電子限定かきおろし漫画付
オオカミくんは襲われたい、を読み、ベースのマキの高校時代のお話、ということで即購入。
柊先生の著作はどっちもどっちシリーズ、その他数冊を持っています。
マキの言動もかわいいですが、ギザギザ歯がすごくかわいいです。
恋愛漫画のメインなのに、歯がギザギザって・・・。ヤンキー漫画の脇役じゃないの、と最初は思ったのですが、読み進めていくうちに、マキのやることなすこと、言うこと全てがかわいく思え、口元のギザギザ歯に萌えるようになりました。
マキは甘くて色っぽい完璧な受けなのに、とっても男らしいところが素晴らしいです。
両片想いの話だけど、幸雨がマキのことを好きなのは保育園のお昼寝のときのキス事件から、その後のいくつかの行動により、マキにつつぬけ、という設定にも萌えます。
マキは何度も何度も、折を見ては告白のチャンスを幸雨にあげますが、幸雨はいっこうに告白をしょうとしません。幸雨なりにマキとの関係を考えてのことなのですが、読んでいて、じれったいし、もぞもぞするし、きゅんきゅんするし、たまりませんでした。
ようやく告白するとかと思ったら、想いを我慢し続けたせいでEDになった、というびっくり仰天の告白をする幸雨。
それに対するマキは挑発しつつ、望んでいる告白を引き出そうとします。
こういうやりとり、けっこう危うい言葉も出てきて、幼馴染で気心知れているからできる、信頼関係が感じられて素敵でした。
マキは15年間、毎日、告白されたらどうしようと考え続けながら一緒にいた、というのにもとても萌えました。
幸雨ががんばって隠し続けてきたつもりの恋心がマキにはずっとバレバレだった、というの、幼馴染の両片想いの最上級に甘いパターンだと思いました。
晴れて両想いになりましたが、EDが治るまでは本番行為はできません。
その機会がいつになるかは不明のまま、今までよりだいぶ甘いやりとりを交わすようになり、学校で2人きりになってキスをします。甘さだけではなく、覚悟やがんばりが見えるのもかわいくてたまりません。
こんなかわいい2人が喧嘩がすごく強いというのも萌える点でした。
喧嘩シーンがまた格好良くて、しびれました。
怪我やさらなる喧嘩、ちょっと荒っぽいことがあってからの、晴れて初セックスとなりました。
その場所がまたびっくり、でも、2人らしいといえば2人らしいのかな。
最後までどきどき、わくわく、きゅんきゅんさせられる作品でした。
オオカミくん、から流れてきましたが、個人的にはこちらのほうがさらに好みで萌えた作品でした。
既に書いて下さっていますが、私ももっと評価されるべき!と思いました。
マキくんが色気ありすぎでやばいです。最後のハンカチ噛んでる姿堪らなかったです。世の中三白眼って好きじゃないのかな?
この色気がBLの醍醐味だと私は思うんですよね。
お目目きゅるるん可愛い受けもいいけれど、こういう漢前で筋肉もしっかりついていて2人が精神的に対等で無駄に頬を真っ赤にしない、受ける瞬間も包容力がありかっこいい!でも、めっちゃ色っぽい!!!!
三白眼ヤンキーが大好きなのでめっちゃ性癖刺さりました。ありがとうございました。
やっと繋がれた二人のシーンをもう少し長く描いて欲しかったので続編欲しかったな。大好きな作品です。
好き作家さんの本で、キャラも好みで楽しみに読んだのですが、いつもより響かなかったです。
話を詰め込みすぎかな?
幼馴染みで長年片想いでEDで卒業後の進路に悩んで、ヤンキーで、抗争があって、最後の姉の話は要る?って、なっちゃいました。
15年も一緒にいる間のエピソードも、以降も似たようなケンカシーンが続くし、攻めが雨男らしく傘のシーンもまた同じに見えてしまう。
そして、後書きを読んだら、内容が入りきらない、不安になりながら描いて、とあって作者さんも自覚があるようでした。
どっちもどっちのシリーズや、他作品は本当に好きなので、次回作楽しみにしています。
リーゼントヤンキーってどうなの?
と、お思いの皆さん。
大丈夫です、すごく可愛いです。
そしてカッコイイです。
喧嘩を買っちゃう系の受けと攻め。
二人は幼馴染で親友。
攻めが受けに片思いして早十数年…。
ようやく片想いに終止符を打ち、恋人になるまでのお話です。
クールだけど受けを好きなのを我慢しすぎてEDになっちゃったヘタレ攻めが最高!
しかも受けが男前。
いい組み合わせですよね~~。
そして内容ももちろんですが、柊のぞむ先生はやっぱり漫画が上手い!
セリフがいらないんじゃないかと思うくらい、雰囲気で訴えてきます。
構図も良くてドキッとするシーンがあったり、喧嘩のシーンがアクロバティックで見惚れるくらい体の線が綺麗です。
見た目も含めてのキャラ設定もしっかりしていて安心します。
あと個人的には攻めが負けてしまったボス。
彼のビジュアルは後々出てくると思っていたのですが、一度戦ってから本編に出ていなくてとても気になります…。
スピンオフとかあるのかなぁ。
エロは普通くらい、電子は白抜き。
「オオカミくんは襲われたい」の方からやってきました。
「オオカミくん〜」の主人公CP・シンゴのバンドのベーシスト、マキの高校時代が描かれています。
バンドマンとしてのマキはそれほど存在感は無く、単に「男と付き合ってる人」という立ち位置です。
さて、こちらではマキが主人公。
ピンク色の髪をリーゼントにしてちょっとイキってる感じ?
そんなマキの相棒が、幸雨(コウ)。
寡黙で穏やかだけど喧嘩には強い。そして、小さな頃からマキの事が好き。でも何も言えない言わないまま。
マキの方が言わせて2人は恋人になりますが…
実は幸雨は我慢しすぎてEDなのです。
この2人は結局ラブラブだからEDだけどヤリたい。ヤれないけれどヤりたい。
幸雨はカッコいいけどむっつりです。
そして…
愛のチカラでEDも解決っと。
一応マキは見た目からヤンキー。幸雨も硬派ヤンキー設定だけど単に真面目高校生にも見えるかな。
あと、マキはギザ歯。で、私はちょっと苦手でした。
「オオカミくん〜」のマキと思うとなんか違うかな?という気もする。
総合「萌」。