急に来て、勝手に押し付けて、本当に勝手なやつだよお前は。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作片恋ロングフライト

西ヶ峯 港
26歳,管制官
東城 晴飛
28歳,副操縦士

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下:人物設定

あらすじ

一途なワンコ系管制官×素直になれない世話焼きパイロット

ある事件のせいで、空を飛ぶ楽しさを忘れかけていた副操縦士の晴飛。
そんな晴飛のもとに、幼なじみの港が管制官となって日本に戻ってくる。

昔のように懐いてくる港をうっとうしく思いつつも、彼の励ましによって自信を取り戻す晴飛。だが……

「晴ちゃんのことがずっと好きでした」
港からの突然の告白。

晴飛は港の気持ちにどう応えていいかわからない。
けれど…仕事仲間として、親友として、自分を支えてくれる港の存在感は、晴飛の中で日に日に増していくばかり。

2人で食事の約束をした日のこと。晴飛の搭乗する便で天候トラブルが発生し――!?  

作品情報

作品名
片恋ロングフライト
著者
さちこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
ISBN
9784781618746
3.9

(43)

(15)

萌々

(10)

(17)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
167
評価数
43
平均
3.9 / 5
神率
34.9%

レビュー投稿数10

それぞれの15年

表紙とタイトルに惹かれて読んでみました。
王道ですな!パイロットと管制官版幼なじみ再会年下ワンコ攻め。

一話で止めそうになりかけましたが最後まで読んで良かったです。
爽やかお仕事BLで、港の片想いグイグイに晴飛がトラウマを乗り越えたり。港の告白への返事を待たせるな〜と思ったけど、15年待ってたんですもんね!晴飛のために管制官にもなって日本へやって来て。

今度は初エッチが…。待たせるな〜と思ったけど、15年…以下略。

ここぞというときの飛行機ネタ?に最初のシーンはジーンと来たけど、エッチの時のはオイオイ!でした。

0

お仕事BL

管制官の港とパイロットの晴飛が
幼馴染の関係から恋人になるまでのお話でしたが甘い恋愛要素もありながら、お仕事BLとして詳しくその描写もあって読み応えのある作品でした。

幼い頃のふたりの出会いが運命的だなと感じて、またその頃の夢を大人になってふたり共が叶えるというのは本当にすごいことなので夢がある話だなー、としみじみ思いました。

専門用語も交えたり、やりとりもすごく本格的でわくわくして読めました。

ふたりが出会った場面からいきなり大人になるまで話が飛び、幼少期エピソードは断片的に出てくるのですが
話が見えない部分があったので、幼少期に仲良くなっていくところも描かれていたらもっと読みやすかったかなと思います。

0

私は大好きです!

管制官とパイロット。幼馴染み、再会。素敵なシチュエーションが揃った大好きな作品です。

デビュー作品とは思えないほど美しい絵柄とストーリー展開がキュンキュンしました。

中盤想いが通じ合ってからゆっくり進む二人の関係がとても優しくもどかしく、いとおしい。背中を押してあげたくなります。
初めても、初々しいかわいらしい二人でした。

描きおろしの制服エッチはすごくいいです。特に管制官の攻めが耳元でささやく仕事用語…彼の声が好きなパイロットくんには最高だったと思いました。

また新作が出たらぜひ読みたい作家さんです。

2

「空飛んでて楽しいか?」

開始数ページで出てくる上司のこのセリフ、これがこの作品の全てを表してる気がしました。ここで覚悟が決まるというか、あぁ~熱血クサい系かっ(;'∀')ていう。読んでてムズムズ恥ずかしくなるタイプのやつです。

これ、デビューコミックスなんですね。知らずに読みましたが、投稿作っぽさがあるなーってのが第一印象だったので、すごく納得。でも最近のBLだと珍しいかも?
絵は綺麗だけど、表情が硬く構図にぎこちなさがあって良いシーンも迫力不足で。セリフもモノローグも推敲の跡が見えず、思いついたまま全部書いちゃってる感じ。
悪くないんだけど、何かが足りないんです…クサいセリフをスムーズに受け入れられるだけの何かが…。創作の定石をなぞりながら進んでいるだけに感じるところもあって。上滑りって言うのかな。若者の顔にシワの線だけ入れてオヤジにした作画に通ずる何かに似てるかも?と思ったら件のセリフを言った上司がそれでした。

お話は、起承転結の転が攻めの怪我エピソードという見慣れたやつ。せっかく航空系のお仕事なので、何か絡めてくれたら好みの作品になったかも。
描き下ろしでパイロット受けの制服えちがあったのはすごく良かった!欲を言えば、本編が上半身のみのコマばかりなので、もっと制服姿を全身で見たかったな~ってとこです。

作者さんが本当に新人なのかは分かりませんが、あまり描き慣れてない感じの漫画が新鮮でした。

0

これぞ!!幼馴染の破壊力....!

びびっときたので購入!

序盤のストーリー展開が若干急ぎ足過ぎると思う場面があったんですけど、そんなの気にならないくらい尊いお話でした✨

中盤辺りまで攻め君の片想い的な感じだったから心配してたんだけど.....

なんだああ.....最初からお互い好きだったんね!!良かった!!
読んでる自分まで巻き込まれて幸せになれます(´;ω;`)ウゥゥ

幼馴染モノの良いトコ詰め込んだような眩しさを感じます✨

レビューを読んでるそこのあなたに読んで欲しい一冊です!是非!!

0

さちこ先生の飛行機愛

◾︎港(管制官)×晴飛(副操縦士)

さちこ先生のデビューコミックスです。
飛行機や操縦席回り、空港なんかを描くことを、避けて通れない航空業界の物語。パイロットにいかに萌を見出そうとも絵が追いつかないと描けないのですが、デビュー作にして確かな画力です。
なによりも、読んでてさちこ先生の愛が伝わる。あとがきを拝見したら、やはり空オタとのことで納得しました。

可愛くて綺麗でエグい雰囲気一切なくサラッと読めるので、初心者にもおすすめの作品です。
初心者とは流石に名乗れない自分からすると、一番の萌は、描き下ろしの晴飛の制服着用エッチでした。港が流暢な英語を晴飛の耳にささやく管制官プレイ…なんとエッチ…

おまけページで管制官で国家資格なのね、と。
年下ワンコ攻めっぽい晴飛も、もやもや悩んでた港も、かなりの関門をくぐり抜けた賢い2人なんだ〜と思うとより一層萌えますね。

0

航空業界って萌えの宝庫です。

最近、航空業界の男の人たちのお話が増えた気がしています。
それだけ、萌えの宝庫なんですよね。
こちらは管制官とパイロット(コーバイ)のお話です。

港と晴飛は互いに幼い頃からの夢を叶えて管制官とパイロットになったんですね。無線機で、管制のやり取りを聴いて過ごしたなんて、マニアックな思い出ですよね…
それだけでも、2人の時間が特別だったんだなぁと思いました。

港が晴飛との思い出を糧に、過ごしていたり、晴飛の飛行中のトラウマ克服を支えたり。
2人が、素直に生きているのが眩しく思えます。もちろん、大人な2人なんでしっかりとセックスもするんですけどね!
ピュアな良さを感じました。
国際線に乗務する晴飛が受けなんですけど、長めのオフじゃないとセックス後は大変なんじゃなかろうか…
めちゃくちゃ要らぬ心配をしてしまいました。すみません…

とはいえ、ほんと素直な良さを感じたお話です。

0

空飛ぶBL

年下管制官×副パイロットのお仕事BL。
そしてこちらの作家さま初コミックスだそうです。
絵も上手いですが、お話の組み立て方が巧いですね!
今後の作品も追いかけます。

幼い頃に出会っていた二人。
パイロットになった晴飛。とある理由がトラウマになり、空を飛ぶことの楽しさを失いかけていた時に現れたのは、小さかった年下の昔馴染み・港。

管制官としてアメリカから帰国した港とぶつかり合いながらも、彼の声のおかげで、晴飛は試験にパスして夢を現実にする。

年下わんこ攻めと年上男前受け。
二人の関係性もさることながら、しっかりと練られたと感じるお話に、空を飛ぶお仕事への理解も深まりました。専門的だなあと感心。

パイロットの制服もいいし、描きおろしでは制服Hしてます…素晴らしい♥
そして管制官の港は絶対イケボイスだと思うのです←

3

表紙に惹かれて…

Twitterで流れてきた発売告知の画像を見た時から気になってました。爽やかな空に浮かぶイケメンたち…しかもパイロットの制服♡発売日にわくわくと購入しました。

幼い頃に知り合った港と晴飛が、管制官とパイロットの立場になって15年振りに再会するところからストーリーが始まります。
離れ離れになっていた間も晴飛を想い続けていた港の一途さと、そんな港の振る舞いと距離感に戸惑いつつも気持ちが揺れる晴飛…少しずつ変化していく関係にキュンキュンです♡

個人的には初めて二人が出会った時、晴飛が言った「みんなが安心して帰ってくる港、安心する名前だ」という台詞と、イルミネーションが消えた展望台で気持ちが通じ合うシーンがとても印象的でした。

航空業界の描写やお仕事シーンがとても詳しく描かれていて、さちこ先生のこの業界に対する熱量に感服、そして疎い私でも世界観にすんなり入り込めました。
さちこ先生、初の単行本とのことですが今後の作品も楽しみです。

1

空の世界に生きる男たちに憧れる

空の世界にロマンを感じがちです。
ここ最近、同じように空を舞台にするお仕事BLを読んで、
すっかり心掴まれてしまいました。
本作は、同じ空を目指す主人公ふたりの再会ものです。


小さい頃から、飛行機の無線を傍受していた港と晴飛。
港がアメリカに行ったことで離れ離れになった2人でしたが、
数年後に空港という同じ職場で再会しーー…

副操縦士の晴飛と管制官の港とのラブストーリーです。
お仕事BLでもあると思うのですが、印象としてはラブ要素が強いかな。
欲を言えば、もっと仕事上で支え合う関係に萌えたかった……

帰国した港に晴飛が告白されるところから、ラブストーリーとして展開していきます。
少しずつ港を意識し、絆されていく晴飛と、積極的に関わっていこうとする港。
いつしか想いが通じ、恋人同士になっていきます。
Hでは、わたしが思った攻め受けと逆でした。
体格を考えたらーーうん、そうだよね^^;
攻め・港、受け・晴飛です。

飛行機は一人で飛ばしてるんじゃない。
いろんな人が関わり合い、その中にパイロットも管制官もいるという考え方はとても好きです。
ただ、このふたり、ちょっとお互いに依存しすぎかな。
お互いを失ったら、きっともう飛べないし飛ばせないってくらいのめり込んでる。
もっと自立して支え合う関係の方が、個人的には萌えたかなー

とはいえ、絵が綺麗で読みやすかったです^^
同じ空を目指す男たちってカッコいいですよね。
そして、小さい頃のふたりがとても可愛かった♡

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP