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表題作踏みつけたい男

雪村綾人,25歳,ヤクザ
大澤琉,25歳,ヒモ

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

自分の欲望に忠実に生きているクズ男の大澤琉は、ヒモの身でありながらヤクザの女に手を出してしまい、そのかどで一方的にリンチされてしまう。
窮地に陥った琉だったが、その時目の前に見知らぬ男が現れ、圧倒的な力でヤクザたちを追い払う。
救われたと思った琉だったが、実はその男は高校時代に琉がいじめぬいていた男・綾人だった。
琉の因果応報の物語が幕を開ける…!!

作品情報

作品名
踏みつけたい男
著者
金子アコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
電子発売日
ISBN
9784253154963
3.6

(33)

(8)

萌々

(12)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
117
評価数
33
平均
3.6 / 5
神率
24.2%

レビュー投稿数6

被害者×加害者の復讐エロ

こういう過激なシチュエーションが好きなので「神」評価ですが、苦手な方もいるだろうな~というのが正直なところ。
ラスト何故か愛が芽生えてて笑いました。そうはならんやろ!

暴力や胸糞が苦手な方は注意です。見方によってはスカっとするかもしれませんが、何せ復讐劇なので……。

高校時代気弱だった攻めと、ヤンキー(?)だった受け。
攻めは受けに目をつけられいじめにあい、公開オナニーをさせられます。
そのオナニー動画を拡散され転校。
数十年後、ヒモニートになった受けと、ヤクザの若頭になった攻めが出会います。
そこから復讐の監禁生活がスタートです。

手酷くレイプしたり、複数人で凌辱したり、過去やったオナニーショーをやり返したり……。受けは何とか逃げようとあがきますが失敗して折檻されます。
最後はキレた攻めにボッコボコに殴られて捨てられるのですが、男じゃなきゃイケなくなった受けは自らまた、攻めの元へ戻っていき……という話。

ラストは駆け足気味だったのでもうちょっと、過程が見たかったなと思います。
受けは最後までクズのままで良かったですw
クズ受けも良いですね…。

壮絶な復讐劇でしたが、書き下ろしでちょっとほのぼのになっていました。
距離が縮まったふたりのその後ももっと見たいです。

12

そりゃ踏みつけられるよ…!

因果応報ですね…。
攻めは「踏みつけたい」の感情でおさまるのかな…と思う程に濃厚な内容でした。
エロも暴力も生ぬるいタイプではないので、何でも萌えられる方はイイと思いますが、地雷や苦手設定がある方は下調べがあった方が良いかと思います!
最初読んだ時は大澤のクズっぷりが目につき、そんなに萌えポイント見付けられなかったのですが、2、3回と読むと自分的に萌え箇所が結構あり良かったです!


学生時代、煮え切らない鬱憤晴らしの為に何をしたわけでもない綾人をイジメ抜く大澤ですが、その内容がかなり胸糞です。
あれほどの行為をしたくせに、大澤は昔の事だしと全然気にも止めていなかったし、綾人の名前すら記憶になかったとは…。
謝るフリをして逃げようとしたり、とにかく全く反省もありません。
ずっと大澤がクズです!
振り切ったクズとでも言いましょうか…。
なので同情心とか芽生えず読めました!

エロは色々と濃く様々なプレイが見られます。
抵抗も無意味の無理矢理エロ三昧!
クズの泣き顔は可愛いです!!
かつての友人達の前で見せしめに綾人にやられる箇所や震えてる所が可愛い~。
グズグズにされてます!
その後ズタボロになった大澤はその辺に捨てられるのですが、女性が駄目になってしまい「綾人じゃないと…」と戻ってきて泣いて懇願。(泣き顔が良い!!)
そこからちょっとしおらしくなった大澤が可愛いくて好きなシーンでした!

ラストは少し甘めな雰囲気もありつつ…。

舎弟達がなかなか良いキャラでした!

4

地獄に落ちろクズ野郎

決して正義を語りたいんじゃない、
単に私が、個人的に大っ嫌いなんだ、いじめが。
だからいじめをしていたヤツが報復されて、
地獄に落ちていく話は気持ち良い!!
正直萌えやエロより、受けザマァが見たくて手にしました。
こんな考えをしている時点で、
私もいじめっ子と大して変わんないんだろうな…。

ヒトデナシと言われそうだけれど、
こういう同情の余地が無い最低な受けの作品は、
暴力や陵辱のシーンを心病む事無く、
罪悪感無く味わう事が出来ると思っています。
甘くて楽しいBLの方が主流なのは良い事ですが、
中にはこういう枠も必要だと思うのです。

復讐のための陵辱シーンが大半を占めていたので、
ストーリー部分は少し物足りなく感じました。
再会した雪村も「安心した」と言っていましたが、
反省の色無し、逃げる事しか考えてない大澤のクズがブレない、
その為、読者もヤツが嬲られるのを安心して見ていられます。

復讐の集大成となる4話の最後に、お漏らしがあったのが嬉しい。
開脚させられ斜め後ろから見た所で、表情は伺えませんが、
反面、放尿の様子はなかなか見応えあり、
どっちもどっちで両立するのは難しそうですね。

深く傷つけられた心は簡単には立ち直れないし、
傷つけた罪は、簡単に赦されるものでは無い。
往生際悪く許しを乞おうとする大澤に、
激情をぶつける雪村の暴力シーンは迫力がありました。

個人的にはこの話、バッドエンドの方が面白そうなのですが、
BLだし現実じゃないからまぁいいか。
雪村の感情はヤンデレ的なものですら無く、真っ直ぐな憎悪、
互いに対する恋愛感情や、それに繋がるものはほぼ皆無に見えました。
だから、最後くらいは少々強引にでも二人をくっ付けなきゃ、
BLのLの部分が成立しないからなのかもしれませんね。
タイトルそのものである大胆な表紙は、インパクトがあり良かったです。

4

理解はできない

受けはクズです。読み終わっても、1つもいいところが見つけられませんでした。そんな受けですが、攻めに復讐されます。なので、この作品の中身のほとんどが受けが痛い目にあってる場面です。

受けが攻めに以前したことはとても酷いことで、絶対許せるものではないです。そして、攻めが行なった受けへの復讐は受けが悪いとはいえ結構エグいです。でも、最後は一緒にいることを選択してます。そのことについて理解はできませんが、理解できないことが逆に納得できるというか、もう誰にも理解できない受け攻め2人の世界なんだなという感じがしました。

クズで性格最悪な受けが何もかも諦めた表情を見せる場面もあるので、受けがざまぁな目にあうお話が好きな人におすすめです。

0

まさに愛憎劇

あらすじに"クズ男"とある通り大澤は本当にクズで、過去のいじめのこともそうですがヤクザに捕まっても上辺だけの反省しかしないし、すぐ逃げようとするという…何たる強メンタルの持ち主なのかと感心してしまうほどのクズでした。

過去のいじめが幸村を変え、その復讐のために大澤の前にまた現れて。
自分がされた過去をなぞるように彼にも同じ屈辱を与えたその後、果たして彼の気持ちはどうなったのか?というのが気になるところでした。
抱いてくれと懇願する大澤のことより幸村の心境が知りたかったです。

殴って、罵って、無理矢理セックスして。散々不穏な流れで展開されたその最後がちょっと温かい雰囲気なのも謎でした。

1

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