魔術師は竜王子の花嫁になる

majutsushi wa aryuouji no hanayome ni naru

魔術師は竜王子の花嫁になる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×27
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
28
評価数
7
平均
4 / 5
神率
0%
著者
釘宮つかさ 

作家さんの新作発表
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イラスト
やすだしのぐ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
価格
¥681(税抜)  
ISBN
9784775529331

あらすじ

落ちこぼれ魔道士のティーノは、王妃のトーリの悩みを聞き唯一の得意魔法である遠見を使い、『タカツカサ』を探しに『ニホン』へいく決意をした。だが、ティーノの面倒をみてくれた先輩魔道士・ダンテからは大反対をくらうものの、ティーノの頑なさに最終的には手伝ってもらえることになった。しかしとあるミスでニホンにたどり着いたティーノは記憶喪失になってしまい……!?

表題作魔術師は竜王子の花嫁になる

鷹司隆一郎,28歳,外務省一般職員
ティーノ,18歳,落ちこぼれ魔術師

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

永遠に読んでいられるタイプの二人ですね

「救世主は異世界の王に求婚される」のスピンオフで、逆異世界トリップ+記憶喪失ものになります。
今作だけで問題なく読めるんですけど、既読だと色々得心の行く部分がある内容だと思います。

で、こちら、スピンオフにはなるんですけど「救世主~」とはだいぶテイストが異なるんですよね。
甘い。
とにかく甘い。
謎解き要素があって、ちょいホラー風味まであったそちらとは、もはや別作品ですよ。

いや、主人公である受けが、とにかく可愛いし健気だしで、受け尊すぎ・・・!ってなっちゃう作品なのです。
ついでに、攻めはそんな受けを甘やかしまくりだしと、読んでてひたすら萌え転がっちゃうのです。
こういう、雛鳥のように攻めになつく受けと、そんな受けを大切に大切に扱い、甘やかしまくる保護者のような攻めと言うの、めちゃくちゃ好きなんですよ。
また、結構複雑で読み応えのあるストーリーでありながら、二人の恋愛がガッツリ書かれてる所が最高なんですよ。
既に、3回読み返したよ! マジで。

ちなみに、釘宮先生の攻めですが、エロ時になると暴走したりスケベオヤジ化する事が多いんですけど、今回の攻め・鷹司は最後までスパダリです。
いや、別の意味では暴走はしてるか。
冷静に考えると、結構なスケベプレイに走ってるか。

内容です。
落ちこぼれ魔術師であるティーノ。
敬愛する王妃・トーリの悩みを知り、異世界であるニホンに行って「タカツカサ」に逢う決意をします。
しかし、転移魔法発動中の事故により、ニホンに着いた彼は記憶を無くしていてー・・・と言うものです。

で、そんな彼を拾って保護したのが、攻めである鷹司。
ティーノは彼の名前だけは覚えていて、何故か鷹司のそばに居なくてはと、強い使命感のようなものを覚えるんですね。
また、ある日突然消えてしまった親友を探し続け、憔悴していた鷹司。
ティーノとの毎日で、笑顔を取り戻し・・・って感じになります。

こちらですね、ストーリーとしてもとても面白いんですよ。
鷹司ですが、ティーノの生まれた異世界・ロザーリア王国の王に何故かソックリなんですよね。
これの、謎解き部分。
また、彼に重要な「ある事」を伝える為に、ニホンへと転移してきたティーノ。
元の世界へと帰る為の猶予ですが、3ヶ月間しか無いんですね。
記憶を無くしてしまった状態で、無事「任務」をやり遂げ、帰還する事が出来るのか?
と言った感じで。

が、個人的に一番ツボだった部分。
実は、二人の甘々同居生活なんですよね。

そもそもティーノのですが、記憶を無くして日常生活もままならない状態。
えーと、異世界から来た為に、それこそカルチャーショックの連続と言うんですかね。
鷹司が電気を点けたり、カーテンを自動で操作してるのを見ては、「タカツカサは名のある魔術師に違いない」とかやってるのが吹いちゃうんですよ。
また、当然言葉も通じない為、彼はカタコトなんですよね。
で、これがめちゃくちゃ可愛い。

こう、一生懸命気持ちを伝えようと「リューイチロ、いちばん、だいすき」とか「リューイチロといっしょ、まいにち、すごくしあわせ」とかやってるんですよ!

これな~。
ティーノはすごく健気で真面目でもあるんですよね。
自分を置いてくれて面倒を見てくれる鷹司の役に少しでも立ちたいと、彼好みの料理なんかを一生懸命覚えて作る。

こんな調子なので、鷹司は彼が可愛くて仕方ないのです。
ティーノ視点だけど、読者にはそうだと分かるのです!
そこで、一緒に出掛けては服だの本だのを買ってあげ、クリスマスともなれば時計なんかもプレゼント。

またこれ、ここでのティーノの反応がですね、死ぬほど可愛いのです。
高い買い物をさせてしまったと心苦しくて、おずおずと「うわぎ、たかい、ごめんなさい」みたいな。
貰ったプレゼントが嬉しくて嬉しくて、箱に入れたまま大事に飾ってみたいな!
ああもう、この二人の毎日、萌えすぎて悶絶なんだけど。
永遠に読んでられるんだけど!

ちなみに、しつこいですが、ストーリーとしても読み応えがあります。
波乱の展開なんかもあって、逆に鷹司がロザーリアへと飛ばされちゃったりするんですよね。
で、問題となるのが、二人の住む世界の違い。

もうね、ここでもティーノが健気すぎて、切なくて切なくて仕方なかったですよ。
こういう、相手の幸せをただただ願うって、グッときちゃうんですよね。
最終的に彼がした決断には、めちゃくちゃ萌えまくっちゃうんですよね。
ああああ、いじらしすぎる・・・!

まぁそんな感じで、とにかく受けの魅力や甘々溺愛部分にも萌えまくっちゃう作品でした。

最後になっちゃいましたが、「救世主~」の方で「思い人と攻めがソックリなのって、特に意味は無かったんかーい!」と文句をつけちゃってたんですよね。
あっ、意味はちゃんとありましたか。
失礼しました。

あと、本編はティーノ視点になりますが、電子版だと特典で鷹司視点の後日談が読めます。
彼はここで、ティーノへの愛情爆発。
溺愛ぶりに、ニヤケが止まらないってなもんです。
攻め視点の後日談がお好きで、小説に挿し絵は特に必要無いわって方は、電子での購入がオススメ。

3

今度こそが本当の大団円…!

「救世主は異世界の王に求婚される」スピンオフ。

未読でもわかりやすいように書かれていますが(序盤にざっくり前作の流れがわかるようストーリーに組み込まれています)、やはり前作からオススメしたいですねヾ(*´∀`*)ノ 人間界から異世界に、異世界から人間界に、それぞれ舞台が違う楽しさがあります♪

私は電子で購入したんですが、ちょっと落とし穴がありまして。挿絵がないとわかってて購入したものの読み始めてから視覚的な体格差萌えが味わえないやつだ…!と気付きました;(ちなみに攻め:190以上/受け:160以上の身長差ですよー!(∩´///`∩)今なら作者さんのTwitterで見られます♪)体格差萌えを挿絵で感じたい方は紙をオススメします。

さてさて。
個人的にはこのスピンオフ、すごくスッキリしました!というのも、前作でトーリ(前作の受け)が異世界に放り込まれた後は人間界では行方不明者扱いとなり、トーリを探し歩く同僚の鷹司がとても気になっていたのです。本当にただの同僚だったんだろうか、同僚以上の感情があったんじゃなかろうか、だったら残された者の喪失感は計り知れないな…と切なくなりました。

しかし鷹司については軽く触れるだけで深く言及はなし。トーリが異世界で幸せに暮らしているのも知らずに鷹司は身を削って探まわっているのかと思うと、そんなの100%のハッピーエンドじゃないやいッ!とね。時間が経てば経つほどジワジワきて沸々としていたんです(;ω;)

今作は鷹司攻めのスピンとのことで掘り下げがされていてとても良かったです。やっぱりね、鷹司の感情に触れると涙しちゃいましたね…。トーリへの想いは本当に純粋な友情だったのか、シンパシーだったのか、もしくは無自覚な恋心だったのかは不明ですが、その曖昧さも逆にシックリしました。なんとなくだけど、どれも当て嵌まる気がするから。

うん。これはすごく良いスピンでした!前作は異世界の謎を前提とした展開だったのですが、今回は全く違う趣きで進むのも面白かったですヾ(*´∀`*)ノ

以下、ネタバレに触れる感想です。


鷹司を痛ましく思っていたのは読者だけではなかった…!(そりゃそーだ) トーリが行方不明扱いになってから5年。いまだに鷹司が捜索を続けていることを知ったトーリはもちろん、トーリに頼まれて遠見の術を行った新米魔術師・ティーノもその様子を見てなんとかしないとと心を痛めるんですね。

ティーノが今回の主人公なんですが、まぁ~~~~~~~可愛い。すっごいイイコ。とにかく可愛くて可愛くてッ!あらすじにもあるようにトーリや鷹司の為に自分が動こうと奮闘するわけです。で、反対を押し切る形で人間界へ行くものの記憶喪失にーーー。

名前以外右も左もわからない状態だけど本能的に「鷹司から離れちゃ駄目」と感じて、鷹司をギュッとしてるのがいじらしくてキュンキュンしちゃう。子供のような見た目で片言の日本語っていうのが更に庇護欲をそそるんですよね…(∩´///`;)(ちなみにティーノは18歳ですが、鷹司は15歳ぐらいだと勘違いしてましたw)

そんなティーノに優しく接する鷹司の人間性が素晴らしすぎてこれまた堪らんのですよ。言葉遣いも態度もすごく紳士的。上品で常識もあって、何より甘いッッッ!!最初は保護者と子供みたいな感じなんだけど、この段階から恋の種が蒔かれ始めているのが伝わってニヨニヨニヨニヨしながら読んでました(∩´///`∩)

また、彼の人間性が出来上がるバックボーンも素敵なんですね。母親や兄が登場するんですがティーノにとても優しくて、皆が皆、愛を持って人と関わっていて。ホッとするような穏やかな空気に癒やされました。ホント幸せそうな日々で記憶を失ったままでもいいんじゃないかと(良くない)。

ティーノが記憶を取り戻してから怒濤の展開でした。エレネストとそっくりだった理由などは予定調和な気がしますが、かつてのトーリと同じく、鷹司もティーノも愛を信じて愛を持って選択する時が訪れるんですね。

ずっとずっと完璧に見えていた鷹司が零した本音。これが印象的でした。ティーノのおかげで救われた気持ちやトーリを探し歩くことに憔悴しきっていた弱音などもやっと吐き出せることが出来たんだなぁと涙。ようやく前作からずっと気にかかってた部分が解消されてホッとしました。

ラブ面は種まき期間が長めで恋人としての時間は少なめなんですが、如何せん、序盤が保護者と子供みたいな関係だっただけに、めっっっちゃ萌えました(∩´///`∩)ファーストキスは見てはいけないものを覗いた気分だし、初エッチに至っては初心者相手に初めっから無理するね?鷹司…wてな感じでティーノにわがまましてるところがみられて大満足♪

今度こそが大団円ですねヾ(*´∀`*)ノ
みんな幸せになれーッ!!!

どっかに書きたい感想だったのに書き損ねたんだけど「異世界でニホン語がブーム」にブハッと吹きましたwそんな世界線が本当にあったら面白いなぁ…。

2

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