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表題作恋愛談義

三枝玲於,27歳,医療系企業・クリニカスのCEO
葉山,25歳,商社勤務のリーマン

その他の収録作品

  • 三枝さんとの事後談義(描き下ろし)

あらすじ

「一流の男」に強く憧れる葉山だが、実際はごく普通の会社員。
合コンで一流の男を体現する三枝と出会い、弟子入りを志願し……!?

作品情報

作品名
恋愛談義
著者
カシオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667589
4.4

(156)

(80)

萌々

(64)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
18
得点
689
評価数
156
平均
4.4 / 5
神率
51.3%

レビュー投稿数18

意外性がヤバすぎた♡

これはヤバい!
めーっちゃ萌えた♡
攻受のどちらかが純情イケメンという設定はよく見るのですが、本作は両方イケメン純情ボーイでした。
この設定大好き!
自分的にも大発見のツボでした♡

一応完結する作品なのですが、謎が残ったまま、サブキャラが宙ぶらりん。
といいますのも、続編が連載中とのこと。
続編で明かされる部分もあると思うので、不完全燃焼なところも納得です。

「一流の男」に憧れる葉山は、見た目は超美人なのに中身が若干残念。
そんな葉山が憧れるのが、青年実業家の三枝。
「一流の男」の極意を学ぶため、葉山は三枝に弟子入り志願し……と、いうラブコメ展開。

スマートなラブストーリーかと思いきや、ギャップがあり過ぎのキャラに笑って悶えて大変でした(笑)

葉山は美人で妖艶なのに天然で、そのギャップが凄いです!
勤務先は「大福商事」、家は四畳半のオンボロアパート。
もー、葉山がめっちゃ愛しいキャラなんです。
三枝に惹かれていく葉山の天然魔性ぶりには、三枝も振り回されていきますw

葉山は真面目な良い子なのに、三枝には誤解されてしまうんですよね。
誤解が誤解を生んで、結果的に三枝に捨てられる形になってしまった葉山。
ここは苦しくて、胸がギューッとなりました。
切なくて切なくて、それでも恨言一つ言わない葉山が健気過ぎて辛かったです。

しかし三枝にも、何やら秘密がありそう。
いつも手袋をしていたり、家族仲が悪かったり、医学部卒なのに会社経営していたり……と。

しかし1番驚いたのは、イケメンエリートな三枝が恋愛初体験だったこと!
このギャップに萌え転がってしまいました♡
まさかの童貞!(しかも、遅漏w)
最高のギャップ萌えでした‼︎
完璧に見えた三枝は、実はピュアで自信のない男だったんですよね。
「一流の男」を押し付けた葉山にも非はあるかもね。

そして葉山への誤解が解け、ようやく三枝と心から結ばれた時は感動でした。

密かに葉山に魅了されている真行寺や、三枝のビジネスパートナーのマークも気になる存在。ここは、続編で深掘りしてほしい。

とにかく、ギャップが半端なくて最高に萌えた作品です!
切なくて可愛くて面白くて、ガッチリ心を掴まれました‼︎
続編も楽しみにお待ちしています^^

11

可愛い…!

作家買い。
カシオ先生ってそこはかとなく漂うダークな世界観を多く描かれる作家さま、のイメージが個人的には強いのですが、今作品はなんて言うのかな。

めっちゃ可愛い…!

カシオさんらしいシリアスさを孕みながら、でもコミカル。通常運転のカシオさんらしいドシリアスな作品を読みたいと思って手に取られると若干肩透かしを食らうかもしれませんが、個人的にはドストライクな作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は商社に勤務する葉山くん。
綺麗なビジュアルに商社勤務、ということで勝ち組にいる。

…、と見せかけて、実は葉山くんは「一流の男」に憧れ、日々切磋琢磨しているという普通の男の子。顔は綺麗ですが、田舎出身で、商社に勤務しているといってもごく小さな会社なのだ。

そんな彼は、ある日参加した合コンでズキューンと胸を打ちぬかれる人物に出会ってしまう。可愛い女の子、ではなく、自分が理想とする一流の「男」に。

イケメンで、若いながらも起業し、生まれも育ちも都会で、葉山くんが愛読している雑誌から抜け出てきたような、三枝さんに。
三枝さんのような男になりたい。
そう切望した葉山くんは、グイグイと三枝さんの懐に入り込んでいくが―。

この作品の何が素晴らしいって、恋の成就と、彼らの仕事、その二つがきちんと軸になってストーリーが進んでいくところかと思われる。完璧に見える三枝さんにも、彼なりの仕事上の葛藤がある。綺麗なビジュアルを持つ、見た目は完璧な葉山くんもまた、彼なりのコンプレックスがある。

それらがきちんと絡み、繋がり、ストーリーに奥行きがあるところが、さすがカシオさんといった感じか。

今作品は「勘違いもの」といえるでしょう。バッサリ言ってしまうと、よくある展開、ストーリー。お互いに勘違いし、すれ違っていく。そういったバックボーンでありながら、今作品は独特の世界観を放つ。これぞカシオマジックか。

また、展開としてはコミカル寄りな作品ではありますが、カシオさんの色気のある絵柄があることで、コミカル過ぎず、シリアル過ぎず、バランスのいい作品になっていたように思います。

スパダリでパーフェクトに見える三枝さんの可愛らしさ。
遊んでいる風体に見えて、仕事も恋も一生懸命な葉山くん。
この二人と、そして彼らを取り巻くサブキャラもいい味を出していて、ストーリー良し、キャラ良し、バックボーン良し、な作品でした。

ちなみに当て馬くんも登場しますが、彼も良い…!
ぜひとも彼メインのスピンオフ作品を描いていただきたいと思います。

こんな可愛いカシオワールドが堪能出来て幸せ。
文句なく、神評価です。

10

激しく萌えた

萌えがっ!萌えがすごかったです!
三枝さんも葉山くんも2人してかわい過ぎました!!2人とも大好きだーー。

カシオ先生って事で、すこーし覚悟しつつ、レーベル的には安心しながら(あくまで主観)ドキワクで読み進めました。
結果、萌えと笑いが溢れた癒し作品で、めちゃ面白かった♡
葉山くんのヌケ具合が絶妙で、何度も吹き出しました!

お話は最後少しだけ駆け足に感じてしまった。
もっとこの2人の話を読みたいのでどうかもう少しゆっくり進んで!と思いながら6話目読みました( ;∀;)
描き下ろしまで読み終わり(これまた最高でした)、激しく萌えながらもお話が終わってすっごく寂しい気分に。
そう思ったのも束の間。続編があるとのことで、わーい!!
「恋愛関係」ってこりゃまた楽しみすぎるなー。

個人的な好みにより攻めのヤキモチなどが見たいため、真行寺もう少し頑張ってくれても良いのだよ(^-^)真行寺、続編にも出るよね??

読後、幸せ気分になれると思いますので、ぜひ読んでみて欲しいです♪

6

葉山くんがとても魅力的

面白かった。
主人公の葉山くん、オープニングでは見た目重視の嫌な奴かと思ってたんですが、なんて可愛い子なんでしょう。
四畳半のボロなアパートに住んでても「港区なのに安いし大家さんもいい人」と喜んでるし、後輩や三枝さんが訪問しても快く部屋に入れて恥じるところもない。見栄張って港区に住んでるならボロアパートに住んでるのを隠したがると思うけど、そういう所がなくて良い。仕事もポジティブで頑張ってる。
自分の取り柄は顔だと理解してるけど、嫌な奴じゃないって貴重だと思います。三枝に対してライバル心を燃やすではなく弟子入れしたいなんて。
本当に美人で可愛い人ですね。
三枝さんも理想的なイケメンなのに内面は可愛い人。
ノンケの2人なのに、わりと早急に惹かれあってしまいました。そこをもう少しゆっくり読みたかったな。
葉山くんがスパイかと勘違いされてのすれ違いはハラハラしましたが、ハピエンで良かったです。
続編も出てますね。
後輩くんはどうなるの?三枝の手袋の秘密は?
伏線が色々残されてるので楽しみです。

2

硬派な攻め

この作者様の作品、初買いです。

今まで硬派な攻めってどんな感じかわからなかったのですが、こういう方のことを言うのだなと思いました。真面目で誠実な攻め。(付き合ってないのに受けに手を出しましたけど…)

受けは、天然、真面目、ボケで美人で可愛いです。わざとらしさも無く、好感が持てました。

社会人なのでそれぞれの仕事の話がよく出てきます。ただのエロのみだったらどうしようかと思いましたが、ストーリーはちゃんとありました。

攻めが、兄弟に対する劣等感があったりしたものの、ほぼ完璧すぎな人だなと思いました。続きはあるのでしょうか。あるなら、仕事のトラブル以外のトラブルに揉まれてそれを克服していくような2人の絆を見たみたいと思いました。

0

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