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表題作ヘヴンズダーリン

橘 明虎,元高校教師,30歳
結城 ハルト,ヤクザ,24

その他の収録作品

  • それから(描き下ろし)

あらすじ

教師の明虎は、学校中にゲイであることをバラされ孤立の末、退職に追い込まれた。自棄になり誘った男は美人局で恐喝される始末。
失うものは何もない明虎が半グレ連中を返り討ちにしていると、汚泥のようなラブホテルの一室に美しい青年ハルトが押し入ってきた。
彼はこの地域を取り仕切るヤクザだという。謝罪として金を渡され、寂しさからその金で一晩ハルトを買いたいと宣言するが――

作品情報

作品名
ヘヴンズダーリン
著者
紺色ルナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414319
4.2

(24)

(13)

萌々

(7)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
100
評価数
24
平均
4.2 / 5
神率
54.2%

レビュー投稿数2

華が美しい

まず、表情のふたりと刺青に惚れ惚れする美しさ。
帯の煽り文にゾクゾク、ぞわぞわが心地よい。

ストーリーは全てを失った『元』教師:橘明虎(30)と背中に美しい大輪は華を背負った美しいヤクザ:結城ハルト(24)。
勤めていた学校にゲイばれして辞めて自棄になりゲイバーで出逢った子に美人局にあってたところにこの美しいヤクザがケツもちで現れる。

ハルトは母親しか知らず、その母も亡くなり、ヤクザに拾われる。
明虎は、家族にゲイとわかってからは家族の縁をたたれる。
ふたりとも、報われない思いや、人生の不条理の中で生きていていた。

普通なら出逢う事の無いふたりだが、出逢う事はまるで宿命のようで、互いが互いの希望の光の様に、それは、まるで『魂の番』のよう。

明虎はどうしてもハルトを手放したくないと思っていたが、何やらハルトの身の回りがきな臭くなりはじめて、ふたりの幸せな未来は訪れるのか、、、。


Cモアさん、修正、太白海苔。

0

笑顔が素敵

ゲイバレをして教師を辞め、適当に遊ぼうと誘った男には美人局にあい、更にそこへ半グレたちが恐喝しにやってくるという不運続きな明虎。でもそんな不運がハルトとの出会いのきっかけになるので、運命的にも思えるような展開にドキドキしました。

お互いがそれぞれに抱える過去があって、そのエピソードも少しずつ明かしながらふたりの距離は近付いていくわけですが…
わりと平和に進んでいたお話が急展開したり、両想いになったと思ったらハルトがいなくなって1年経ったりしていて、駆け足気味に感じたのはちょっぴり残念だったけれど。
幸せそうな明虎の笑顔がすごく素敵で、こちらまで幸せな気持ちになれるラストになっていたのはすごく良かったです。

多少ドンパチするようなところもありますがそれほど危険ではないので、交わることのなさそうな人種のふたりが惹かれ合っていくまでをハラハラすることなく見守ることができるお話だったなと思いました。

0

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