ボタンを押すと即立ち読みできます!
作家買い。
西野作品は複雑なバックボーンを持つ作品も多いですが、それはもう突き抜けたエロが堪能できるエロ甘な作品も多い。今作品は表紙で腰が引けてしまう方もいるのではないかと思われますが、この表紙から推測できるようにエロメインのお話です。
ネタバレ含んでいますのでちょっと下げます。ネタバレNGの方はここでストップしてください。
エロ甘。そして西野作品の代名詞と言って良いのではないでしょうか。
複数攻め。
表紙からもわかるように、3人の攻めさんに受けさん一人という、西野ワールド満載な作品です。読後はもうお腹いっぱい。エロエロ~な作品を読みたいときに超お勧めな作品でした。
主人公は藍川理月。
大手菓子メーカーの若き社長です。
現社長の祐源は理月の父親。
というのは表向きのことで、実は理月は祐源の腹違いの弟。祐源の父親が愛人に産ませた子が、理月なのです。
資産家の、本妻の子と愛人の子。
一歩間違えるとドロドロな昼ドラになりかねないバックボーンですが、祐源は理月を大切にし、愛情深く育ててきたという過去がある。
57歳という、引退するには若すぎる年齢で祐源は引退。その後を、理月に引き継がせることに。そして、それに伴い、自分の秘書だった武内、マティス、後藤の三人を理月のサポートとしてつかせることにするが―。
んー。
こう書いてしまうと、祐源が人徳者でめっちゃ良いお話。に聞こえてしまうかも。
が、そこは西野作品なので。
祐源が、三人の秘書に言い渡したのは、「理月を抱くこと」。
うら若き後継者にはストレスやプレッシャーが多くのしかかることだろう。
そこを、3人の愛情でサポートしてあげて欲しい。
という理由をつけて。
まあ、この理由がなんともこじつけというか。
3人で理月を抱きつぶす、その口実にしか過ぎない感じがなんとも潔い。
西野作品は複数攻めって定番ですが、いつもその攻めさんのバリエーションが豊かなのです。読者の好みを網羅しているかのよう。
秘書課長の武内さん。
ハーフで帰国子女のマティス。
がっちりマッチョ、体育会系の後藤。
見た目だけではなくって、彼らは三者三様、内面のタイプも異なります。個人的には武内さんがドツボに突き刺さる攻めさんでした。一途に理月を愛し続けてきた、不器用さん。でも、理月が手に入るとなったらチャンスは逃さない。しかも性癖がヤバい。
武内さんの性癖が何なのか、ぜひとも手に取って確認してみてください。
突き抜けたエロに特化したと言っても良い今作品ではありますが、祐源と理月の確執とか、理月の葛藤とか、武内さんと理月のすれ違う恋心とか、ドロッとした恋愛模様もきちんと描かれています。こういったバックボーンに、個人的に西野作品に惹かれるのですが。
でも、まあぶっちゃけて言ってしまうとエロメインです。祐源の、理月に向ける歪んだ愛情とか、武内さんと理月の過去とかそういったところをもう少し描いてほしかった感もありますが、基本的にはエロくって、甘々で、エロい。何度も言いますが、エロい。
ストーリーというよりもエロを堪能すべき1冊かと思われます。
あと、うめさんの描かれた表紙。
肌色率が高くリアル書店では手に取りづらいですが、でも、このイラストが今作品の中身をまるっと描ききっています。
マッパにされた理月。
理月を責め立てるやはりこちらも脱いでいるマティスと後藤。
の中で、一人スーツを着ている武内さん。
スーツ。
いいねえ。スーツ大好物なので、非常に眼福でした。
最近の作品ってやたら3対1な気がするんだけど気のせい?
濡れ場が長丁場になるから、個人的にはマルなんだけども笑
はてさて今回の受は社長でございます。
愛人の息子という立場だった受。
社長が引退して指名したのがこの受だったわけでございます。
若干27歳。社長にするのには少々遊びが足りない。
だからこそ、精鋭そろった秘書3人に
「あいつを抱いてやってくれ」
な展開なわけでございます。
いやいやいやいやwww
思わずツッコミどころなわけでございますが
あれよあれよな展開は思いのほか違和感なく読ませていただきました。
秘書3人のうちの一人、これが受の昔馴染みであり
受のことをひっそり想っていた相手。
小学生だった頃の受を思い出しながら犯すとか。
もゆです。
他の男との乱交なわけなのでネトラレ風味とでもいえるのかしら。
嫉妬は見せつつも受け入れてるすがたもいい。
ただ、もう少し嫉妬が強めに出た方が好みだったかな。
淫乱社長とスパダリ秘書の甘目の作品でございました。
Kindle unlimitedで読みました。
あらすじに書いてある通り、社長に就任した理月(受)が秘書課に所属する三人の攻めと3Pする話です。西野先生は作風が突き抜けているので、その点においては相変わらず満足できます。今回もさすがの設定であり、社長に就任したものの自信のない理月をみんなで愛してあげるという(?)ストーリーになっています。ここら辺の導入はさすがにありえないと思うのですが、この前社長の祐源というのもなかなか食えない男であり、理月に対して邪な感情を抱いています。最後は祐源への感謝と今後の手出し無用を約束させる条件で人前プレイ&ハッピーエンドとなります。
エロ展開は相変わらずですが、良かった点としては、就任した社長の理月はかなり優秀です。後ろめたい過去を持ちながらも、自分のやるべきことをよく分かっているので、好感の持てる受だと思っています。そして、課長の武内はもともと理月のことが好きだった人です。(ここで武内×理月にならず3Pになるのは完全にご都合主義としか言いようがないのですが)
サクッとエロを読みたい方にはおすすめできる作品です。
西野花先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
若くしてお菓子メーカーの社長に就任した藍川理月には優秀な3人の秘書達がついている。そんな秘書達に理月は、社長と言う重責による抑圧を解消する為にと身体を暴かれ弄ばれていく。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
複数プレイ 3
会社内 2
陵辱 1
な感じだと思います。
西野先生による安定のエロさです。秘書3人×社長の主に複数プレイのリーマン作品です。因みにがっしりとした肉体で実直な後藤と日米ハーフな帰国子女で陽気なマティスと秘書課の課長で紳士的な武内が今作の攻め達です。そして美しい社長の理月はその3人よりも年下です。
一体どんな流れで秘書達に調教されてしまうのかと思いきや前社長の藍川祐源から秘書達に理月を抱けと指示を出したことがきっかけです。しかしその指示はきっかけに過ぎず、理月さんの美しさに秘書達3人は魅了されていきます。ですが、武内さんは理月さんと昔からの知り合いだったので、最初から理月さんのことが好きです。好きな相手が他の秘書2人に抱かれて嫉妬してしまうが、その姿も素敵だと、なかなか複雑な心情を抱いています。個人的には秘書達3人の中で武内さんが特に好きです。
攻めの秘書達3人との絡みなどは大丈夫なのですが、前社長の祐源は、実は理月さんとは義理の兄弟で年が離れ過ぎていることもあるからか、理月さんの母親が亡くなり、その後祐源が引き取り息子の様に育てているのだが、理月さんに父と呼ばせたり、直接的な接触は無いですが、理月さんに対しての妙な視線や思想や言動には流石にこの脇役オヤジ気持ち悪いなと思いました。
多数ある絡み描写では殆どが秘書達3人との複数プレイですが、武内さんもですが理月さんもお互い好意を抱いているので、理月さんの部屋で4人でする前に、お風呂で武内さんと理月さんだけでの軽い絡みがあったり、お互い想いを伝え合った時は2人っきりで身体を繋げています。武内さんとの絡みが他の2人よりちょっとだけ優先的に書かれていますが、最終的には秘書としても恋人としても4人仲良く結ばれます。
絡みのプレイ内容としては筆プレイや脇舐め、挙げ句の果てには前社長の要求で目の前での複数プレイがあります。でも4人の絡みを見せ付けられて完全に退くので、脇役オヤジからの気持ち悪い呪縛から理月さんは解放されます。
被虐体質な理月さんなので虐められるのが嬉しいと喜び、陵辱度合いは薄めで仄暗さもあまりないです。立場が上な人が下の者に攻められて、会社内プレイも楽しめるので是非とも読んでほしいです。