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きみが恋に堕ちる

kimi ga koi ni ochiru

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表題作きみが恋に堕ちる

主藤司
弓道部主将
望月春
現国教師

その他の収録作品

  • きみが恋に堕ちる-epilogue-

あらすじ

望月春(もちづきはる)が赴任先の高校で再会したのは
かつて好きだった礼一郎(れいいちろう)の弟・司(つかさ)だった。
「ずっと春さんのことが好きだった」
と告白され次第に司に惹かれていく春。
そんな中、礼一郎までもが
「お前にとっての一番は俺だと思っていた」と本心を告げ…!?
揺れ動く三人の関係を描いたセンチメンタルラブストーリー。
描き下ろし漫画も有り!!
(裏表紙あらすじ)

作品情報

作品名
きみが恋に堕ちる
著者
高永ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
きみが恋に堕ちる
発売日
ISBN
9784048539968
3.8

(43)

(15)

萌々

(11)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
161
評価数
43
平均
3.8 / 5
神率
34.9%

レビュー投稿数12

年下の一途な愛は無敵でした

『きみ恋シリーズ』の第1弾です。年下ワンコと、切ない三角関係に悩むお話が堪能できます。

春は、過去に親友を好きになった自分に悩んで、大学進学と共に相手の前から姿を消しました。そして、久しぶりに帰って来た故郷の赴任先の高校で再会したのは、好きだった親友の弟の司でした。

司は、春が弓道をやめた理由やいなくなった理由や兄を好きなのも分かってて、それでも春に好きだったと伝えるのです。自分の気持ちを邪なものだと責めていた春に、もっと尊いものだと証明してみせると啖呵を切るのです。

好きだといつも伝える司だけど、春が兄と再会すればすぐ不安になるし、春の悲しい顔を見ればまだ気持ちが残ってるのでは…と気持ちが揺れます。好きだからこそ不安になる司の気持ちが伝わってきて、切なかったです。でも、ワンコのように慕ってくる司は、カッコ良くて可愛いです。
春も、だんだん考えるのは兄の方じゃなくて、司が占めるようになるのです。

念願の相手からの告白で、やっと自分の気持ちを実感した春。初めてのエッチでの、司の不安を無くしてあげようと、一生懸命に気持ちを伝える春にキュンキュンします。春の袴姿は萌えます。エッチの時に着てほしいと言う司に、共感です(笑)

3

スピンオフ?

きみが恋に溺れる…の
スピンオフらしいのですが、
話が暗くて、
あまり雰囲気が好きじゃなかったかなー
というのが
印象です。

基本的に
明るくて
ギャグもあって、
キャラが個性的なものが好きなので、
それには
ちょっと外れてしまったかなぁ
という感じです。

ありがちな再会ものの
ラブストーリーかなー…?

当て馬的な人物も出てくるんですが
これも完全な当て馬で、
すぐに退場。

最後はめでたしめでたし…で
終わって、
特筆すべきところが
何もありませんでした…。

弓道姿は好きでしたけどね。

0

年下一途攻めのお手本

高永さんの作品で最初に読んだ作品だったと思います。
今まで読んだ高永さんの作品の中でも、今の所一番好きな作品。
あと弓道。この作品と他の作家さんの作品ですが「凛!」で、初めて触れた世界でした。
実は、私の中の年下攻めのお手本って、この作品と大和名瀬さんの「野獣で初恋」なんですよ。理想形がこれらの作品にある感じです。
一途で、真っ直ぐで、強引で、自分の気持ちを直球で受け様に投げてくる。
たとえ受け様が他の人を好きだったとしても、それを崩してくるような、情熱的な年下の可愛い子(笑)。なんだか乙女心揺すぶられるじゃないですか~(笑)。
この作品は、主人公が弓道をしているので、弓道着も存分に堪能できます。
ストイックな中にもあんな情熱が!!
切なさもたくさんあって、とてもいい作品だと思います。

4

その瞬間が気になる

 望月春が赴任した高校で、かつての友人でその弟の主動司に再会します。春は司の兄である、礼一郎への気持ちに気づいてしまい、弓を引くことをやめてしまうのです。

 その後、高校の弓道部顧問に落ち着いた春は、インターハイ会場まで引率しますが、そこで礼一郎と再会してしまうのです。さらに、同情で礼一郎と春が話しているのを見てしまう司は、さすがに動揺します。

 積極的に言い寄る司と、礼一郎のことと司のことで思い悩む春は、三角関係ならではの読み応えがあります

 礼一郎への気持ちを止めていた時から、止まった時間がまた動き出します。会いたくない人に再会するというのは辛いことでしょうが、今回は幸せな結末が待っています。

2

王道わんこ攻め

「きみ恋」シリーズの一作目です。
表紙がね。なんかいまいちツボに入らなかった、というか(失礼!)。で、先に「~溺れる」を読んだのですが、素晴らしいの一言で。で、こちらも読んでみました。

弓道部主将・司×高校教師・春

司のお兄さんの礼一郎の友達だった春。春は礼一郎が好きで。好きすぎて、自分の気持ちを持て余した春は礼一郎にも何も告げずに去ってしまう。そんな春を司は好きだった。
そんな二人がたまたま春が臨時教師として呼ばれた高校で再会する。。。

まあ、なんてべたな設定なのでしょう。なのにぐいぐい引き込まれてしまいます。さすがです。高永先生。

表紙ではツボに入らなかった春ですが、美しいです。なんかちょっと色っぽいっていうんでしょうか。礼一郎に対する気持ちを自分でもダメだと思っていて。「こんなんじゃだめだ~」ってぐるぐるしてるのが良い。

そしてそんな春を丸ごと受け止めようとする司。もう王道わんこですよ。礼一郎に春を取られまいと必死な司が可愛い。そんなん攻められたら落ちるよね。

でもね。ワタクシは一言言いたい!
学校の先生は生徒と関係を持っちゃだめだよ…。せめて卒業するまで待とうよ。

と、オバサン発言をかましたところで。

高永さんのエロシーンはなんていうか、めっちゃエロいですよね。直接的な描写が多いわけじゃないんですけれども。この作品だけじゃないんですが、高永さんの描かれるキスシーンで、攻めが受けの頭に手を添えていて、受けが攻めの胸のところで手をぎゅっと握ってるシーンがすごく好きなんです。いつも「キタ~」って思います。なんかちょっとマニアックでスミマセン。。でもお互いが想いあってる、って感じがして好きなんです。

礼一郎さんは相変わらず美しいし、司はわんこ攻めで可愛いし。vivaわんこなワタクシには大変おいしい作品でした。

3

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