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神様なんか信じない僕らのエデン 上

kamisamananka shinjinai bokua no Eden

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表題作神様なんか信じない僕らのエデン 上

喬織人
17歳,高校生
西央凛々斗
17歳,高校生

その他の収録作品

  • カバー下漫画
  • 初期設定(カバー下)

あらすじ

普通の世界。世界最小の衛星ロケットが打ち上げられ、 天才中学生棋士が最年少で六段に昇格した、そんな世界――。
勉強が好きなこと以外は平凡な喬 織人はある日、 密かに憧れていたクラスメイトの西央 凛々斗から 異常なほどの良い匂いを感じる。
体育の授業終わり、 火照った顔で呼吸も浅い西央を心配し保健室に連れて行こうと する喬だったが、半ば強引に体育倉庫へと誘い込まれ――…?

作品情報

作品名
神様なんか信じない僕らのエデン 上
著者
一ノ瀬ゆま 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799751947
4.6

(618)

(483)

萌々

(82)

(27)

中立

(13)

趣味じゃない

(13)

レビュー数
37
得点
2837
評価数
618
平均
4.6 / 5
神率
78.2%

レビュー投稿数37

たしかに、何事にも始まりの人がいる

人類初めてのαとΩの話なんて、面白そう

SNSでたまたま見つけて絵に惹かれ、あらすじと1話を試し読みした率直な感想です

αとΩがまだ認知されていない世界
そんな世界で出会った同級生の2人

そして迎えた発情期
発情したΩとその時にそばにいたα
お互い初めて体験する症状と体調の変化
戸惑いながらも繋がる2人にこの後の展開がどうなるのか、ページを進める手が止まりません

αである 喬織人の最初の印象は定型化されたαとは異なるものだったのですが、話が進むにすれてαの特性が見え隠れし戸惑う様子を見ると、”そうか、聡明期のαはどの様な特性を持っているか解明されていないから戸惑うのか”と読者として気が付かされました

Ωである西央凛々斗は、誰からも好かれる見目麗しい人という意味ではしっかりΩの要素を持っています
ただ、体型は身長もそれなりにありこちらも完全に定型化されたものとは違うのかなという印象です

そう考えると、ここからどんどん進化して定型化されたαとΩが作られて来るのかなと、想像が膨らみます

基本はストーリーテラーとしての役割も喬織人が担う様な形で話が進んでいきます
織人のどんどん分析していき対策を取ろうとしているのが、まさしく上巻の役割が「起」と「承」なのだなと、最後まで一気に読みました

始まりの物語、絶対上下巻続けて読むことをおすすめしたい作品です

1

これが始まりか…スゴっ

世界線がマジで神すぎる。
これは上下巻セットで買って欲しい…
続きも買って欲しい…

ネタバレ注意

あらすじ
男子高校生の2人が、ある日、世界で初めてのαとΩになってしまった。初めてのヒート、初めての欲情。何が何だかわからないまま隠れるように入った体育館倉庫から出られず、ヒートの1週間そこで過ごすことになってしまった…。

αになってしまった子→たかいくん(上巻表紙)
Ωになってしまった子→にしおくん(下巻表紙)の
流れるように進む物語。

他のオメガバース作品を見た時に読み返したくなる本です。この作品だけのDomSubのグレアのような(知らない方は調べてください…)言うことを聞かせる設定もいい!これがオメガバースの始まりか…!と思わせてくれるストーリーです。破壊力あふれる美しい絵もみどころ。間違いなく買って損はしません。

2

誇張なしで、BLを愛するすべての人に読んでほしい

実際読んだのは去年の6月。私も腐友人の猛布教に遭い、陥落です。
特にオメガバース好きな人や、私みたいに普段オメガバをあまり好んで読まない人に読んでほしいなぁ。
素晴らしかったです。

一般的なオメガバ作品に描かれるあからさまな劣勢・優性遺伝子設定や、Ωへの社会的迫害描写が私は全く好きじゃないのですんなり読めたし、Ωがカースト上位生徒なのも嬉しかった。
人類初のΩとαが誕生する話は私が知る限り本作が初めてですし、まずその着眼点が斬新ですごい!
アダム&イブ的というよりは、人類が種を存続させるうえで危機を感じ、同時多発的に起こった進化のうちの2人の物語と考えるべきなのかな?
2022 BL AWARD、BESTコミック3位を受賞してたのでずっと気にはなってましたが、文句なしの神作でした。

絵もほんっっっとうに美麗。特に体の美しさは個人的には過去イチ。
しかもギャグもおもろいなんてどんだけすごいんだ一ノ瀬さん…。
腐友人いわく、本作は今まで相当数読んできた全BL作品を押しのけて、揺るがぬ歴代No.1に輝いたそうです。
その気持ちもんんんのすごいわかる。
ただし、一般家庭で普通の高校生で、何日間もバレずに倉庫に…という展開が現実的にはかなり難しいので(まぁそもそもファンタジーなんですけどね)、一泊ぐらいならまだ現実味があったかも?とも思いましたが(いろんな販売サイトのマイナスレビューもそこがネックのようですね)、それではあの現象を描写するのも難しいので仕方ないのかな。

上下巻+2巻+3巻=計4冊、どれも読んでてあっという間でした。
「は?!もうこんなに読んだの?!」というスピード感。
でも全ページすうっと胸に心に染み入る。超絶おすすめです。

Pixivでなんと1巻(上下巻)と2巻、計143ページぐらい試し読みできるんです。
気になる方はぜひ行ってみてください。

1

No Title

腐友の激推しで。
オメガバースの始まり的なやつ、
おもしろいよと。

眼鏡チェリーで勉強大好きな学者くん喬が攻め、
中性的で一見チャラっと見える西央が受け。
チェリーくん、大変よく頑張りましたw

突如西央に起こったヒート。
それにつられた喬も発情。
高校の使われていない倉庫でわけもわからず
熱を発散し合うふたり。
喬の局部に亀頭球ができちゃったり、
何で突然そうなったのか、謎は残る1巻。
元々オメガバースがある世界ではないところが
新鮮でした。

1

好みとか好みじゃないとかでなく、とにかく、すごい、作品

新刊が出たので久しぶりに最初から読み返してみました。
何度目かの再読でしたが、やっぱりすごい作品だ!と改めて思います。

一ノ瀬ゆま先生の作品はgiftが初対面。
世界観がすごく、重厚な作品でした。
幸せに萌える作品が好きなので、giftは好みとは違うけれど、素晴らしい作品だという印象がありました。
そして、今作。
作家買いはしないで、しばらく様子見をして、皆さんのレビューやランキングで様子を見ました。
タイトルと表紙の2人、デザイン、色味、全てに激しく興味を惹かれながら迷って迷って、買いました。
一読して、再読して、うーん、すごい、すごい、と言葉にならない感想を持っていました。

久しぶりの再読で、やっぱりすごい!となりました。

オメガバースなんだけど、その世界で初のアルファとオメガの2人が主人公です。
オリジナルの設定がたくさんあって、従来のオメガバースを思い浮かべながら読むと違和感があったり、矛盾を感じたりしてしまいますが、これは全くの別物、一ノ瀬ゆま先生のオメガバ創世記のようなお話だと思って読むといいと思います。

日常と非日常が絶妙な配分で混在しているのがすごいです。
アルファとオメガだから惹かれ合う、他に、心の声が聞こえてしまうという設定もすごいです。
従来のオメガバースと一ノ瀬ゆま先生独自の設定の融合が絶妙で素晴らしいです。

絵もお話も人物設定も全てすごいのですが、何よりもまず世界観がすごいです。

前述しましたが、とにかく、すごい、すごい、という感想がまず出てくる作品です。

迷っている人は読んでみてほしいです。
好き嫌い、以前に、すごい、と感心すると思います。

3

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