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一途な年下理系イケメン×元ヤンの子持ちパパの、粘り勝ち十年愛!
小学生の純な初恋が13年経って叶うってすごい!これずっと想い続けた一心もすごいけど、少しづつ意識するようになって理性と本心の間で揺れてた虎央も中々しんどかったなぁ。一心の為を思って素直になれない所もあった訳でそれも愛だと思います。
勇気を出しての告白があんな形になったのは笑ったけど、一心のどんな形でも共にって覚悟が見えてホロリ。結ばれるまでが長かった分、2人のエッチはこちらも照れてしまいました。
可愛い陽太と3人で幸せに暮らしてほしい。ほっこり幸せを感じる作品でした。
タイトルを見ると攻め視点のようですが、本編は全て受けの虎央視点です。
まず設定が面白そうで心惹かれる。
小学生がヤンキーの高校生の兄ちゃんに惚れ込んでしまうなんて、この組み合わせは絶対に楽しいやつだ!と、川琴先生だし、きっと甘くて楽しいお話なんだろうなと思いながら読み進めてみると…うーん…?!
物凄く嫌なところもなくテンポ良く読めるのですが、少し想像していた雰囲気とは違ったかな。
この内容だと子持ち設定はいらなかったような気もする。
正直に言ってしまうと、虎央のキャラクターが中途半端で萌えなかったんですよね。
序盤のまだちびっ子な一心からの、薔薇の花のアプローチに戸惑いを覚えるヤンキーの姿は可愛らしかったんです。
でもなんだろう。タイトルにまで入っているというのに、元ヤン・ヤンキーさが全く感じられなくて。
硬派っぽい雰囲気を出しつつも、一心に対しての言動がブレブレすぎて全然硬派じゃないし、受け入れるための条件をあれこれどんどん付け足して、足して、足して…まるで漢らしくない。
思わせぶりな態度が酷くて、自分の事を好いている年下の男の子の存在に依存しているようにすら見えてしまう。
子供の本当のこともあえて話さないし、これってかなり残酷。
長年そんな感じのままだったのに、突然好きだと言われて、思わず一心が逃げてしまうのは無理もないかなあなんて。
友人の広貴の方に魅力を感じてしまった。
と、虎央があまりハマらなかった一方で、攻めの一心のめちゃくちゃ一途で健気な様子に胸打たれてしまいそうになる。
虎央視点なので彼の心の内は想像するしかないけれど、真剣な想いをあんなに雑にあしらわれたら傷付きますし、何度も振られたらそりゃあ…と思うんです。
でもこの攻めは諦めないんですね。
何度あしらわれても、何度振られても、条件を出されればクリアしてみせる。
本当に、ただひたすらに虎央が好きでたまらないんだなあ…
最後は粘り勝ちのようですが、想いを受け止めきれずに逃げる姿とベッドシーンが可愛らしかった。
この作品、攻め視点で読んでみたかったなあ。
13年もの長い期間の片思いの様子と、その間の成長の様子なんかも読んでみたかった。
成長痛で苦しんだり、剥けた!となるまでとか、いつの間にか子連れとなっていた虎央にざわつく心とか。
ちょっと変態ちっくだったり、ズレている部分もある人なので、きっと面白いんじゃないかなあ。
一心のブレなさと、作中に登場する体感型の次世代ゲームの描写は良かったのです。
好きな設定だっただけに、もう少し素直に萌えたかったな。
ヤンキー受けを期待されるとちょっと違うかな?と思いますが、長年に渡っての一途攻めがお好きな方におすすめの作品です。
小学生の時から一途に想って13年後にやっと叶って恋人同士になるお話でした。
攻めの一心が小学生、中学生、高校生、大学生と虎央に告白するんですが、その都度理由をつけて断られるんです。
アレが剥けたらとか、虎央より身長が高くなったらとか、一心がクリアする度にゴールを動かして虎央は狡いんです。
そのくせ女子高生と一緒にいる一心を目撃してショックを受けていたりと、プライドが邪魔して一旦口にした事を曲げることが出来ない面倒くさい人物です。
一心の気持ちに向き合う事が怖くて、先輩の子どもの陽太も自分の子だと一心に誤解させたままでいます。
それでも一心は諦めないし最後は虎央も気持ちを認めて告白するんですが、何しろ13年も片思いしていた一心は直ぐには信じなくて逃げ出します。そこで初めて虎央は今まで自分が一心にして来た事に反省するんです。
陽太の本当の両親と連絡がついて、ようやく本当の家族にする事が出来て良かったとは思いました。でも預かった時点で本当の祖父母とも連絡を取らないのがとても不自然だと思って、設定に無理があって今ひとつ盛り上がれませんでした。
それから最後のセックスシーンも虎央の性格故か全然萌えませんでした。ヤンキー受けは難しいと思いました。
今回はゲームプログラマーとビアバーオーナーのお話です。
受様が助けた小学生に懐かれ、惚れられ、絆されて恋人になるまでと
恋人になってからの後日談を収録。
受様は両親もその両親もヤンキーというヤンキー家系で、か弱いやつを苛
めたり、殴って悦に入るヤツはクズ(変態)だという教えの元に育ちます。
高校生になった今では金髪を逆立て制服を着崩し、トゲトゲスタッズ付の
とんがった革靴というヤンキースタイルですが、「弱いやつを苛めるクズ
は俺が潰す」が座右の銘です。
その日もで歩いていると、コンビニの脇で小学生が中学生3人にカツアゲ
されている現場に遭遇します。
おまえら、小学生のガキにお小遣い貰わないとお菓子も買えねぇのかよ。
だせーな
オニーサンには関係ないでしょ~?
中学生は人数的に優勢でしか受様とそれほど体格差がない事から、斜に構
え威嚇してきます。ニヤニヤ顔であまつさえ受様の一番の禁句である"かわ
いい"発言で受様の導火線に着火し、30秒もかからず地面に沈められます。
そんな受様の行動を茶化しながら見ていた親友に携帯のカメラを向けられ
ると脱兎のごとく逃げ出し、受様にはウォーミングアップにすらなりませ
ん。助けられた小学生こそが今回の攻様です♪
攻様は自分を助けてくれた受様に惚れて「大好きです!」と花を差し出して
以来、受様が多少邪険にしても、彼の思いを受け入れるわけがない事も
承知の上で、一途に慕い続けるのですよ。
男子小学生に告白された受様は内心の動揺を隠して「抜けてもいない奴じ
ゃ相手にならない」と衝撃の言葉を浴びせるも、中1の夏には「やっと剥
けた」と嬉しそうに告げてきて何とか諭すも効果はありません。
ゲームが趣味だと言う攻様なので、妄想や空想の世界とごっちゃになって
るヤバいオタク脳なのかもしれないとも思えて、受様にはどうやったら
諦めさせられるのか全くわかりません。
その後も「俺より背が高くなったら」とか「俺より強い奴じゃないと好き
にならない」とか攻様に諦めさせようとしますが、効果はあまりく大学生
になった今では受様が経営するビアバーに客として現れるようになります。
受様が1年前に始めたビアバーは小規模醸造所で造られたクラフトビール
を角打ち提供しています。地元でも認知されるようになりましたが、20才
そこそこの大学生の攻様が来るような所じゃないと説教してしまいます。
攻様の視線がべたべたしてて面倒くさい。
無駄遣いせず、缶ビール片手におまえの得意なエロゲーでもしてろ
攻様は何か反論したげにしますが、おとなしくはなります。そんな時、
女性客から「マスターって若くして結婚して子供がいたけどバツイチ」な
感じと言われて、受様は薄く微笑みます。
「結婚はしていないけれど息子がいます」と答えると店内がおぉ~と湧く
中、攻様は1人悲鳴を放ちます。実はその子は受様の先輩の子供で両親揃
って服役した為に強引に託されたのです。
受様は攻様に母親が服役中で5年後の出所を待っているという点のみを明
かし、今度こそ攻様に引導を渡そうとします。
果たして受様の子供の存在は攻様の恋心に変化をもたらすのか!?
ヤンキー気質の受様が偶然助けた小学生から一途に慕われ続ける13年間を
描いたドタバタラブコメディです♪
攻様が受様と出会ったのは小学生の時ですが、中学生、大学生、ゲーム会
社にプログラマーとして就職しても受様を一途に慕い続けます。
思うに攻様にとって受様は憧れのヒーローで、受様のいう事は絶対!! な刷
り込みもあったように思います。受様が攻様を遠ざけようと「○○したら」
と言っても攻様にとってはそれは乗り越えるべき課題的なモノだったので
はないかな。
対して受様はあまり恋愛事に興味はなくても、出会った時点で高校生で男
同士での恋愛なんて"まず"ありえないと言う否定から入っているために、
攻様が自分の出した条件で離れていくとモヤモヤし、条件を満たした攻様
が戻ってくるとなんだかんだ言いつつ受け入れてしまうのでしょう。
そんな受様の恋愛モードに踏み切れない様子と先輩から預かっている子供
の成長、仕事に託けてアプローチする攻様が巧妙に絡まり合って進み、
微妙なすれ違いと間の悪さで右往左往しながらも、攻様の長い恋が実るま
でとても楽しく読ませて頂きました♪
受様が長く自分の気持ちに気付かない事とか、攻様に告白時の攻様の言動
にはちょっとびっくりしましたけど、ラブコメなので私はそれも有り♪ と
あまり気にならなかったのです。
受様を攻様を振り回している自己中男とみるとあまり楽しいお話ではない
かもですが、萌えツボも好みも十人十色ですからね (^_-)v
攻め・受けの組み合わせが面白そうだと思ったんです。
だって『小6の頃に中学生からカツアゲされていたところを助けてくれたヤンキーに一途な想いを寄せたまま25歳になったオタク』×『元ヤンの両親に男気を教えられた喧嘩上手な仁義に厚い29歳のビアバーオーナーの元ヤン』ですよ。おまけにこの元ヤン、子持ちなんです。
わたくし的にはとっても美味しそうな匂いがしたんです。
甘々で、時折激しいドタバタコメディを届けてくれる川琴さんですもの。今回はかなり尖がったコメディなんだろうと思ったものですから。
……ちょっと違いました。
まず思ったのは「虎央ってヤンキーなのかしら?」ということ。
特殊詐欺で有罪になった先輩の子どもを預けられて育てているんですけど。
でも、彼自身には『悪い匂い』がしないのね。ヤンキーって言うより『良い任侠の人』みたいなんです。
でも、一途な想いを寄せて来る一心には『キープ君』に対する態度なので、彼のイメージが『良い人』と『小ずるい人』の間で揺れ動いて安定しなかったんです。
これが『結構、悪いこともやってました』という人なら、一心に対して冷たく当たったり、恋心を弄んだりしても理解できるのですけれども。
対して、一心の一途さは解りました。
虎央って一心の『推し』なんですよね、一貫として。
オタクの恋だわ。
ただこのオタク、どっちかっていうとスパダリ寄りで、執着が気持ち悪くないの。ここがものすごーく残念だったんです(マイナー趣味で申し訳ない)。
『他所のお家とは違う家族』を作って行こうとする2人の姿勢や、それを許容し見守る虎央の両親など、気持ちの良い部分は沢山ありました。
なので、お話が嫌な感じだったわけではありません。
ただ「オタク×ヤンキーだったら、羽目を外したコメディに違いない」という、私の勝手な思い込みの所為で、なんか自爆してしまった感じでした。
先入観って危ないものですねぇ……