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表題作が3編+番外編、同時収録も3編収録されてます。
表題作が良かっただけに、こっちだけで1冊読みたかった…。
ビッチ無理派なので、同時収録の方の受けが苦手すぎた…。
事情があろうとも、対男女ともに性道徳がゆるい子は無理…。
幼い頃にもらった言葉をずっと大事にしてたなんて純粋で一途っぽいことを言われようが、転がり込んだ従兄弟の家に女を連れ込むような子は無理…。
従兄弟の部活に先輩にキスしたり、粉かけるようなことを言っちゃうのも無理…。
というわけで、無理だった同時収録についてはこの辺で終わらせて。
良かったです、表題作。
柔道で憧れの2個上の先輩を追って高校に入学。
再会した憧れの君は、パシらせるわ、練習には出ないわ、とんでもない暴君だったわけですが、悲しい事情があったんですね。
すごくつらい出来事だったはずなのに前向きで強い姿を見たら、そりゃあ惚れてしまいますよ、そうですよ。
終始振り回されてた後輩くんでしたが、描き下ろしで「実はすごくモテる!」という事実が露呈して、先輩をやきもきさせられたのも楽しかったです。
完全主従ではなくて、飴を多めにあげつつも追わせるスタイルを貫いてほしい、微笑ましい2人でした。
だけどやっぱり同時収録の受けは愛せない…。
イサク先生の手にかかれば、汗臭い筈の柔道部にもめちゃくちゃ可愛い(強いけど)先輩が‼︎ その強さに憧れて入部した秋本は、先輩の素顔に触れる度に憧れ以上の感情を抱くように…。それはもちろん、劣情をも伴うようで。この気持ちがLike なのか、Loveなのか?なんて、悩んでるところなんて、思春期ならではの可愛いらしさで、男同士って事よりも、そっちねっていう。イサク先生の高校生は劣情を抱いていても可愛いとしか言いようが無い。今、連載中の「花恋つらね」を読んでいるとこだけど、その高校生同士の恋もやっぱり可愛くて。この作品はずっと昔のものだけど、絵といい、その可愛いらしさといい、イサク先生らしさが変わらずキラキラしていて、全くと言っていいほど旧さを感じさせない。「受け」である斎藤先輩の体育会系らしい男らしさにも清々しいものがあって、さすがに描き下ろしでは、ちょっとだけ嫉妬する様なところも描かれるけれども。終始、その清々しさは変わらない。ワンコ攻め著しい秋本に迫られる様になるまでは、フツーに女の子にモテそうなんだが、そんなところは描かれてはいない。社会に出たら2歳の差なんて、大したことないのに、この時期の差ってとても大きくて。(卒業しちゃうからね。)そういうのも思春期あるあるだぁーって、ホッコリしちゃった。
なので、同時収録の「cheeky」の寂しい感じとは対照的。主役の二人よりトラオが気になるよ、私は。
久しぶりの夏目イサク作品再読。
ほんとこの先生の作品はハズレが無い!
重くもなく軽くもなく本当に丁度良い塩梅のストーリー。
3度目辺りのBL熱再燃の時期に出会った作家さんでずっとお世話になってますw
この漫画はもう12年も前の作品なのですね…
今読んでも時代をまったく感じさせない絵柄・ストーリーです・
柔道部の先輩×後輩のお話です。
攻めの秋本君は親に無理やりやらされていた柔道で、中2の時にとある試合に行ったのですが、その時に自分よりもデカい相手を物ともせずに倒していった、受けの斎藤さんに憧れ(この時点では、漢惚れって感じ)します。
そして斎藤さんのいる高校に入学し、柔道部に入ったもの肝心の斎藤さんはサボってばかり…そして秋本君は斎藤さんのパシリ…。
そんな所からお話が始まります。
秋本君の忠犬攻め、斎藤さんの漢前受け、すごく最高でした。
夏目イサクさんファンブックを読んでいて持っている作品を読みなおししたくなり、レビューしてみました。
同じ高校生柔道部の後輩攻めと先輩受けです。
青春でほんわかした雰囲気ではありますが、先輩の斎藤は怪我をしてリハビリ中という少し重たい背景もあります。
後輩の秋本が斎藤のことが本当に好きなんだな、と伝わってきます。
斎藤の男前さも素敵です。
最後の方で、秋本は知らないところで結構モテていて、女子の告白を冷たい表情で断っている秋本を見た斎藤がちょっと焦って嫉妬してることろに萌えました。
こういう、若干少年漫画っぽい絵柄は好みです♪
キュンキュン萌えるけど、結構笑えるほんわかしたシーンが多めです^^
表題作は柔道部のスポコンまっしぐら。
受けの先輩が、攻めのワンコ後輩を翻弄します!
スポーツが関わるBLだと、やけにそっちの描写が詳しかったり、あるいは単なる舞台設定で全然関わってなかったり、というものもありますが、この作品はバランスがよかったですね。
欲情する受けの苦悩もギャグが混じってて、読後感がすっきりする感じです。
登場人物が結構二人の関係に肯定的なのもグッド。
表題作に加えてもう一つお話が入っています。
こちらは遊び人美少年高校生に成長してしまった受け従弟が、若干ダサくなってしまったバスケスポーツマンの攻めを振り回しまくります。
あんまりハーレム従えてる受けとか好きじゃないんですけど、全体的にほのぼのしていたためか、とても楽しく読むことができました♪
満足できる一冊でしたが、個人的には表題作の方をもう少し掘り下げてほしかった気もします。
もっとうじうじ悩む描写がほしかったかもww
さくっと萌えるBL漫画?を求めている人にお勧めです。