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偏愛ラブアンドヘイト~俺は運命の番じゃない!~

hennai love and hate

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表題作偏愛ラブアンドヘイト~俺は運命の番じゃない!~

仁科朔弥,α,製薬会社代表
山本葵,Ω,フリーター

その他の収録作品

  • 俺の悩みと番さま(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「優にシフトを変わってもらおう」「時給がよかったからな」

あらすじ

Ωの貧乏フリーター・葵はある日発情抑制剤モニターの高額バイトを発見!しかし突然面接会場に現れた美しい男に処女を奪われてしまう。
一見βに見える強面な葵をΩと見抜き、つきまとうストーカー男は、なんと製薬会社代表の仁科朔弥だった!
朔弥に口説かれることを条件に抑制剤を手に入れたものの、極上αエリート朔弥の激しい執着愛アタックに葵もドキドキ流されっぱなしで──!?
大人気『発情ギブアンドテイク~淫らなΩに開発中~』のスピンオフラブ!!

作品情報

作品名
偏愛ラブアンドヘイト~俺は運命の番じゃない!~
著者
龍華哲 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ハーパーコリンズ・ジャパン
レーベル
ビズビズコミックス
発売日
ISBN
9784596586674
3.9

(22)

(4)

萌々

(13)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
85
評価数
22
平均
3.9 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数3

そっちの運命か〜

お金持ちのイケメンαが、苦労人Ωに「運命だ!」と一目惚れする話。

オメガバースもので、運命だと言われると『運命の番』を思い浮かべてしまいますが、実はそっちではなく、一目惚れ、運命の人、という意味合いでした。
オメガバースと世界で、αとΩが一目惚れで結ばれるのは、なんだか幸せならことだなぁと思いました。

ただ、攻めが受けのどこを好きになったのか、本当に一目惚れであそこまで動けてしまうものなのか、読了後イマイチピンときませんでした。

0

受け溺愛


表紙を見て、一癖もありそうな攻めかと思ってワクワクしましたが、実はとても優しくて一途すぎるくらい明るい受け溺愛でした。
いい意味で裏切られました。

オメガバース作品で、受けはオメガであることを隠してバイト三昧。
その短期のバイト先でαである攻めと遭遇しましたが、花粉症のため、最初αのフェロモンを感じ取れず、しかし真っ先に運命の番だと悟った攻めが一目惚れをして物語が進みます。

社長で年上、かなり頼りがいがあり、また受けがどんなにツンツンしてもめげないくらいポジティブ。
絶えずアタックし続ける攻めに、だんだんと絆されていく受けが可愛い!
拒み続ける受けの悩みを、経済で黙らせる攻めがカッコ良かったです。

あとは私個人の基準ですがヤンデレというよりは、まだ執着攻め止まり。
構図だったり絵の拙さに何度か目を瞑りながらも、重くないオメガバースのハピエンで読みやすかったです。

0

明るくハッピーなオメガバースです。

「発情ギブアンドテイク」に出てきた朔弥さんとあおクンのスピンオフです。
前作の時点で番になっている2人なので、前日譚になります。

あおクンこと葵はバイトに精を出すフリーターで、頑張って稼いで抑制剤代を捻出しています。
ある日、報酬がいいということで時折参加している「あっちのバイト(抑制剤の被検体)」をするために製薬会社に行くと、そこで一目でαとわかる美貌の男・朔弥と出会い、即座に拉致され、「僕の運命」とうっとりする朔弥に抱かれてしまいます。

ヒート中ではなかったため番にはされず、当然その後の関係も断りますが、「個人的に雇って薬を出す」という朔弥の提案を渋々受け、その期間中は彼からの熱烈な口説きを許すことになります。
自分とはまるで住む世界の違うリッチな朔弥は、それから甲斐甲斐しく葵のもとへ通い、宣言通り熱心に口説く日々。

ただ口説いてくるだけではなく、葵が育った孤児院にも挨拶に訪れ、育ててくれた先生や葵の妹を家族として大事にしてくれる朔弥さんに惹かれていく葵。
同時に、自分と朔弥さんの格差や、実は運命の番ではなかったことなどにショックを受け、関係を確かなものにすることを躊躇う葵ですが、そこは暴走天然ヤンデレタイプの朔弥さんなので、格差なんて物ともせず。
かっこよくていわゆるスパダリなはずの朔弥さんですが、何とも面白い人です。

描き下ろしでは、なかなか妊娠しないことを気にする葵と、おとぼけキャラに見えて実は計算高い朔弥さんの一面が見られます。
中出しはするけど敢えて妊娠しないように絶妙なコントロールをしている辺り、なかなかのヤンデレ成分を感じます。

あおクンのオカン的立場の友人でβの優という人物が出てくるのですが、ヒート中の葵のもとにやってきて、「あおの体がオレが一番知ってんだから」なんて言うものの、あおクンは朔弥さんが初めてなので体の関係はなく。
当初はあおクンを好きな設定だったそうなので、その名残かなーという感じです。
楽しいお話なので、優が深く絡んでくるより、オカンの立ち位置の方がまとまりもいいなと思いました。

発情~の2人には赤ちゃんが生まれていて、α同士のカップルだと思われているだけに驚かれていましたが、朔弥さんとあおクンの間にもいつかそんな日が来るといいなーと思います。

2

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