電子限定描き下ろし漫画付き
作家買い。
さきしたさん作品は綺麗な身体に美しビジュアル、そしてこってり濃厚な濡れ場が大きな魅力の一つだと常々思っていますが、今作品はその魅力が最大限に生かされた、そんな1冊でした。
表題作と、短編が3話収録された短編集。
短編集ってページ数が少ない分どうしても読み足りないと感じることもありますが、今作品の短編集は短いページ数にぎっちりと愛とエロがぶっこまれていて非常に読みごたえがありました。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
表題作『クソアンチ・ラブデストロイ』
主人公は派遣社員の浩平。
彼には殺さなければと思う人物がいる。人気作家の氷室だ。
その思いに駆られ、浩平は氷室のもとに赴くが―。
と、書いてしまうとすんごくダークな内容かなと思われるかもしれませんが、中身は意外なほどコミカル。
浩平のちょっとドジっ子でアホな子のところ。
氷室がドSであること。
そして、浩平が氷室を殺さなければと思う、その理由。
そういったバックボーンが、シリアス展開ではなく終始コミカルに描かれているからです。
読者と氷室には、浩平が氷室のアンチでありそして殺したいと思うほどの憎しみを持つ、その「理由」が早々に見えてくるのですが、当の浩平が自分で自分の感情に気づかないところも良き。
そして、殺しに行ったはずの氷室に返り討ちに遭い、あんなことやこんなことを致されてしまう浩平くんですが、氷室が浩平くんに執着するその理由に氷室が気付いていないのも良き。
傍から見たらバレバレな恋心に気づかず、ぐるぐるする二人の恋心がめっちゃ可愛いのです。めっちゃ萌えるのです。エロが素晴らしいのでそちらに目が向きがちではありますが、二人の恋心に胸打ちぬかれました。
さきした作品はワンコな攻めくんが多く登場しますが、今作品の攻めさんはちょっとダーク。浩平くんを縛ってみたり殴ってみたり(流血注意です)、道具を使ってみたり、タバコの火を少し近づけてみたり。個人的にさきしたさんの描くワンコ攻めが大好物なのですが、こんなドSな攻めも良い…。新たな扉が開かされた、そんなCPでした。
『東京Mメスハードボイルド』
二人の殺し屋のお話。
んー、これもちょっとえぐいっていうのかな。主人公が殺し屋なので若干ですがグロい表現が描かれています。
なので、もしかしたら苦手な方もいらっしゃるかも。
けれど、そこはさきした作品なので、ベースはコミカルでエロエロです。
めっちゃエロいです。
個人的にはセックス中にほかの殺し屋に踏み込まれたシーンがめっちゃ好き。〇〇の体位で(ネタ場r寧なっちゃうので伏字にします。ぜひとも手に取って確認してみてください)、銃をぶっ放すいかれっぷりとエロの融合が素晴らしいです。
『モラトリアム・アクシデント』
大学生の三井くん。
彼にはいつもつるんでいる友人たちがいるが、最近構ってくれず暇。
暇を持て余し、友人の一人である佐山くんの家に突撃するが―。
実は佐山くん、アナニ―にドはまり中。
アナルにローターを入れっぱなしにしているのを見てしまった三井くんは、そのまま佐山くんを抱いてしまうけれど。
エロに振り切った内容なんです。
お道具あり、若干無理やりあり。
けれどエロ一辺倒にならないのは、三井くんの無自覚な佐山くんへの想い。短編なので彼らの恋心の行方、というよりはエッチに重点が置かれてはいますが、そんな恋心もチラッと魅せる。その描き方が秀逸でした。
ちなみにこの二人はさきした作品の『友達だけど美味しそう』に収録されている「デッド・オア・ダーリン」のスピンオフ。『デッド~』が未読でも問題なく読めますが、そちらも読んでいるとより面白く読めるかなと思いますので興味のある方は是非。
『射精管理どうでしょう』
大学生CPの晃×雪、のお話。
高校生の時に恋人になり、そこからずっとラブラブな恋人の2人。
が、見た目がクールで飄々としている受けの雪ちゃん、実はかなりの性欲大魔神。
あれやこれやといろいろなエロを堪能してきた二人ですが、雪のリクエストにより今回チャレンジするのは「貞操帯をつけて、晃に射精管理してもらうこと」で―?
はじめは雪に頼まれてしぶしぶ、といった体で始める晃が、少しずつノリノリになってくのが笑いを誘います。
麗人だから、でしょうか。
それともさきした作品だから?
収録されている作品、すべてとにかくエッチぃです。
エロてんこ盛りです。
さきしたさんの描かれる、美ボディ持ちのイケメンさんたちのイチャコラがたまりません。
けれどそこにきちんと愛が存在しているためにエロに終始した内容ではなく萌えが詰まってるのが素晴らしい。そして、笑いがあるのも。
これぞさきした作品といった1冊で、めちゃめちゃドツボに突き刺さりました。
文句なく神評価。
できれば彼らの「その後」が読みたいなーと思うので、ぜひとも続編を描いていただきたいと切望しています。
様々なエロが詰まりまくっており、個人的にはとても好きな作品なのですが、
暴力表現がやわらかくあり、血なども出てくるので苦手な方は苦手かもしれません。
根性焼きもマイルドに出てきます。
また、首絞め、小スカもあります。
せんむ先生の作品で小スカは初めてな気がしてとても興奮しました。
表題作以外の作品も3作入っており、それぞれ楽しめるかと思います。
なんといっても表題作が最高なのでとりあえず読んで欲しいです。
せんむ先生の作品の中で一番ドSな攻めかと思います。
一言で言って最高です。
射精管理のお話も最高でした。
今回もありがとうございましたの気持ちでいっぱいの最高の作品です。
暴力はあります。一方的にではなく、お互いに殴ります。というかそもそも受けは攻めを殺すつもりで家に訪問するのですが…返り討ちとしてぼこぼこにエロい目に遭います。
この段階でダメになる人も居るでしょうが、迷ってる方は是非読んで欲しい…!
最終的に最高で最強のカップルになります…
どうして短編でしか存在しないのかが理解出来ない…何故!!(この作品を好きになる人は強火ファンになりがちです)(それを踏まえると更に面白いかも)
唯一無二の作品だと思います。さきした先生だから描ける!!
あと裏設定が色々あってそういう意味でもめちゃめちゃ楽しいです。(裏設定は先生の配信等で話してます)是非この沼にハマってほしい。
作者さんの人生計画オブジエンドにハマり、新刊が出るとのことで発売日当日に買いに行きました。完全にドストライクすぎて書店別特典を速攻全コンプし、作者さんの配信やtwitterになにか情報はないかと四六時中張り付き、この本を読まないと眠れなくなってしまいました。
一話はかなりバイオレンスな感じですが、一度通して読んでしまうと何回でも読み返してしまう中毒性があります。二話と三話はとってもラブラブで微笑ましいです。
イケメン天才作家のスパダリ攻めくんと生意気クソ雑魚で攻めくんのアンチ(大ファン)な受けちゃんのお話です。一話だけだと攻めくんが冷徹サイコパスな感じがするのですが、最後まで読むと受けちゃんが大好きなのがすごく伝わってきて、ウッ!!ってなってしまいました。受けちゃんはファンを拗らせてアンチになり(?)攻めくんの家を襲撃するも返り討ちに遭うなどのザコっぷりが愛おしく、めちゃくちゃかわいい受けちゃんです。受けちゃんに絆される攻めくんもとても可愛いです。
痛いシーンもありますが、かなりコミカルに描かれているので、痛すぎる!可哀想!読めない!となる人は少ないかな〜と思いました。受けちゃんの泣き顔や殴り愛もこの本の大きな魅力の一つだと思いました。
エッチシーンは東京都の不健全図書に指定されるほど濃厚です。さきしたせんむ先生が描かれているのでエロがとってもすごいです。
私は発売してからずっとクソアンチ沼から出られません。誰か助けて…
さきしたせんむ先生の”羽賀くんは嚙まれたい”を読んでハマってしまい、今回も作者買いをしました。
単行本化されていない短編を纏めた短編集になるのでしょうか?
表題作3話と単話が3編で、それぞれ突き抜けていて楽しめました。
今回、結構痛いプレイが多くて、ちょっと痛いプレイは苦手だったのですが、この本はぎりぎり楽しめました。本人が楽しんでそうな雰囲気がそうさせるのか、コミカルな作風のせいなのか分かりませんが、これはこれでいいのかな?と思わせてくれました。
殴られて鼻血が顔についたままのプレイ、根性焼き、首絞めなどありました。
うへえ痛そう…と思いながら読んでました。そういったプレイが苦手な方はお勧めしません。
その他にも、手を縛る、尻を叩く、小スカ、エッチの最中銃をぶっ放す(これプレイなんですかね?)、道具を使う、貞操帯で射精管理など、様々なエロが楽しめます(???)。
さきしたせんむ先生の性癖が詰まったやり切った感のあるエロに脱帽です。