今度は後ろだけでイッてみる?

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表題作お前の指でとろけたら

三山丞,前立腺マッサージ専門店のキャスト
浅見智弘,広告代理店営業

その他の収録作品

  • BONUS TRACK(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

広告代理店に勤める浅見は、激務で疲れ切った心身を癒すべく同僚オススメの前立腺マッサージ店へ。
期待と股間を膨らませながら目隠しをしてベッドへ横たわるが、施術者はまさかの“男”!?
最初こそ抵抗する浅見だったが、大きな手に身体を委ねる心地よさで、前も後ろもトロトロに。
しかし、この“施術者”の正体は……浅見がよく知る“ある人物”で――…!?
カラダから始まる因縁ドラマティックラブ、開幕!

作品情報

作品名
お前の指でとろけたら
著者
内海ロング 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801971417
4.2

(109)

(55)

萌々

(32)

(18)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
459
評価数
109
平均
4.2 / 5
神率
50.5%

レビュー投稿数13

男前な受けがカッコいい!

めちゃめちゃ面白かったです!
因縁の相手との、身体から始まるラブストーリー。
そして、問題を抱えた攻めを男前な受けが救い出す、救済の物語でもあります。

 
仕事でストレスMAXの浅見は、友人のススメで前立腺マッサージへ。しかし施術者は学生時代の因縁の相手・三山で……と、いうお話。

相手が男なんてー!と抗っていた浅見ですが、ゴッドハンドでメロメロに(笑)
後日、仕事の依頼のために写真家の三山に再会した浅見は、そこでマッサージの施術者が三山であった事を知ります。
そして、仕事を受けてもらうために出された条件は、〝三山を満足させること〟で──。

三山に全てを預けて甘える浅見が可愛いく、トロトロに開発されていく姿が堪りません♡

そんな浅見に対して全く勃たない三山。
三山のいう、〝満足〟とは一体……?

才能があって、写真家として将来有望だった三山が風俗店の店員に甘んじているのは何故か?
……そこには、重く悔しい過去がありました。

ライバルだった三山の才能を認めている浅見は、三山の過去を知り、三山にもう一度写真を撮らせようと動き出します。
誰にも信じてもらえず、大好きな写真を諦めざる終えなくなった三山が切なくて泣けた。

クライアント、会社、自分の立場……色んなしがらみを考えて尚、三山を救う事を選ぶ浅見の男らしさにグッときました。
三山のために立ち上がる浅見が、めちゃめちゃカッコいいです!

「俺がお前の写真見たいだけだし」

三山に罪悪感を抱かせないため、自分の意思で動いた事だと印象付ける浅見のセリフがまた素敵でした。

三山が浅見に溺れていく過程、気持ちの変化が見どころです。
蕩かされているのは浅見なのに、落とされたのは三山というところが最高!

ようやく勃った三山のムスコが気持ちを代弁してるのかな(笑)
余裕がなく、夢中で求め合う二人に胸熱♡
にやけ顔で浅見を弄んでいた三山が初めて見せる必死な表情にキュンキュンしました。

最後は、すっかり立場が逆転した二人が面白かったです。
浅見からの気持ちの伝え方も可愛くて大好きでした。

闇を抱えた攻めと男前受けがカッコいい作品で、心理描写や物語の構成も良かったです。

悪役だった山科と、山科を心から慕い支える冬島。
この二人にもドラマがありそうで気になりました。

6

とろけたのはカラダだけじゃない

大学の同期で写真家になった三山には嫌な思い出しかない、
そんな広告代理店勤務の浅見がまさかの再会という
もうあらすじからしてわくわくしてしまうお話なんですが
嫌いだったヤツを好きになっていく過程が大好きです!
しかも、三山の背中を押し、抱えていた苦しみを解放してあげられる男前受け!最高!!
ロングさんのこういうお話が読みたかったんですよー!!
いえね、ノンケがウシロにハマってしまうというのも美味しいんですけどね。
ゴッドハンド三山、どれだけ経験積んで来たんだろうか…。
大学の頃は純朴そうだったのに…。
それはさておき、写真家業界の闇も怖いですけども
それを暴くとなると職も失いかねないというのに
三山の為に決意する浅見のかっこよさときたら!
でもアノ時はぐずぐずになってしまうエロさもあり、
ホント素晴らしい受けです。
三山も、再会当初は余裕をかましていられましたが
浅見に弱さを見せてしまってからは昔の気持ちを思い出させられ奮起出来て良かったです。
(アッチも治って何よりww)

3

初めまして

内海ロング先生は初めましてで、表紙の髭攻めに惹かれて拝読しました。

訳ありゴッドハンドカメラマン・三山×有能淫乱営業マン・浅見。

三山は浅見にとって写真の才能諸々と癪に触る存在なのですが、少なからず羨望もはらんでいて。
その三山とありえない場所で出会ってしまい、再び交わり始めたふたりの関係が山科、冬島を絡みそれぞれの背景、気持ちが錯綜して三山と浅見の心情や距離が変化いくのですが…

感情のぶつかり合いが熱くて、想いを通わせ合うシーンはせつなくも穏やかであたたかく、身体を繋げる時は熱情が溢れていて。
お互いが深く想い合っているのがすごく伝わってきて、はじめの浅見の『あんなに嫌いだったはず』の三山に対する心持ちの変わりようにまたグッとさせられました。

浅見が三山へ『好き』という返事がわりに送った写真エンド。
ふたりの表情が素敵でしたし、描き下ろしでたたみかけてくる萌がたまらんのです。
名前呼びからの三山が撮った浅見の写真、それが裏表紙に繋がって…

読後、上手いわあ…、と思わず呟きました。
どちらも、特に浅見にとっては忘れられない記念写真になりそうですね。

3

よきよき!

内海ロング先生の作品、やはり登場人物皆かっこいいなぁ〜そして数々の作品描かれてるのに毎度目新しいといいますか、毎回性癖にどんぴしゃーんんん!!とハマるので本当に大好きです。

今回のストーリー、中々ディープでしたね。三山がかなり闇を抱えて自暴自棄になってました。けど浅見がほんっとに男前で三山の過去からの救済の為に奔走!すてき!かっこいい!!

余裕かましてた大の大人の照れ顔は何度見たって最高ですね。

先生の作品では珍しい黒髪ロングの攻め、ごちそうさまでした。

0

内海ロングさんの漫画の中で1番!

内海ロングさんの漫画はだいたい読んでるんですが、線の細い受け攻め漫画が多い気がしていたんですが、攻めが見た目男らしい感じなのに、実は受けが男前な事にグッときました!一冊で完結を充分に満足できる作品でした。続編があったら、多分あまあまなんだろうなぁとは思うけど
そんな想像もひきたてるくらいな感じです。
絡みが好きな人は、前半はもどかしい感じがするかもしれませんが、それはこの漫画ではアリな絡みです。それがあったから、最後が報われます。
社会人BLでも、多分1番好きな一冊です!

0

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