電子限定描き下ろし漫画付き
攻めがクールな性格でリードして受けが流されいつの間にか好きになる話かと思ったら、攻めがイメージ通りだったのが後半意外に抜けていてポンコツ×ポンコツみたいでどっちかが照れたら茶化してという感じでイチャつきが友達同士のじゃれあいみたいで面白かったです!
攻めの井上は、会社では暗めなのに素顔はイケメンで優しさもあって照れたりもしてSっぽいけど抜けていて攻めまくりのSではない感じがよかったです。
受けの隼人は、誰にでも可愛がられる要領がいい性格で、攻めに流されるだけかと思ったら自分から告白したり井上が照れたらいじるし男らしい所もあってよかったです。
人生イージーモードのチャラリーマンの隼人が接待で連れて行かれたゲイバーで泥酔。美人オネエ店員のレイに介抱されつつ咥えられてしまって、さらにそのレイは根暗そうな地味眼鏡の会社の同僚、井上だった。
会社と夜とで表と裏の顔があるレイ。
オネエ感はあまりなく、髪を上げるとぐっと色気がでます。
ドS〜、というより腹黒で捻くれ意地悪なかんじでした。
過去の出来事から卑屈になってしまっていて、いけすかない隼人の弱みを握りいろいろと絡んでくるのですが…
隼人がまあまあチョロい(笑)
あっという間にレイのペースに飲まれて、快楽にも飲まれていきます。
ただ、言ってしまえば、レイの劣情の捌け口みたいな、とばっちりくらってるみたいなところはあるんですよね。
その奇妙な関係からぎゃあぎゃあ言い合いながらもなんだかんだとお互いしっくりきてしまう、隼人はレイのことを悪魔悪魔と言いながら惹かれていってしまう。レイも実は…?
レイに翻弄されながらいろいろとエロいことはするのですが、エッチは意外にも最終回の一回のみでした。
テンポよくお話しが進み、楽しく読ませていただきました。
アヒル森下先生の作品における中性的な顔立ちでえっちな誘惑をしてくるキャラクターが大好きです。
レイくんのお顔が良いこと…表情も色気ムンムンだし、目つきだけで誘惑してくる感じ…きっと前世は悪魔というより淫魔。
余談ですがアヒル森下先生が淫魔を描いたら最高なんじゃ…既刊であるのかな。
なかったらぜひ読んでみたいです。
本題に戻ると、この作品、タイトルとカバーからなんとなくシリアスな雰囲気漂ってる…?と身構えましたが、そこまでのシリアス展開はなく、さくさく読めました。
レイくんが思っていたより拗らせていて、どうなるかと思いましたが、
ひねくれているところも可愛いと思ってくれる人に出会えてよかったです。
書下ろしがきゅんきゅんしたので両想いな感じをもっとみたかったなぁー。
番外編希望!
ものすごくときめきました
隼人が思いを伝えるところでドキドキしながらも、つられて泣いてしまいました、、感情が忙しかった( ¨̮ )
ゲイバーの店員さんとの会話もなんだかリアルで、クスッとしてしまうセリフがあったり、絵も綺麗で内容もスっと入ってきて読みやすかったです!
アヒル森下先生の作品は、初めて読んだのですが、他の作品も読みたいって思いました!
こちらの先生某電子書籍でオススメに出てきて初めて読ませていただいたのですが、絵も綺麗だしお話も面白くて他の作品も読みたいなぁ、と思いました!今から買いに行ってきます!笑
あと個人的にタイトルの悪魔さん(笑)が攻めでよかった。