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表題作恋愛談義

三枝玲於,27歳,医療系企業・クリニカスのCEO
葉山,25歳,商社勤務のリーマン

その他の収録作品

  • 三枝さんとの事後談義(描き下ろし)

あらすじ

「一流の男」に強く憧れる葉山だが、実際はごく普通の会社員。
合コンで一流の男を体現する三枝と出会い、弟子入りを志願し……!?

作品情報

作品名
恋愛談義
著者
カシオ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403667589
4.3

(161)

(80)

萌々

(67)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
19
得点
705
評価数
161
平均
4.3 / 5
神率
49.7%

レビュー投稿数19

No Title

好き作家さんのスイートな単行本。多作でらっしゃるわけではないので、大事に積読してるものもあるのですが、久しぶりに童貞問答を読み返した後に、最近のものも読みたくなって手に取りました。

キラッキラしたゴージャスイケメン、三枝と、美形でかわいく純粋なキャラの葉山。都心の勤め人同士。
ヤンエグに憧れる葉山ですが、本人は全く見栄を張ってないのがいい。
そんな葉山に一途に憧れられて、鉄壁かと思われた三枝は実は恋愛初心者で、完全に堕ちてしまう。

二人が表裏なくいい人なので読んでて楽しかったです。

どのレーベルで描かれてもやっぱりHだな〜。受けがかわいHで良きかな。

0

くるくる変わる葉山くんの表情が魅力的!

BLアワードノミネートということで読んでみましたが面白かったです!
冒頭の雰囲気ではスタイリッシュなお話かな?と思ったんですが、美人天然たらしとハイスペなのに実は恋愛下手な男のすれ違いで結構ドタバタしていて楽しいお話でした。

葉山くんのちょっと貧乏というか堅実派な境遇設定は昔からドラマ等でも見かける王道設定。東カタ男子、見た目などに拘る節があったので見栄っ張り系かな?と思ったら、三枝さんの訪問にもスッとお部屋上げるし、実家の緑茶振る舞う素朴さもあって、え、なにこのかわいい子!ってなりました。
三枝さんに憧れの眼差し〜を向けたり、美人モードになったり、屈託なく微笑んだり、素朴な面を見せたり、くるくる変わる葉山くんの表情、とても魅力的。

謎な部分も残されているな、と思ったら続きモノでした。(続きも読了済)

0

葉山くんがとても魅力的

面白かった。
主人公の葉山くん、オープニングでは見た目重視の嫌な奴かと思ってたんですが、なんて可愛い子なんでしょう。
四畳半のボロなアパートに住んでても「港区なのに安いし大家さんもいい人」と喜んでるし、後輩や三枝さんが訪問しても快く部屋に入れて恥じるところもない。見栄張って港区に住んでるならボロアパートに住んでるのを隠したがると思うけど、そういう所がなくて良い。仕事もポジティブで頑張ってる。
自分の取り柄は顔だと理解してるけど、嫌な奴じゃないって貴重だと思います。三枝に対してライバル心を燃やすではなく弟子入れしたいなんて。
本当に美人で可愛い人ですね。
三枝さんも理想的なイケメンなのに内面は可愛い人。
ノンケの2人なのに、わりと早急に惹かれあってしまいました。そこをもう少しゆっくり読みたかったな。
葉山くんがスパイかと勘違いされてのすれ違いはハラハラしましたが、ハピエンで良かったです。
続編も出てますね。
後輩くんはどうなるの?三枝の手袋の秘密は?
伏線が色々残されてるので楽しみです。

2

硬派な攻め

この作者様の作品、初買いです。

今まで硬派な攻めってどんな感じかわからなかったのですが、こういう方のことを言うのだなと思いました。真面目で誠実な攻め。(付き合ってないのに受けに手を出しましたけど…)

受けは、天然、真面目、ボケで美人で可愛いです。わざとらしさも無く、好感が持てました。

社会人なのでそれぞれの仕事の話がよく出てきます。ただのエロのみだったらどうしようかと思いましたが、ストーリーはちゃんとありました。

攻めが、兄弟に対する劣等感があったりしたものの、ほぼ完璧すぎな人だなと思いました。続きはあるのでしょうか。あるなら、仕事のトラブル以外のトラブルに揉まれてそれを克服していくような2人の絆を見たみたいと思いました。

0

真行寺にもいい人が見つかりますように

 カシオ先生の作品はシリアス寄りのものしか読んだことがなかったので、こんなに面白いラブコメも描ける先生なんだ!と新たな発見に嬉しくなりました。少女漫画でもBLでも王道と言えるような展開が多いのですが、絶妙なタイミングで挟まれる気の抜けるシーンによって、ハイスペック×実は庶民な美人というこちらも王道な攻め受けの組み合わせでも鼻につくようなキラキラ感はなく、どこか落ち着きすら感じられるような雰囲気の作品でした。カシオ先生のタッチ自体もそう感じた理由の1つかもしれません。

 受けである葉山の他人とズレている感覚や、周りからするとかなりあざとくも見える無意識の誘うような表情には、好き嫌いが分かれるかも。でも、個人的には笑いや愛らしさに上手く昇華させているなぁと感じました。どこか憎めない人、そういうタイプなんですよね。後輩の真行寺もそんな風に感じたんじゃないかな。そして、ハイスペックな攻め・三枝は最後まで葉山に振り回される常識人。これほどのスペックを持っていながら、最初から葉山の美貌にやられている彼もまた、可愛らしいんです。何か複雑な過去を抱えているでもなく、今の2人のやりとりを存分に楽しめるところも、新鮮でいいなぁと思いました。

1

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