たとえニセモノであっても、いつまでもそばにいてほしい――。

記憶の怪物 (3)

kioku no kaibutsu

記憶の怪物 (3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
24
評価数
8
平均
3.4 / 5
神率
37.5%
著者
MAE 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801971202

あらすじ

最愛の亡き兄・千晴の器だけのはずが、言動や行動までも
日々酷似してくる人工知能擬態生物”RE614″。
兄の「記憶を有するもの」として遺品を食べさせてきたが
それも残りわずかという状況になり、
千澄は代わりになればと消えゆく運命のRE614に
記憶を含むであろう自身の血や体液を与えてみるも――。

刻一刻と”タイムリミット(別れ)”が迫るなか、
千澄と千晴の想い、そしてRE614の行く末はいかに――!?

究極の兄弟愛を描いたメモリアBL、遂にシリーズ完結!!



「ずっとお前のそばにいるよ」

近づく”終わり”と明かされる”真実”。願うのはただひとつ――

表題作記憶の怪物 (3)

RE614,千晴
千澄

同時収録作品Extta Memory

(仮)千晴
(仮)千澄

同時収録作品Other World -とあるパラレル世界線にて-

千晴,大学生
千澄,高校生

レビュー投稿数3

難しい内容だけど切なかった

本編終了しました。
台湾では小説とゲームが予定されているようです。
RE614を通して兄の千晴の弟の千澄に対する執着とか感情が吐露されていました。弟を好きな自分が気持ち悪くて許せなかったみたいです。

そして千澄も千晴が好きだと告白していました。この時ばかりはRE614は千晴だったと思います。
というか一読だけでは理解出来ませんでした。

2巻でちょっとおかしくなっていた母親は、ストレスから来る疲労で倒れた時に頭を打ってしまい、RE614の記憶だけが抜け落ちてしまっています。

その後RE614は全てを食べ尽くして休眠状態に入ってしまい、初めに見た箱型のハピネスに戻ってました。

4年経ち千澄はそれでもハピネスを申請した事で、千晴の本心を知る事が出来て良かったと思っていました。

病院の報告書によるとRE614は他のハピネスには見られない特徴があり、特殊な存在だったようです。それがどうしてそうなったかは明かされていませんでした。

ただ戻って来た休眠状態のRE614から読み取れたデータは他のハピネスと変わらず、記憶がデータになってしまったあたりがとても切なくて残酷だと思いました。

最後にタブレットから千澄を呼ぶ声がして、何とも意味深なシーンで終わっていました。

今回は千晴の人となりが描かれていて、何に悩んで何を大事にして頑張って来たかが良くわかりました。

最後に千晴が生きているパラレルワールドのお話が入っていて、千澄とのセックスシーンが描いてありました。

1

完結

完結巻。
RE614はどんどん本物の千晴っぽくなって、生きている時には伝え合えなかった気持ちがあったのを知ることが出来て…
でもやっぱり結末は悲しくて切ないものだったな…。

RE614に食べさせるものがなくなってしまったら、元のキューブに戻ってしまうところはなんともやるせない気持ちになりました。
千晴の記憶の中の千澄への想いは、きっと生きていたら伝えられることがなかったんでしょうね。
そう思うと良かったのか悪かったのか、わからなくなるなぁ。
そして色んなものを食べ尽くしてキューブに戻り、そしてもうデータとしてしか残らなくなってしまう…
こんな悲しいことってあるだろうかと思う反面、もう亡くなって二度と会えない人にたとえ数ヶ月でもまた会える喜びのほうが勝るのかな、と思ったり。
でもこれくらい技術が進んでいる世界なら、いずれデータだけになってしまったものが目に見える物として再現されるようになるんじゃないかな…
そしたら少しはふたりも救われるような気がします。
(結局クローンなことに変わりはないですけど)

最後のふたりの甘い絡みを見ていたら
本編のほうがパラレルワールドだったら良かったのに…!と思って切なさが増す、という(汗)

すごく色んなことを考えてしまう作品だったなと思いました。

1

兄弟の執着に甘さを求めてはダメ

正直 はじめましての作家さんで完結してるし 巻数いっていればある程度濃い内容ものが読めるかな? なんて軽い気持ちで手を出したんです


ほんッと ごめんなさい

ここまで楽しませてもらえるとは思ってもみませんでした



AIを利用してのクローン技術 愛する家族を失う辛さと崩れる家庭
上手くいっているようで 何もかも上手くいかない現状


個人的に言ってしまえば これはこのままBL要素匂わせるくらいで最後までSFとして駆け抜けてほしいッ!振りきってほしいッ!

下手にトンチキな理由でエロ挿入したら ここまで読ませたものがムダになる気しかしない



倒れた母の傍らに立ち尽くす擬態

記憶を喰らうことでしか生きられない兄の擬態に禁忌を侵したのでは? 
誰にも言えない状況を自問自答した

生かしたい 生きてほしい

人ではないものを疑いながらも その先を望んでいることに苦しみ 日に日に兄の面影を纏っていくソレに 割り切れない思いが募る

もうただの擬態じゃない 兄の意識をもっての告白は兄弟の枠を越えはじめる



これ 共依存の話でもあるのかな?

子どもの頃に父を亡くし 忙しい母の代わり頼れるものは 小さな弟と兄 お互いの存在だけ

守りたいものの為にトップをとる
小さな野望を抱いてすすむうちに気づく弟の小さな変化

何を捨てて諦めても 兄には捨てられたくない弟と
自分の為なら全てを捨て諦める弟を なお強く繋ぎ止めようとする兄


兄が黒くて いいわ
自分に対してのみ従順な弟に興奮する異常さ

ただね 弟目線と兄目線でしつこくそこばかりをグルグル見させらて なんだか話がよくわからなくなってくるんだよね 重さは十分にでてるから そのぶんスッキリ読みたかったかな… ここ


見ないふりをしていた感情 誰にも知られたくない気持ち悪い欲
打ち込めるものを失い 抑えることが出来なくなったもの

擬態によって崩された兄弟という関係
擬態が焦がれた兄になる瞬間


最後に 全てを失って得たもの


いやぁ 引っ張りかたスゴいわ
お陰で本編の最後 勝手に起動したタブレットに盛大に鳥肌たっちゃった


エロ自体は本編には入れず パラレルワールドにしたのは正解
それくらい [人の心] ってところに焦点をあてて ゆっくり読める作品になってた 

と思う ウン
でも好き嫌いわかれちゃうんだろうな…… 面白いんだけど

2

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