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kioku no kaibutsu
まだ一巻しか読んでいないので何とも言えません。まず始まって直ぐに兄の千晴がホームから落ちて亡くなります。
千澄は兄が亡くなる夢を見ては泣いて、母親は兄が亡くなった現実に耐えられなくなって来ていました。
千澄は街中で首にバーコードのある擬態能力を持つ人工知能生物に出会います。それはハピネといって故人の思い出の品を主食として、食べる事により擬態相手に近付いて行くのです。街中で会ったハピネスは人間にしか見えませんでした。
いつも使用していた携帯とかは満腹度が高く、一度使ったきりのような物はすぐ空腹になるのです。名前も人間と区別する為に、型番で呼ばなければなりません。
千澄は兄に会いたいと願い、ハピネスの実験に申し込みました。ハピネスに千晴のDNAを入れた途端に、兄の姿を取りはじめたRE614に母親は喜びました。
でも千澄は兄とRE614との相違に違和感を感じて、当初はキャンセルしようかと何度も悩みます。でもRE614が階段から落ちた時に兄を思い出して、RE614を生かしておくと心に決めるのです。
ふとした瞬間のRE614の仕草や言葉に、生前の面影を見てしまい千澄は混乱してしまうのです。
ある時サッカーをしている小学生を見たRE614が、してみたいと言うので千澄は一緒にサッカーをします。初めはぎこちなかったのに、途中から見違えるような動きになりゴールを決めました。するとRE614は涙を流して、嬉しいと初めて感情を口にするのです。そして「もう充分」と言う言葉に千澄はショックを受けていました。
この後に千澄はサッカー部を退部してしまいます。兄と一緒に居たい為にサッカーを頑張っていたので、そのことが兄を追い詰めたのでは無いかと考えたからです。
RE614に「だって俺が兄さんを殺したんだ」と告げる場面で終わってます。
一巻の中ではBL要素は皆無ですし、千澄と同じサッカー部員の子とのトラブルはありましたが恋愛要素もゼロです。
二巻もこんな感じなのかと読むのが怖いです。