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「俺の子を孕め」 形だけの夫婦になって渡されたのは、首輪だった。
オメガバース上級者向けかなと。個人的に、子供がいるのは苦手なんですがこの作品はそれまでが好みだったので読めました。
好みがはっきり別れるし、地雷もある方はいると思うのでご注意を。
私には中毒性があり、もう一回HPが回復したら読んでみたいと思います。
この先生、これが初作品とは驚きすぎて言葉が出ません。
さてさて、物語の方ですが、
攻めの鷹人は愛はあるけど順序というものを知りません。
それ故に早く自分のものにしたい独占欲や、子供がほしい焦りの方が勝り散々な犯罪レベルなことをたくさんします。
私的には、普通レ○プ+孕ませ+5年間監禁+首輪+子供に会わせない、ときたらもう大分受けの理緖の心はぶっ壊れて、感情もなくなるレベルだと思うんですが。
まぁその部分関して言っていたらキリがないのでそこは、置いといて、、、
この物語、攻めのせいで散々な目に合われている受けくんなんですが、なぜか最後は攻めのことを受け入れてハッピーエンドとなります。
確かに受け入れたくなくても、自分の子供が母親の自分に恋しちゃって、自分とは番えないことを分からせるには、攻めと番いになるしかないですよね。。。
それに、攻めが自分のことを実は優しく抱いていて、しっかり愛があったこと、Ωは発情期が来たら番いのαしか治せないこと、体がその人を求めてしまう、それらをすべて考えたら受け入れられてしまうもなのでしょうか。オメガバースならではの世界線ですね。
ハッピーエンドになるまでの受けくんの気持ちがすごく悲しくて何度かうるっときてしまいました。
攻めくんに愛があったので、辛い部分も読むことができました。そして、せめて子供に母親のことくらい教えてあげてほしかった。そうしたら、失恋することも無かったのに。
どうして、受け入れられたのか未だに分かりませんが、受けくんが幸せならそれで十分です。
Kindle unlimitedにて。ちょっと変わったオメガバースかなと予想して読んでみたもののそれどころで無く…一度読み始めたら、良い意味でも悪い意味でも読み終わるまで離せませんでした。
反抗的な少年の発情を促すとか、傲慢なαやレ◯プ目などはフェチ的な部分もあるかもしれませんが…身体をおして産んだ子供を抱かせず会わせようとしないとか、意識ないまま5年無許可で抱き続ける(毎度ピル飲ませてたんですか??)とか、一人の人間を踏み躙るのもいい加減にしろって感じでした。最終的に閉じられた世界を受け入れたのでしょうが、攻は許されたと思って欲しくない。
壊れた世界観なら一番まともな子供と番になった方が正直面白かったかもです。身体と顔のバランスが余りよくありません。
とても胸糞悪くて最高に切なくてものすごい中毒性のあるお話です。
繰り返し、繰り返し、読んでいます。
これがデビュー作とはなんともすごい作家さんだと思います。
跡取りほしさにオメガを買い、レイプしたα、鷹斗、最低最悪です。
不器用とかそういうレベルじゃない傲慢かつ、不愉快な人柄です。
レイプされたΩ、理緒は母親となるべく苦しみと痛みに耐えて出産しますが、
それなのに子供を取り上げられ、恐怖と苦しみのなかで暮らす羽目になります。
さらに鷹斗は言葉の暴力を振るい婚姻届けや首輪で理緒を縛り付けます。
なぜここまでひどいことができるのか、と読んでいて憤りを覚えました。
オメガバースものの、不器用なαには同情することが多いのですが、鷹斗には全く一切、同情できません。
αとはいえ、勝手と無自覚と傲慢が過ぎます。
2人息子、理人の言動がとても切なくて読んでいて苦しくなりました。
親子だと気づいていない理人、気づいた理緒、そんな2人のふれあい。
そして、別れ際に抱きしめるシーンには何度読んでも涙します。
最後はハッピーエンド、幸せな家族の生活が見られますが、父親のせいでしなくてもいい失恋をした息子の理人もかわいそうだし、何年も苦しめられてきた理緒も本当にかわいそうです。
理緒の強さとともに、ようやく得られた家族のだんらんに胸が苦しくなりました。
読んでいて苦しく切ない気持ちに何度もなります。
でもとても中毒性があって、何度も何度も繰り返し読んで胸振るわせる、そんな作品です。