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表題作恋染龍雨衣

石神地架,龍の眷属になった人間
天玻瑠灘命(あめ様).,龍と人のハーフ

その他の収録作品

  • 〝愛しい〟なんて(描き下ろし)
  • カバー下(設定裏話・衣装解説)

あらすじ

「お前は今日からおれの下僕(もの)だ。よく仕えよ」

龍神の息子・天玻瑠灘命は、訳あって妖怪専門の遊郭・かすみ楼を訪れていた。

その帰り、妖怪に襲われて今にも死にそうな人間・地架と出会う。

霊感ゼロで妖怪の姿すら見えないのに、想い人を助けるため命がけで立ち向かう地架のことが気になった玻瑠灘は彼を眷属にするが――

主従関係なのに、まるでケンカップル!?

幽世に迷い込んだ一途な青年と男前で初心な龍の半妖が紡ぐ、人外和風ファンタジーBL。

後日談の描き下ろしも収録。

作品情報

作品名
恋染龍雨衣
著者
朔ヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381306
4.7

(180)

(140)

萌々

(32)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
845
評価数
180
平均
4.7 / 5
神率
77.8%

レビュー投稿数20

あめ様、愛しい。

シリーズ3作の中でいちばん好きです。
作者様があとがきで、前2作は「マイナスから0に戻す」(救済系)、今作は「0から1を作る」と書かれていたように、ちょっと毛色が違っていて、未来志向なストーリーが良かったです。

なんといっても、あめ様!
美しくて、強くて、高飛車……もとい誇り高いお方。小柄で細いのに、弾力ありそうな筋肉が龍っぽさを感じられてカッコよくて綺麗。でもって、おぼこくて天然魔性。
そして、長男気質で頑張り屋さんの強がり屋さんなのが、可愛くて愛しくてたまらないです。
地架は、救いたいものがあるという共通点から繋がって、お互いに力を与えあうようなところもあるんだけど……それ以上に、あめ様にとって寄りかかったり泣いたりできる存在になってくれて良かった。

可愛い弟分/妹分が登場するのが恒例になってるのも嬉しい。くろみつちゃん、あんなに臆病だけど荒れ狂う父上のところにはちゃんと兄上を乗せて行くんだね。どちらも完璧じゃない二人が寄り添いあって助け合う兄弟愛がうるわしい。「名誉の傷」エピソードも、ホントあめ様らしくて。
くろみつちゃんは、あめ様と同じくオッドアイなのか? コマによって龍っぽかったり人っぽかったり。あめ様は瞳だけじゃなく、手足の爪も左側は龍仕様。細かいところまで凝っていて目を楽しませてくれます。角にお揃いのリングをつけてるのも可愛い。

『羅城~』3巻には、あめ様たちも出てきて欲しいな。

1

BL色強め

かすみ楼シリーズは世界観とスケールの壮大さ(特に羅城恋月夜①)が魅力ですが、その中でも本作はBL色を濃く感じました。
あとがきでも本作は「特に光の強い作品」と書かれていて納得です。
だって、2人が出会ってからの惹かれ合い方、キスシーンがあああ〜もう!私の中のBLのお手本かのように激萌えで最高でした。
長身無愛想な地架×小柄気丈なあめ様のカップリングも超好み。身長差、主従関係もいい。
シリーズの中でこのカップリングがいちばん好きです。
お互いが救いの存在になるのがたまりません。
全てを捨ててあめ様と一緒にいることを決意した地架がかっこいいし。
あめ様の無自覚煽り、それに悶える地架もかわいい。

でいて、このシリーズならではの世界観も抜群。
今回は龍神様が荒れる描写がかっこよかった。
そしていつもながらの脇キャラの妖怪たちがキュート。先生のデザインセンス、妖怪愛を感じます。くろみつもキャラも名前もかわいい。

1

いろいろな相手とのいろいろな愛情が散りばめられた素敵なお話

シリーズ新作を読んだので味わい直したくて読み返しました。

あやかしと人間、という組み合わせのシリーズですが、今回のあやかしは母親が人間の半妖です。

全くそちらのセンサーがなく、あやかしのことが見えも聞こえもしない男があやかしに襲われて死にそうになっているのを助けた半妖が、その人となりに触れて気になり眷属にします。

母親が人間の半妖とはいえ、父親は龍神、見た目と中身がそれぞれ父親、母親のどちらかに似た、あやかしでもなく人間でもない、どちらでもあり、どちらでもない、兄弟の兄。
背負うものが多く責任感があり、そして人情深く誇り高い言動が素晴らしいです。

主従関係なのに、口喧嘩が絶えなくておもしろい関係の2人は、悩みや苦しみもありつつ、協力しあいつつ、前進していくさま、成長していく様がすごく素敵でした。
それと同時に2人の関係が深まり、いつしか恋愛感情が育って行きます。
家族、友達、兄弟、仲間、いろいろな相手との愛情が散りばめられた素敵なお話でした。

シリーズの他2作もそうですが、モノクロなのにフルカラーで脳裏にうつる美しい世界観も素敵です。
シリーズとしてずっと続いていってほしい作品です。

1

和ファンタジー

アワードノミネートきっかけで読みました。和ファンタジーがお好きな方にはおすすめです。話運びの印象は和ファンタジーの少女漫画といった感じ。あまりBL然としていません。勿論男性同士(人型の竜を男性でいいのかはおいておく)の恋愛でセックスシーンもあるけれど。
230ページ超としっかりボリュームがある割には世界観の説明に紙面をさほど割いていないなと思ったら、「かすみ楼シリーズ」がもう3冊めなんですね。他の2冊を読んでいたらより楽しめるのでしょうけど、未読でも然程不便には感じませんでした。

1

あめ様と弟のくろみつが本当に可愛い

龍と人間のハーフのあめ様。龍の心を持ちながら体は人間と変わらないあめ様が、頑張る姿が愛おしいです。龍として、もっと強く、父親の様に立派な龍にならなければならないと思っていても、体は人間の形の為に思うように力を発揮出来ずにいました。
そこに妖の姿が見えないのに、大切な人を助ける為に体を張って妖に立ち向かっていた地架の姿にとても感心します。
あめ様は傷ついた地架を助ける為に仮の眷属にして、自分の下僕にします。
態度は不遜なのに、まだ大人の体の事は分かって居なかったあめ様は無自覚に地架をあおってしまい、あめ様に翻弄される地架が見ていて面白いです。地架も、龍族なのに人間の体で頑張っているあめ様を認める様になっていきます。
あめ様も地架の根性は認めているので、このお互いを尊敬し合う態度が見ていて良い関係だなぁと思いながら読みました。
そして、注目したいのが、あめ様の弟のくろみつです。体は立派な黒龍なのに、心は人間の様な細やかさがあって、大きな妖などは怖がってしまう様な龍なのです。このくろみつが私はとても可愛くてお気に入りです。
龍と人間のハーフに産まれながら真逆の見た目と心を持ち合わせる兄弟に2人の母親がかけた言葉がとても素敵でした。このシーンはお気に入りです。
絵がとても美しくて、龍の角を持つあめ様がとても綺麗で可愛いです。そして、このシリーズの醍醐味であるかすみ楼の妖達が今回もみんな可愛かったです。
このシリーズ大好きです。

1

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