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表題作兎の森 (2)

志井洵太,高校1年生,幼馴染
弓永環,高校2年生,幼馴染

同時収録作品兎の森 2

志井洵太,中学生
タクミ,出会い系で会った大学生

その他の収録作品

  • かわいいおとこのこ(描き下ろし)
  • おいしそうにたべるおとこのこ(描き下ろし)

あらすじ

これから環が「守ってるもの」俺が破ることにする。

幼い頃から一緒に遊んでいた環と志井は1歳差の幼なじみ。
高校生になった二人は、志井が押し切るかたちで付き合う事になる。
「1年だけ」で終わる約束。環は友達感覚のままだが、
志井はどうにか一線を越えようとする。
──セックスなんかする必要ない。
志井の欲求とは裏腹に、隠れていた環の心が揺れ動き…?

作品情報

作品名
兎の森 (2)
著者
苑生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
兎の森
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032731
4.6

(346)

(258)

萌々

(63)

(17)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
43
得点
1596
評価数
346
平均
4.6 / 5
神率
74.6%

レビュー投稿数43

近くて遠い

1学年差の志井と環。

幼少期からじっくり、ゆっくり描かれていて心の機微や心理描写がとても上手い。

1年間限定で付き合うことが出来た志井には拍手を送りたいですが、恋愛の好きと友達の好きでベクトルが違い、なかなか進まない。

それには相当の理由があり、歪みが見えます。
環の家庭環境は正直虐 待レベルだと思います。喘ぎ声の中、普通に家に帰るなんて感情が麻痺したのかと思いきや、まだ母親の味方をしようとしているのが切ない。小さい頃のノートに禁止事項、セ ックスはしない。を見付けた心中は想像を絶する状態だと思うのですが、やっと環から母さんが怖いを引き出せた。
さぁこれからどうなる?という最高の状態から 続く
です。くぅー、気になるよぅ。
性欲が無いわけではないけど、認めようとしない環が可哀相で。母さんの息子だよ でこの子物凄い色気を感じた。志井は離れられないだろうな。
シリアスでも有るけど重くならずコミカルもうまく入ってるので、テンポ良く読めました。志井の逆立ちとかパンツ洗う所とか、感情の流し方に感心した。これじゃ、嫌いなんて言えない。
なにより覆われた手の隙間が最上級にエロい。

タクミがこれからどう動くかな。かなりのキーパーソンですね。
こんな骨太なストーリーなのに更にBLも組み合わせて居るなんて私得過ぎる。追って行きたいと思います。

0

こんなに待ち遠しい作品はなかなか無いです。

1巻からのファンです。
そして、ドラマCDも好きです。

ふたりの関係、親の執着・・・、いやいや本当に問題作ですよね。
この先がどうなるの?って、本当に気になって仕方がないんです。
ふたりは幸せのなるの?ってか、この二人の幸せってなに?
子供の家にこんな目にあったら、幸せって何かわからなくなってしまうのでは?

こちらを描いている先生も本当に大変だと思います。でも・・・、
私も、ずっと待っています。続きが読める日を待ち続けますね。

2

間違いなく神作品

一年前に2、3回読みました。一回読んだだけでは意味がわからなくて。読後感がものすごく、ずーっと忘れられない作品になりました。一年前に読んだときは、環くんのお母さんがとても気持ち悪くて、今後、どれほどの愛情と執着をみせるんだろうと思うと、書いている作家さん、神経すり減らすだろうな、と思いました。3巻目がまだ発売されなくてとっても悲しいですが、作家様、環くんのお母さんに、心を持って行かれないように、気をつけてください。(でも頑張って書いて〜)一年たってまた読み返した時の感想は、「紛れもないホラー作品」でした!環くんのような目に遭うなら、夏のお化け屋敷に何度も入った方がマシかも。志井くんの執着も、今後、常軌を逸するかもしれないし。いや既に、ちょっと逸しているかも。傑作と言うのは読者の感情に訴えるものだと思います。作品から流れ出るキャラクター達の感情が半端ない傑作です。

2

淡々と積極的に迫る攻めが好き

 とても現代的なようでいて、案外普遍的だけど複雑な問題を扱っている作品なのだなぁと2巻でしみじみ感じました。真のアセクシャルなのか、実は性欲はあるけれど強いストッパーがかかっている状態なのか。ゲイなのかノンケなのか女嫌いなのか。成人しても悩んでいる人はきっと多いんじゃないでしょうか。幼馴染の洵太からの好意に刺激されて、自分の秘めたい部分、そっとしておきたい部分と強制的に向き合わされる環には同情しました。

 自分はゲイだとはっきり自認した上で同性愛に悩んでいるのなら、まだ幸せなのかもしれません。それ以前に自分が属するカテゴリが分からないというのは、本人にとってとても不安なものなのではないかと思います。母親のことがありながら洵太から荒療治を受ける環に、心は大丈夫かしらと思わず庇ってあげたくなってしまう。けれど、彼も華奢ではなくちゃんと男の子だし、いざという時は逃げ出せる。それをしないのはどこかで本当の自分を誰かに受け入れてもらうことを期待しているんじゃないかな、とも思いました。洵太が環以外の相手を試してみたり、環に嫌がられても引かなかったり、最近多いと感じている優し過ぎる攻めでない所も気に入っています。この2人の行く末は見届けたいですね。

1

ずっとずっと応援しています‼大好きです‼

レビューキャンペーンなんておもしろい企画があるんですね!
知らなかったです
急にレビューが増えて読んだり発掘出来たりとても楽しいっ(*'▽')

正直愛を叫んで応援したい先生ばかりですしコツコツあげて来てるのでしつこいかもですが…
愛が届いてどうにか続き読めないかな?って願って止まないこの作品への想いを今回は叫んでおきたいと思います!!


先生のペースなのでそんなにすぐには出ないだろうな…とは思ってはいますが2巻の終わり方がですね…
とてつもなく気になるんですよね、どうにも… (>ㅅ<)‼
志井のあの捨て身の覚悟での環へのアプローチ
環にとったらあの志井だからこそ…きっと殻を破れるんじゃないか⁈っていう期待が膨らむあの攻め方・・・!

環を救う事できっと志井は救われるのかな?
そんな簡単な事じゃないのかな…?
愛は時にシンプルで時に複雑…
苑生先生が紡ぐ志井と環の愛のお話し、ずっと待っています(*˘︶˘*).。.:*♡ 

愛が届いて先生の応援に、そして誰かの新たな萌えに繋がるといいなぁ~

2

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