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  • あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから) 1

あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから) 1

achira kochira bokura no arekara to korekara

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表題作あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから) 1

真嶋 星也,大学3年生
園木 誠,大学4年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

高校時代、正反対の性格をした友人の真嶋に、淡い恋心を抱いていた園木。

それを告げぬまま高校を卒業し、地方の大学へ進学するも

想いは消えず、一通の手紙を書くことに決める。

『――俺、あのころ、真嶋のことを好きだったんだと思う。』

真嶋とは二度と会えなくなる覚悟で手紙を投函した園木だったが、

数日後に真嶋から突然の着信があり、

更には「いま園木の家の近くに居る」と言われて……!?

一通の手紙から動き始める、愛しさいっぱいの再会ラブストーリー。

作品情報

作品名
あちらこちらぼくら(の、あれからとこれから) 1
著者
たなと 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
シリーズ
あちらこちらぼくら
発売日
電子発売日
ISBN
9784834264791
4.6

(80)

(67)

萌々

(6)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
9
得点
367
評価数
80
平均
4.6 / 5
神率
83.8%

レビュー投稿数9

二人の時間最高

元々のシリーズが非BLレーベルの連載であったものの、男性同士のラブを描いていたという点でかなりアドバンスドな作品であったことは確かで、それがこうしていわゆるBL誌での連載、単行本出版につながったのは、我々にとっては大変嬉しいことですね。

こういう場合、元々のシリーズとは違う作品として楽しむことになるのかと思いきや、全くナチュラルに二人の物語が続いていて素晴らしいの一言。
あれで終わっても良かった物語が、こうして無理にBL枠へということが一切なく自然にラブストーリーとしてつながっています。

二人の関係が、とてもゆっくりだけど自然で、何気ない一コマ、セリフが絶妙に関係の近づき方を物語っていて、とても素敵です。
表情だけで心情を語るシーンも多く、特にこの1巻のラストが素晴らしい。。

続きが楽しみです。

0

坊やだからさ

レビュー書いてなかったことに気づき2巻発売に再読レビューです。たなと先生大好きなので、そういう作品は初読の熱い思いを勢いに任せて書いた方が面白いレビューになるから勿体無い。

たなと先生大好き!といいつつ作品群の中では「あこぼ無印」は(もちろん神評価ながら)上位ではなく、「スニレ1,2」「PF」なんかが大好き…と思っていたらう〜〜〜んじわじわいい!マンガワンでは一般漫画のつもりで読んでたから自分の感覚がズレてたのが修正できた感じ。

相変わらずたなと先生は人物描写が丁寧ですごい。別人格の個がしっかりしてて大好き。また園木が平凡に見えて特異な男で面白いんです。園木の魅力に気づいて告白した綾瀬さん…あぁ可愛い。園木が人として彼女を好きだった事実がたまらない。そしてここで来ちゃう真嶋よ!それを見る園木の目よ!!あ〜園木は真嶋ラブなんだってことの伝わり方がちょうど良く園木というか、テンプレ表現ではないからこそ伝わってくるナマ感。
園木は真面目(そして飛躍 笑)だよなぁ。ちょこちょこ声量を気にするとこがもうさ。

思いの丈ぶつけが長くなり過ぎてきた。
待てわんこ真嶋は可愛い。

0

真面目に恋をする

『あちらこちらぼくら』の続編です。
続編ありきであの下巻かと思ってたんですが、そうでもないのかな?
どちらにせよ、非常におあずけ感のあった下巻ラストでしたので続編あって良かった…。

園木が真嶋に書いた手紙にどんな事を書いたかが明らかになります。
園木の性格上、これはかなりの進歩!
卒業から3年も経ってしまったけど、園木なりに自分の気持ちを整理して打ち明けたの本当に凄いよね。

3年の空白ももろともせず、一気に縮められちゃう真嶋がまた凄い。
遥々神戸に会いにきて、トンボ帰りの別れ際のハグがめちゃくちゃ萌えでした。
キスまでもお預けなの堪らんな。
初キスもキュンキュンでした!

ゆっくり真面目に進んでくのが良いです。
初Hに向けて真剣に話し合うのとか、まああんまり情熱的な感じではないけど大切な事だからね。
思いが通じ合ってすぐに最後までとならないのが、この2人らしくて良かったです。

次巻も楽しみです♪

1

とてもとても…きみららしい

このふたりには、かなり思い入れがあるんですよね。当初自分はBL展開になると思わず読んでいて、なった時には戸惑ったりもしましたが、今作を読み終えてみればもう…って感じです。

ふたりの距離、会話、思い出、新たなエピソードも、あぁほんと大好きだなぁ。どれも少しずつ変わってきているのは確かなのに、大切なところは変わらないから、読者の心からズレていかないんだろうなと勝手に思っています。そして…ニューヘアも服装も可愛いし、ページをめくるのが毎度本当に楽しみなんですよね。

一番気になる部分が、ゆっくり丁寧に進んでいくように描かれていて、そこがまさに、すごく彼ららしいと思うんです。このふたりなら、きっとそうなるんじゃないかな、そうなってほしいな…っていう期待どおり。だからかな、久しぶりの再会ご飯シーンでは、気づいたらちょっと泣いてました。安心しちゃって。

とにかく、よい一冊だった♡
真嶋贔屓が加速しました。
これでまた、数ヶ月はがんばれそうです!


カバーデザイン 円と球

3

すごく“二人らしい”!

続きが読めて嬉しいしこちらまで幸せ……というのが一読目の感想でしたが
『あちらこちらぼくら』上下巻を読み返してからの二読目は
何とも言えないじわじわ感に襲われてまさに五体投地!!

三年も会わないでいた間、真嶋はそりゃモテるだろうよとなりましたけど
園木が自分の気持ちを引きずり続けていたのが溜息ものでした(良い意味で)
自分でもわりと薄情な人間だとわかっていたから忘れてしまえるかと思っていたらそうじゃなかったなんてどんだけだよ!!っていう…。
でもそこが園木らしい気がしました。
なかなか手紙なんて書けないだろうにウイイレを返す大義名分でぶちまける勇気、
よく頑張った…!!と頭をショリショリしたくなりました。もう坊主じゃないけど。
それに対して返事を書くという選択肢じゃなく持ち前の行動力で応える真嶋が真嶋らしすぎww
普通は東京から神戸なんてすぐ行こうってならない距離ですよね?
急に行っても会えなかったらとか思わないのがTHE真嶋!!
そんなところももちろん好きになったんでしょうけどね園木は。
あえて“恋愛の対象として”という内容には触れずに次の日抱きしめるというモテテクも流石……。
再会してすぐ「俺もずっと好きだ!」でコトに及ばないところがまたリアルだし園木をちゃんと尊重してるんだなぁと感激してしまいました。
真嶋の実家でキスのあと「付き合ってるってこと?俺たち」と園木が確認したのも園木らしい~!!
行動で表してくれても言葉でしっかり聞いていないと「あれ??」ってなりますもんねわかるわかる。真嶋はやっぱりリア充なんだなぁww

二人は違うタイプの人間だけど、お互いがお互いを成長させていって、歩み寄ってる姿が愛しくてたまりません!!
うめくんとハルミくんにもとても癒されました…。

真嶋は「焦るこたない!」ってガマン出来ていましたがこちらが無理!!
園木が期待してたことを是非…早めにお願いします…ww
いやぁ、改めて本当に大好きな作品です!!

6

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