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表題作虚ろな愛

臣斗,クラブの店員
高島永愛,21歳,クラブのオーナー,店長

あらすじ

「永愛(とあ)くんさえいればいい。永愛くんが俺のすべて――」憧れの存在だった永愛が、何者かに犯された瞬間、臣斗(じんと)の中で何かが崩れる音がした。独占欲、嫉妬、怒り――初めて知る、このどす黒い感情が「愛」だと気づく。愛を知らぬ者たちが、傷つけ合いながら辿る道は――…。痛みの先にある、ある愛のカタチ。

虚ろな愛(1) 31ページ
虚ろな愛(2) 31ページ
虚ろな愛(3) 31ページ
虚ろな愛(4) 31ページ
虚ろな愛(5) 31ページ
虚ろな愛(6) 31ページ
虚ろな愛(7) 31ページ
虚ろな愛(8) 32ページ
虚ろな愛(9) 37ページ

作品情報

作品名
虚ろな愛
著者
レンジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シガリロ
電子発売日
4.3

(8)

(4)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
35
評価数
8
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

数々の痛みを越えて

めちゃくちゃ痛くて可哀想な本です、が、ラストがハピエンなのでいくらか救われます。

メインCPはどちらもネグレクト気味な家庭で育ち、黒く染まっていく。仲間と店をオープンすることになったトアと、幼い頃からずっとトアを、トアだけを慕ってきたジント。真っ黒な大人たちの手に絡め取られ、彼らの人生は狂っていく。

そんな中、トアが共同出資者のオトコに犯されたことを知ったジントは、自分を抑えられなくなる。トアの身体を無理やり暴き、更に執着を募らせ、見るもの全てを疑い、なんとかして、トアだけは離すまいともがく。

一方のトアは、大きな秘密を抱え、みんなから愛される偽りの自分に押しつぶされそうになる。楽な方を選ぼうとするが、誰も選べない。

終盤に向かうにつれ、ジントの行動力に驚かされる。最後の最後まで、目が離せない展開が続きます。

モブかん、監禁、暴力、クスリ、コロシ…なんでもありのくらーい世界なので、地雷に注意してお進みください。

3

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