欲しがってるのは母の愛です。
そしてベティにも拒否され、
絶望の淵にいる誠を救ったのは、やはり相でした。

でも、相も無償の愛を与えるわけじゃないというところが凄いなぁと思うのです。
誠にも自分をーー自分だけを見て、自分だけを愛して欲しいと思っています。
幼少時の愛情不足がこんなにも人格形成に影響するんですね。
誠と相は共依存ではなく、
お互いに必要として支え合う存在なんだと思います。
兄弟を超えて母性を求め合う……なんとも難儀な関係です。

誠が相を心から求め、愛を確かめ合うようなセックスは見応えありました。
相の胎(なか)が一番あったかいと言った誠への相の応えーー
「俺が一番兄貴を愛してるからな」
これに尽きるでしょ!
この二人は本当に最後まで男だし雄でした。
男同士なのに美しいとさえ思ってしまいます。

九鬼にカチコミをかけるも逃げられてしまい、
今度は九鬼にベティが命を狙われるのですが、
ここは誠が身を挺して庇います。
この時の誠ーーきっと深く考えてなくて、身体が動いちゃったんだろうな。
誠ってバカだけど憎めなくて、本当は愛情深い男なんですよね。

意識不明の誠を決して諦めずに信じて待つ相がイジらしくて健気で、飼い主を失った犬みたいにみえました。
また、子どもの時の二人が可愛くて可愛くて♡
ここは癒しパートでしたね。
特に、誠のマロ眉(´>///<`)
「ひとりぼっちはさみしいんだよ」
やっと一人ぼっちだった二人が、二人ぼっちになれました。
握り合う手のラストシーンに涙です(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ボーナストラックは、出所してきたベティと待ち続けた勇の話。
短くても十分伝わるハッピーエンドです!

本編とは打って変わって、あとがきはコミカルで笑いました^^
相の抱かれるための努力には脱帽です(笑)
相関図的なものも描かれており、
4人だけではなく多くの人の愛情や欲望が渦巻いていたんだと、
改めて感じて感慨深かったです(絵がコミカルなんだけどねw)


Renta! 修正はトーンに白短冊
なかなかいい感じの修正で満足です。

1

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