不器用なリーマン×囚われの烏天狗

明烏夢恋唄

akegarasu yume koiuta

明烏夢恋唄
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神68
  • 萌×234
  • 萌11
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

204

レビュー数
13
得点
514
評価数
118
平均
4.4 / 5
神率
57.6%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575380699

あらすじ

あんた俺を買ったんだから 好きに触れたらいいよーー…」

会社員の暁人が豆腐小僧に連れられ、足を踏み入れた妖怪専用の遊郭。そこで出会ったのは、黒髪褐色の烏天狗・翠蓮という美しい男娼で――…。
絢爛豪華な「遊郭」を舞台に繰り広げられる、男娼と客の純愛絵巻。

コミックス描き下ろしも収録!

表題作明烏夢恋唄

金沢暁人,サラリーマン
御岳山太郎坊翠蓮,200歳,烏天狗の男娼

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下・本編その後、設定裏話

レビュー投稿数13

暁と明烏

推し作家様の朔ヒロ先生の新作。
単話で追っていて、続きは気になるのに終わってほしくなくて、連載中にずっと続編を熱望しながら読んでいました。

現世と幽世の狭間に浮かぶ船型の妖怪の遊郭・かすみ楼が舞台。
面倒ごとに首を突っ込みやすいサラリーマンの暁人が妖怪・豆腐小僧を助けたことによりかすみ楼の割符を貰い、男娼である烏天狗の翠蓮と出会います。

妖怪と寝るつもりのない暁人を他所に、奉仕精神旺盛に人懐こく距離を詰めてくる翠蓮。
その笑顔や仕草にドキリとさせられ、調子を狂わされる暁人は次第に翠蓮に心惹かれていくのですが、翠蓮はかすみ楼に繋がれていて出られない理由があって…

うたかたの一夜の夢の終わりを告げる明烏。
暁…夜明けの時間は翠蓮が唯一自由になれる時。
暁人と過ごす夜に明烏の声を聞きたくないと思う翠蓮が切なかったです。

翠蓮の背景が、過去が徐々に明らかになり、翠蓮の『普通』が自分の『普通』とあまりにも違うことに直面する暁人。
暁人の過去描写は少しさっぱりめかなとは思いましたが、翠蓮を想う強さと暁人らしい包容力が見られたのでよかったです。

翠蓮がカッコよくてキレイで、喋り方も好きですし、大好きな褐色だし、儚げに見えてしっかりと芯があり、でも素の部分は可愛くて、大きな羽も小さな羽も素敵で…、もうとにかくめちゃくちゃタイプでした。
「イく」の表現がまた、こう…グッときました。

描き下ろしのぎくしゃくもじもじしているふたりも可愛すぎました。
気持ちイイと大きくなっちゃう翠蓮のアレ…、たまらんですね。

翠蓮の着物や装飾品、羽の描写、かすみ楼の細かな描き込みがまた美しくて…、カラーも神!
朔ヒロ先生の美麗な絵に惚れ惚れとして、暁人の服に描かれた『NOE67』、見つけた時はにやついてしまいました(笑)

電子(Renta)は枠あり白抜きとトーン修正。

そして、ちるちるインタビューで『明烏夢恋唄』シリーズ連作があると知り、喜びで震えています!
また次回作を読める楽しみができて嬉しいです。

10

絵も物語も美しい人間×人外モノ

喧嘩っ早くてお人好しな会社員・暁人と妖怪専用の遊郭の男娼で烏天狗の翠蓮。
人間×人外ラブですがめちゃくちゃ純愛な和風ファンタジーです。
とにかく絵の美しさが秀逸で特に翠蓮の美しさが目を見張ります。
そしてそれに負けないくらい
物語もしっかりしていて凄く切なくて愛しくて最高の純愛です。
人外といっても翠蓮の美しさがやばいので寧ろ美味しい…(笑)
そして人と人外ならではの良さが凄く活きてます。
切なさや儚さが尋常ではなく感情が行方不明になりそうでした…。
それだけに結末はもう本当に最高で感無量でした。

4

遊郭 × 人外 × 純愛

普段、人外は進んで読むジャンルではないのですが「純愛」なら好みかもと思い購入。
ねらった通りの胸きゅんストーリーで、それに加えてファンタジーならではのドキドキハラハラする場面もあり、大満足の一冊でした。

主人公の暁人は、元ヤンの会社員。
気が強く、真っ直ぐで、情に厚い性格です。
厄介事に首を突っ込んでしまう彼は、お世辞にも賢いとは言えないけど、打算的じゃないところが清々しくてかっこいい。

ある日、子供たちに虐められていた豆腐小僧を助けた暁人は、浦島太郎的な流れで妖怪専用の遊郭へ行きます。
そこで出会うのが、烏天狗の美しい男娼・翠蓮です。

男娼と客として出会ったふたりですが、暁人にとって妖怪と寝るなどありえないことで、最初は身体の関係を持ちません。
しかし、翠蓮の羽の美しさに目を引かれる暁人。
一方で翠蓮も、翼に優しく触れる暁人に心惹かれて…
と続いていきます。

出会って最初の夜は、ほんとに身体の繋がりはないんです。
エロ要素全くなし。
でも、恋の始まりを予感させる雰囲気たっぷりで…♡
ゆっくりと、だけど会う度に甘酸っぱさを増していくふたりにきゅんきゅんしました!

惹かれ合うきっかけにも、後半の展開の鍵にもなっている翠蓮の「羽」。
これまた先生の絵がお上手なので、本当に綺麗で、見惚れました。
恥ずかしい時とかそわそわすると、翼がぱたぱたしちゃうところもキュートでした。

びっくりしたのが、翠蓮には女(妖怪)の客もいるということ。
そんなわけで、翠蓮は女装していない時もあるのですが…
ふたりが初めて身体を重ねる日は、ちょうど男性スタイルなのです。
あえてなのか、たまたまなのかは分からないけど、BL感があってすごく良かったです!
ありがとう先生!

やはり男娼なので、胸がチリチリと痛む場面もあるのですが、翠蓮の健気さと暁人の一生懸命さには激萌えで、もっともっと見ていたかったです。

3

200ページ超にハラハラと感動が詰まってる


妖怪のお話がもともと好きなんですが、それを抜きにしてもとてもよかった!

早寝電灯先生の「化け猫かたって候」に似ていて、最初のシーンはちょっとウキウキさせられます。
未知の世界への入口って素敵です。

導入のワクワク感、中盤からのハラハラ感。
悲しい場面もありながら、感動させてくれます。

予想がつかない展開もあり、最初から最後まで新鮮に読めました。

暁人(あきと)のバックグラウンドとか、翠蓮(すいれん)のこれまでの生涯とか、豆腐小僧くんのこれからとか、壺の中の犬神とか(この子がかわいい)...。
もっと詳しく知りたいところもあるけど、それほど興味をそそられる、魅力的な登場人物でした。


妖怪がすき、ハラハラ・感動するお話が読みたい、絵が綺麗な作品が読みたい...そんな方にオススメです!

2

最高最上級の人外BL(♥ó㉨ò)ノ♡

この作品は最高に面白くて心に残る素晴らしいBLです。
個人的に好きなシチュな遊郭に×人外×純愛、と心震えるワード。朔ヒロ先生のとても綺麗なキャラクター達は1人1人魅力的で最初から最後まで食い入る様に読みました(*´`)
特に受けキャラの超絶美男子の翠蓮、
言葉ではなかなか言い表せない彼の素晴らしさを沢山の人に知って欲しいです!

2

美しい表現と世界観に魅了される

人間×妖怪の純愛ラブストーリー。
現代和風ファンタジーで、風景や建築物・着物などが美しく描かれており、独特の世界観と主人公たちの切ない想いが胸に迫る素敵な作品です。


作品の舞台は、幽世にある湖に浮かぶ遊郭。
お人好しのやんちゃリーマン・暁人が豆腐小僧に導かれ、たどり着いた先は妖怪専門の遊郭。
そこで出会った美しい男娼・翠蓮(烏天狗)に魅入られ、互いに心通わせていくも、翠蓮は遊郭に繋がれていて……というお話。

翠蓮が、美人で健気で魅力的です。
背中の黒い羽が、Hの時の気持ちよさでブワッと広がるところも好き!
表現が美しくて、逆に官能的だなーなんて思いました。
羽を広げて飛ぶ姿も圧巻で、その表現力に魅了されます。

人間と妖怪、現世と幽世。
優しく大切にしたい暁人に対し、「次」を信じられない翠蓮。
どれほど焦がれて強く想っても、自分から会いに行くことすらできない翠蓮の悲痛な叫びが胸を打ちます。

そんな切ない本作の中で一番好きなのは、翠蓮が現世を訪れるエピソード。
現世に現れた翠蓮が寝ている暁人を見つめる顔が可愛くて、表情から暁人への恋心とか愛おしさが伝わってきて、言葉なんか必要ないって感じで感動しました。
2人で街ブラする場面も可愛すぎ〜♡

翠蓮を指名するために、命さえも投げ出しかねない暁人。
誰かのために自分を顧みない真っ直ぐなところ、暁人の良いところなんですけどね。翠蓮にとったら心配で堪らないところなのかも……

そして、翠蓮が暁人のために取った捨身の行動が切なすぎ。その翠蓮を救おうとする暁人もまた……
自分たちの幸せのための行動ではないけど、相手のために身を投げ打つ一途さにジーンときました。
大切なものを守り切った2人が素敵です!

この2人のHは初めから愛があるので、甘くて萌えます!
翠蓮のフェラで「あっ」と声を出す暁人にキュンとした♡

豆腐小僧や他の妖怪たちも怖いというより可愛くて、味があってとても良かった^^
暁人が飼う犬神も……(笑)

描き下ろしもカバー下も一生懸命描かれたんだなという印象で、最後まで楽しく拝読させて頂きました!

11

純粋さが可愛くて切ない

【遊郭×人外×純愛】面白かったです…!
まず絵が綺麗でカッコイイんですよ~!大好き!!
表紙でビビビときたら中身も間違いなしです(﹡´◡`﹡ )

切ないけれどコミカルな部分もあって読みやすくキャラクターが魅力的でした。恋い焦がれる姿にキュンとなり、純粋な可愛さを感じるからこそ、2人の間にある壁や鎖の存在が余計に切ない気持ちになります。

ちなみに個人的な極的萌えですが………。
シガーキス!シガーキスぅぅぅぅぅぅぅ(∩´///`∩)
はぁ~~~~~…シガーキス最高ですね♡♡♡
角度とか手の位置とかね。もうね。テンション爆上げ。
(1コマだけですが私の中はお祭り騒ぎでした←)


さてさて。

攻め:暁人はヤンチャ系のサラリーマン…?思ったことは口に出しちゃうし、自分が納得出来ないことはしたくないタイプというのかな。なんでも合理的に割り切れないところに心があって優しさがある。ちょっと少年っぽさを残しているようにも感じました。妖怪に関しては小6まで視えていたみたいです。

良く言えば裏表がない、悪く言えばちょっとおバカなんですが、個人的にこういうキャラクターめっちゃ好きです(∩´///`∩)ウキウキで読み進めました♪

受け:翠蓮は烏天狗。本来は秀でた力を持っていたけれど色々あって今は遊郭で男娼として働いています。男娼といっても中性的ではなく男っぽさがあるのが◎!でもって、褐色+黒髪+黒い羽に華やかな衣装が似合うんですよー(∩´///`∩)

あらすじなど一切確認せず表紙惚れだけで購入したので、ツンデレ系の受けかなぁとイメージだけで読み始めたら、個人的に大ッ好きな健気イジらしい系…!!男娼をしていろんなことを沢山諦めてきた割にスレた感じがなくて、暁人の前だと感情ダダ漏れなところにキュンキュン♡めっちゃ可愛いです!!

そんな2人がある巡り合わせで妖怪世界の遊郭で出会って恋が始まる物語です。


暁人が助けた妖怪(豆腐小僧)にお礼としてもらった割符は3枚。遊郭に入れる権利はたった3回だけなんですね。1回目2回目はわけがわからぬまま…というかんじなんですが、最後の1枚は"明確な意思"があってラブたっぷりな時間にキュンキュンする反面、読みながら心に過ぎるのは"最後"の切なさ…(;///;)

これすっごいシンドくて!!!(萌え的に) 暁人の必死さも、翠蓮の可愛い可愛い笑顔も、これが最後なんだという刹那な時間で刺さりました。もちろん暁人は黙って最後を覚悟する人間ではないので、最後だとは思っていません。しかし翠蓮は多分心のどこかで最後を覚悟していたのかも…と想像出来る部分があって堪らない気持ちになるんですよ(;ω;)

翠蓮に会うために必死になる暁人。
男娼を続けるのが苦になった翠蓮。
2人隔てる壁と鎖。

翠蓮の過去や男娼をしている理由も明らかになり、住む世界も違う2人で。ほんとどうなっちゃうの?ハッピーエンドだよね???とハラハラしながらグイグイ引き込まれました。もらい泣きしちゃうシーンもあってすっごく面白かったです。

私は刹那的な時間が刺さったので切ない切ないと書いていますが(実際切ないんですが)、痛々しいとか引き裂かれる悲しみという切なさとは違います。暁人のキャラクターが明るくて諦めない人柄で、暗さも不安も消してくれる感じなんですよね。どこか安心できる切なさは甘々スキーもどっぷり浸ることが出来ましたヾ(*´∀`*)ノ

これは特筆したいんですが、翠蓮は気持ち良くなると羽が大きくなっちゃう描写がめっっちゃ萌えました…!!人外ものでケモ耳シッポに萌える質なので制御が効かない本能の部分は滾りますッ(∩´///`∩)

寿命の問題とか現世と幽世の行き来のことなど今後については特に掘り下げなくふわっとしてたので連作(というのはスピン?続編?)でなにか言及されるといいな~と思いつつ期待大でお待ちしてます♪

4

愛と情熱が溢れる純愛ラブストーリー

初めて読んだ朔ヒロ先生の作品です。

人間×妖怪CP
サラリーマンの金沢 暁人と烏天狗の御岳山太郎坊 翠蓮のお話。

お人好しで元ヤンチャの暁人は、仕事も恋愛も上手くいかず公園のベンチに座っていました。
考え事をしていた暁人は子供たちにいじめられている子がいることに気が付きます。
いじめられていた子供を助けると、その子はなんと「妖怪 豆腐小僧」でした。
豆腐小僧は助けてもらったお礼だと言って、暁人に3枚の「割符」を渡すと消えてしまい…。

タイトルと表紙を裏切らない素敵なお話です。
朔ヒロ先生の綺麗な絵柄と考えられたストーリーに惹き込まれました。
物語の舞台になっている「かすみ楼」が鎌倉~江戸時代を彷彿させ、現世とは異なる世界観を上手に演出しています。
また、人物、風景、造形物、着物など細部にも力を入れて描かれており、朔ヒロ先生の「妖怪」に対する愛が伝わりました。

暁人が公園の奥で見つけたのは、妖怪専門の遊郭でした。
もともと人間の遊郭だった建物を楼主の妖怪 逆柱がとり憑いてできたのが「かすみ楼」。
そこで、美しい男娼の翠蓮と出会った暁人の運命は大きく変わります。
昔、遊郭に付け火をして全焼させてしまった翆蓮。
犯した咎を償うために自ら男娼になり楼主と約定を結びました。
全焼した楼の再生で妖力を使い果たした逆柱のため、「力を溜めた百の睡蓮を献上します」と…。

いやーん、もうこの設定だけで辛すぎる(泣)
暁人の優しさと翆蓮の純粋な想いに、胸がギュッと締め付けられました…。
あまりにも切ない展開ですが、朔ヒロ先生がところどころコミカルな要素を取り入れているので暗い雰囲気になりません。
お気に入りは、暁人が飼っている弱小妖怪のワンコです。
昼間は壷に住んでいて、首から上しかないんですよ(笑)
壺ワンコに名前を付けて欲しい。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラでは、暁人のお姉様と彼氏の土屋先輩、豆腐小僧に他の妖怪たちも登場します。
頭の中にあった豆腐小僧のイメージが塗り替えられました(笑)
ちなみに、暁人のお姉様と土屋先輩は特典ペーパーでも登場しています。

Hシーンは、翆蓮のただならぬ妖艶さにエロさも増しています。
翆蓮の黒い羽すらもエロく見えてしまう (〃ω〃)
気持ちイイと調整が出来ない翆蓮の羽が大きく開いている時は超感じている時ですよ~。
セックスしている2人の顔が可愛かったので、もっと繋がっているところを見たかった…。

本気で好きになった相手は人間で、さらに自分は年季がある翆蓮の選んだ答えとは?
死を覚悟して純愛を貫いた2人の行く末をぜひ本編でご覧ください。

ただの人外BLとしては括るのは、もったいないくらい素敵なラブストーリー。
完全ファンタジーなのに、全く違和感がなく読み進められました。
『明烏夢恋唄』のシリーズ連作が決まっているそうで、今からすごく楽しみです!

人外BLがお好きな方はもちろん、切なくてキュンキュンしたい方にもおすすめの作品ですよ。

2

全てが良い具合にマッチ

人外ものが大好きなので、それに遊郭が加わると面白くないわけがない!と興奮しながら読みました。
もう大正解でした~!欲を言えばもうちょっと人外要素が味わいたかった...と思ったりしますが、物足りないわけではありません。

純愛もので王道なストーリー。人間×人外のどうしようもない壁って萌えます。
おまけに遊郭ですから、その壁はさらに厚く硬くなります。

この壁の壊し方が、両極端なようで似ていて最高です。
受けは攻めから身を引くように自分を犠牲にし、攻めは受けを求めるあまりに自分を犠牲にしようとする。
たまりません...!

2人の甘くてらぶらぶな生活も読んでみたいところですね。
個人的には、豆腐小僧がお気に入りです。可愛い。

2

ひと味違う遊郭もの

現世と幽世。
交わることのない世界の狭間に煌めく、妖怪専門の遊郭船・かすみ楼へと招かれ、足を踏み入れてしまったサラリーマンの暁人。
そこで出逢ったのは、とても美しい羽根を持つ、烏天狗の翠蓮という男娼の青年だった。

妖怪を助けた攻めが、訪れた者に一夜の泡沫の夢を見せる遊郭船へと招かれる…と、そもそも暁人はなぜ妖怪が見えるんだ?なんてこともなぜかそこまで気にならず、序盤の掴みから世界観に惹き込まれる作品。
なんでだろうな。すごく不思議。
暁人視点で進むので、彼と共にかすみ楼という「現実世界ではないどこか」に迷い込んだ感じが強く出ていたからなのかもしれない。
妖怪という要素が良いアクセントとなっていて、普通の遊郭ものとはひと味違ったドラマティックな展開の数々にときめいたり、切なくなったりと非常に読み応えがありましたね。
丁寧に描かれたストーリーが好きでした。
それから、なんといっても絵が綺麗。
背景から小物に至るまで美麗で繊細な絵にも目を惹かれ、細部にも作家様のこだわりを感じます。
翠蓮の着物やピアスなど、装飾品が毎回異なる点も楽しんで読めました。カバーイラストの瞳の色と同じ色のピアスが素敵。

今作の受けである、黒髪褐色肌の翠蓮がまた美しいんだな。そして、どうしようもなく健気で可愛らしいんですよ。
多くを語りたいけれど、詳しくは本編でぜひ。
カバーイラストの彼にピンと来た方は1度読んでほしい。きっと、萌えはあれど損はしないはず。

純愛ものの言葉に偽りなしの素敵なお話でした。

2

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