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伝奇系ファンタジー作品。
世界観は、現代または近未来、パラレル?の日本。
陰陽道や五行説を基に、乱れた「龍の気」が小動物などに憑いて凶暴化した「陰龍」を退治する「五龍衛士」(ごりょうえじ)、衛士が所属する「五龍閣」という組織…
衛士たちは陰龍を感じ取る超能力的な力を持ち、特殊な「索」という縄で陰の気だけを消滅させる「仕事」をしている。
その中でも、強力な探知と捕獲の能力を持つ春馬が主人公。
いつも通り軽々と1匹の陰龍を消した春馬だが、足場が崩れて高所から転落。
落下中に何かが記憶に引っかかった途端、青い鱗と尻尾を持つ異形の少年が出現して無事に助かる。
春馬たちは彼を支部に連れ帰り色々検査した結果「陽龍」だとわかる。そして春馬は陽龍の「贄」。
「碧(あおい)」と名付け、可愛がり、懐かれる…だけど陽龍の顕現は対の「破龍」の出現を呼ぶとわかり…
陰の気に取り込まれる弱さも、自分が異形になるのを受け入れる強さも、また人間。
はじめ春馬はクズノンケでどうなることかと思ったけど、碧はすっごくカワイくて心が入れ替わったようなので良かったです。
忍術や陰陽道とテクノロジーの融合みたいなのも面白かった。色々な要素が詰まってるけどうまくまとまってると思います。「萌x2」で。
ファンタジーBL大好きな私にクリティカルヒットな作品。時は現代、陰龍と戦うチート五龍衛士で女性関係はろくでなしの春馬(攻め)と、春馬の命を救った健気な人外の碧(受け)の、大事なもの、守りたいものを見つける話です。
かなり少年漫画寄りの作風で、アクションも勢いがあり終始カッコいいです。設定がしっかりしているので世界観に入りやすい。そのため説明するセリフは多めですが、私的に読まされてる感(説明乙感)は感じず、すんなり理解できました。周りの人物も個性があり、それぞれの役割を果たしていました。
そしてクライマックスがアツい!見せ場がある!
ちなみに、セックスシーンもちゃんとありますよ。(春馬さん手を出すの人外でも躊躇なくて速すぎだったけど…笑)
少年漫画のアクションバトルを読むような燃えと、BLの、お互いの繋がり思い合うことの萌えとどちらも味わえる、ごちそうのような一冊でした!
面白かった!
映画一本観終わった気分です。
設定は複雑、文字多めで、二転三転する展開にハラハラドキドキしました。
それに人魚姫的要素が加わる事で、ラストは切なさも感じます。
遊び人の春馬は、世界の澱みに生じる「陰龍」を解く「五龍衛士」と呼ばれる存在。
ある日の任務中、廃工場の屋上から落下し、死を覚悟した春馬を救ったのはーー…
春馬を救ったのは、鱗と尻尾を持つ謎の少年。
その子に碧という名を与え、春馬は共に生活する事になります。
この、碧が本作のキーパーソン。
碧は、陰龍を探知する陽龍に思えたのですがーーと、碧の正体も最初は推測でしかないのです。
そして、初めから春馬に懐いていた碧との関係は、過去に遡ります。
碧に力を与えるために贄としてHする春馬。
春馬と一緒にいたくて、どんどん変化していく碧がとっても健気で可愛いんです♡
最後の最後まで碧の正体、春馬との過去は伏せられています。
文字が多くてページ数の割に読むのが大変で、最後は少し詰め込みに感じました。
それに、後付のような展開も気になったのですが、それを差し引いても面白かった。
碧の成長を見守る親のような気持ちにもなりました。
ただのラブストーリーではなく、陰龍と対決する五龍衛士や、サポートする脇キャラたちも魅力の作品です。
壮大なテーマなので、一冊にまとめると少し物足りないのですが、陰陽師的な要素が好きな方にはお薦めします!
