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表題作蜘蛛と性

野間,25歳,SMバーのバーテンダー
風戸孝介,32歳,会社員

同時収録作品省エネ王子とスケコマシ

石橋アラン,55歳,カメラマン
田辺裕二,21歳,若手俳優

その他の収録作品

  • あれから
  • キャラデザはこんなんでした。

あらすじ

生真面目な仕事人間・風戸は、同僚に無理やり連れてこられたSMバーで、妖しい雰囲気の男・ヒジリと出会う。
耳元で「手を後ろに」と囁かれると、嫌だったはずがなぜか従ってしまう…。
スーツの上から身体を縛られ始めた途端、言いようのない快感に囚われてしまった風戸はーー…?

作品情報

作品名
蜘蛛と性
著者
ニクヤ乾 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
ISBN
9784866534053
4

(47)

(18)

萌々

(16)

(12)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
190
評価数
47
平均
4 / 5
神率
38.3%

レビュー投稿数9

表題作品もよいですが

表題作品は、
生真面目な仕事人間の風戸孝平(32)仕事ができるからなのか、人当たりがキツいからなのか、同僚の妬みで無理矢理に連れてこられたSMバーでこれまた同僚のズルにより縛られる役にされてしまう。
そこで妖しい雰囲気のヒジリと呼ばれる男に縛られて、自分の奥深くに閉じ込めて隠してた『性』が蜘蛛の糸を辿るように呼び起こされてしまう。
やがて、蜘蛛に絡め取られたように抜け出せなくなりーーーーー。


もう一作品 『省エネ王子とスケコマシ』
スケコマシと呼ばれるカメラマンの石橋アラン(55)がイケおじでカッコいいのこの上ない!!!
省エネ王子こと田辺裕二(21)必要最低限で生きてる感じの塩対応なのに、アランに恋する裕二は可愛い!!!
そして、副社長がいい味出していて一番好きなキャラクターです!!!!!!
アランが撮影した裕二の写真集見てみたいです。

巻末にキャラ説明あり。
レンタさん修正ライトセイバー。

4

良い意味で!

裏切られました。
表紙絵とタイトルでは中々手に取りにくかったのですが読んで良かった!

個人的には2つ目の話が好みでしたがどちらも惹き込まれる内容でした。

同じような感じで読まれてない方には読んでみて欲しいな!と思います。

3

素敵な中編2本立て

3話完結の中編が2本収録されています。
普段、短編集や中編集は物足りなさを感じることも多いのですが、こちらは絶妙な1冊でした。

表題作はSMがテーマの作品。1話扉絵の縄で作られた蜘蛛の巣がとても素敵。好き。
えろえろで雰囲気があって、カタブツな受けが体から絆されていく様がとても良いです。

もう1作は、やらしそーなオジサマカメラマン✕塩対応な若手俳優
二人の見た目とは裏腹にどちらも内心はピュアピュアで!心の動きが細やかに表現されていて、胸きゅんゴコロがとても満たされました。

この1冊、表題作はめちゃくちゃ雰囲気あって妖しげで素敵なのですが、攻めが何故受けを好きになったか、などは描かれていないので、そこにちょっと物足りなさを感じます。
(この妖しげな雰囲気を壊さない為にもそういう描写は省いた方が良い気がするので、この作品はこれがベストだとも思っています)
ただ!!
そこでもう1作を読むと恋愛面の描写が見事で、めちゃくちゃ心が満たされるんです。
2作品をこの順番で読むと1冊としての読後感がとても良くて、色んなものが満たされる絶妙な1冊だと感じました。
この2作品で成り立っているこの1冊がとても気に入りました。大好き!

短編集や中編集を面白いと思った作者さんはハズレがないので作者買いしよう!って強く心に決めました!

3

また違ったテイスト

表題作3話+描き下ろし、同時収録3話。

『蜘蛛と性』
潜在的なM素質と緊縛されたい願望を心の奥に閉じ込めていた堅物リーマンの風戸がSMバーの店員でミステリアスな聖に精神を絡め取られ身体を暴かれていくお話し。

着衣や半着衣での緊縛に、手を後ろ手に縛られ、椅子に足を固定されて逃げ場がない状態で快楽を与えられ、蜘蛛の糸に搦め捕られるように逃げられずに堕ちていく。

縄の質感がしっかり分かる描写で吊るされ縛られるシーンは多くあるのですが、3話構成なので少し物足りない感はありました。

『省エネ王子とスケコマシ』
ニクヤ乾先生のデビュー作だそうで、タイトルそのまま、低温塩対応のイケメン俳優・裕二とスケコマシでバイのイケオジカメラマン・アランの年の差ラブ。
その差は34歳!
アランのキャラが外見も内面も濃い濃い。
裕二も省エネの皮を被った表の対応と心の声とのギャップが面白かったです。
裕二の天然で不器用でピュアな行動の数々にアラン共々やられてしまいました。

どちらも前作の『♯BLごっこ』とはまた違ったテイストで作者様の作品の振り幅を楽しませていただきました。

4

ハードすぎない

表題作は、真面目エリートリーマンがひょんなことから胸に秘めていた願望を呼び起こされてしまうお話でしたが…
聖くんの何考えてるかわからない流し目が最高に好みでした!
風戸さんの素直になれなさも可愛らしい。
聖くんとの行為のことを考えて仕事をミスしてしまったり、オナニーするけど物足りなくなったり…
ありがちといえばありがちな展開でしたが、絶妙なバランスで飽きはなかったですし、ひきこまれました。
縛られている描写は、縛られた姿の風戸さんももちろんですが、縛っている聖くんの手が素敵で取材力の高さを感じました。

2

この作品が収納されている本棚

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