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表題作リスタート

後輩で超売れっ子モデル・工藤彰広
売れない元売れっ子モデル・吉沢匡

同時収録作品かさなるように

篠崎良 高校生/受の初恋相手の弟
巽友弘 大学生

同時収録作品きみのために

岸田智巳 カメラマン
本間俊介 高校生/モデル

その他の収録作品

  • ステップ
  • クリア
  • リバース
  • contact
  • あとがき

あらすじ

売れないモデルの匡と、後輩で超売れっ子のアキ。距離をおいていたはずなのに、酔ってアキを受け入れたあの日から、匡の心は揺さぶられっぱなしで――。

作品情報

作品名
リスタート
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862630490
3.7

(94)

(29)

萌々

(27)

(32)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
31
得点
351
評価数
94
平均
3.7 / 5
神率
30.9%

レビュー投稿数31

美しい世界

モデルの世界を描いている作品ですが、日高ショーコさんの絵が美しいのでさらにモデルの世界が美しくみえ、お話に絵が負けていないのですっごく読みやすく感情移入できます。後輩攻め様の熱すぎる思いを受け止める姉さん受けの素敵なこと素敵なこと この作品を読んだあとからはモデルのショーを見るたびに「リスタート」のような世界が広がっているのかしらと腐女子目線で見てしまって衣装をみるのを忘れちゃいます。この作品は丸々一冊「彰広&匡」カップルで続編を希望!

1

じわじわと

特別ちやほやされたり格好いいことをひけらかすこともなく、モデルという職業を下地として人気の優劣にすれ違う2人。
ある夜を境に近くなったり遠くなったり探り合って…。
劇的な何かがあるわけでもなく弾みと流れに沿いながら、アキの気持ちと匡の不確かな気持ちが交錯して重なるまでのほんの少しの時間。
ストンと落ちてくるまでの、表に出さない苛立ちや心の機微。
短編の限られらたページ数でじっくりと読み込むことが出来ました。
そしてその後のふたり。そうなる前のふたり。
仕事と恋愛の狭間で少しずつ密度を増していく過程と匡の感じるジレンマやアキの抱え続けた熱を感じて、じわじわと浸ってしまいます。

他、同時収録「きみのために」「かさなるように」
余韻を壊すことなく、秘めた想いのさりげなさに含まれる真摯さや突然の感情にさらわれてしまう戸惑いを感じて想われること、想うことで変わっていく人生の岐路。
味気ない日常が突然鮮やかになる、そんな瞬間を感じる作品でした。

1

日高先生が描く長髪キャラは

私にとって初めての日高ショーコ作品です。なにより好きなのは匡の長髪です!女々しくない長髪の男性が大好きですっ!!!もちろん短いのが駄目だと言ってるのではありません。短くても好きなキャラも沢山います。でも素敵な長髪男性って私にとってロマンなのです!!

・『リスタート』『ステップ』『クリア』『リバース』『contact』
モデルの先輩の匡はアキよりずっと上にいたはずなのに、いつの間にか立場は逆転して、一度は関係を持ったけれど酔っていた匡はなぜそうなったのかよく思い出せず、アキはアキで、匡に無視されたと思い込んで・・・。すれ違いや勘違い、同じ仕事をしている者同士の葛藤を絡めてお話は進みます。寡黙で何を考えているかわからないようなアキですが、匡と二人の時は、一途で必死で年相応に可愛く見えるんですよね。ランウェイではあんなに男らしいのに!
 スカウトされたときに三人の姉といっしょだったんですが、姉たちがものすごくやかましくて騒々しいんです。こんな家族の末っ子長男が寡黙に育つのがわかる気がします。寡黙なのにHではちょっと強引なところも年下ワンコ攻めの王道ですが、とってもよかったです!そして華がある匡は普段着もお洒落だし、無造作なまとめ髪とかツボなんですが、とにかく仕事中の姿が素敵で、ガン見してしまいました。華やかな衣装が似合います!フリルが似合う男NO1の座を差し上げたいです。キラキラ輝いていて、見学に来たアキが一目ぼれ(だよね?)しちゃうのも至極真っ当なのです。

・『きみのために』
カメラマンと高校生のモデルのお話。まだ高校生なのに人生のほとんどをモデルで過ごしてきた俊介が、とてもウブなところが可愛いいです!見た目もかなり幼く見えるのが芸能人って感じでちょいとリアルでした。

・『かさなるように』
故郷で出会った懐かしい顔は、死んだ親友にそっくりで・・・。弟が巽に惹かれて行った気持ちがわからなかった。もう少し長かったらと思いました。

あとがきの花飾りを付けた匡のイラストが好きです。花飾りの似合う男NO1も捧げたいと思います!

1

心に残る台詞

日高ショーコ先生の作品は、絵の綺麗さ、精巧なストーリーはもちろん、心に残る台詞も魅力の一つだと思います。今回の作品では、匡の「俺 仕事の話してたんだぜ アキ」に心を撃ち抜かれました笑 かっこよすぎる〜〜 狙いすぎてないのにきゅんとくる台詞!流石です!

0

安心のクオリティ

 「憂鬱な朝」は別格としても、日高さんの作品の中ではその次くらいに好きかもしれない。何がいいって、まず絵ですよ!!かれこれ10年くらい前に描かれた作品群なのに、今と比べてもまるで遜色ない美しさ。というより、よくぞこの端正な絵を保っていただいた、と感謝の念でいっぱいです。昔から、綺麗で緻密な絵を描く作家さんに限って、突如絵柄が豹変する、それも粗っぽい方向へ、というのを何度も悲しい思いで見送ってきたので。もちろん、音感とか運動神経とかと同じように、絵の上手い人が突然下手になる、というのはあり得ないので、恐らく作家さん本人のアーティスト魂が、お行儀よく綺麗にまとまった絵に収まりきれなくなった結果なのでしょうが、やはりファンとしてはしのびがたいものがあります。

 その点安心の日高クオリティ。表題作は受け攻めともにモデルさんなので見目うるわしいのは当然として、タバコ吸うゆびさきとか、パーツのひとつひとつまで美しい。とりわけ背中!思い切りよくシャツを脱ぎ捨てるアキの背中が色っぽくて、エッチなシーンでもないのに匡と一緒になって目を奪われちゃいましたよ。
 
 アキと匡が並んでる、それだけで独特の華があるんですね。スポンサーから2人込みでのご指名が入るのもわかります。ガタイもよくて硬質なイメージで、若いくせにかっちりしたスーツ姿が板についてるアキ。一方の匡は、細身で髪も長め、レースでもお花でもどんと来いの美人。対照的なビジュアルの2人が寄り添う姿はまるで宝塚?!間違いなく男同士なのに、性別を超越しちゃってるような一種倒錯的な興奮を覚えます。

 もちろん、10年の間に日高さんに何の変化もなかったと言うつもりはさらさらございません。「リスタート」で、匡が後輩のアキに追い抜かれて感じる焦燥は、「憂鬱な朝」の桂木が暁人に抱く複雑な思いの原型を見る気がします。でも身分とか、血筋とかのきつい桎梏に身動きとれなくなっている2人に比べれば、今に生きる匡とアキの問題は、互いの気の持ちようだけでいかようにも変えてゆける。その分ドラマとしての厚みはやはり「憂鬱なー」の方に軍配が上がりますよね。あちらはまだ今後の展開が予断を許さないだけに、時々「リスタート」のように安心して読めるライトでマイルドなものも欲しくなります。読み手の欲は際限がないですね。

5

年下×年上の聖書

年下攻めが好きなら絶対に読んでおいた方がいい一冊。
立場や年齢、キャリアの差などが切なくも愛しいスパイスに
なっていて素晴らしい。この2人の話をもっと読みたいけど
もう無いよね…(T_T)
攻めもガッシリした男前な外見だけど性格は年下っぽい、
弟っぽい所が見えて(実際姉がたくさんいる)良いし
受けも年上だけどダメダメな所や自棄になっている場面でも
色気があっていい!でもやっぱりここぞという時は年上なんだなぁ、
と思える一面もあり。しかし細くて美人で可愛いので守ってやりたい
と思う…攻めの気持ちがよーーーくわかる!(笑)
とにかく萌えるの一言に尽きます。表題作が一番好きだけど
他の収録作品も良かった。一生大事にしたい一冊です。

6

執着モノとしては…

日高さんの初期作品を集めた短編集。
じわじわじっくり思いを募らせる心理描写を描くのが
とてもうまい日高さんならではの、表題作の執着攻め。
ただ、そこまで重たいお話は載っていないので
今の日高さんがお好きだとちょっと肩すかし。
初めてBL作品を読む方向けの執着攻めといった印象。

「リスタート」シリーズ
表題作。二人ともがモデルという仕事に誇りを持っていて、
互いに負けないように切磋琢磨しているところが描かれているのは
萌えやエロだけに偏らない、日高さんらしさが垣間見えてよかったです。
変に当て馬を出したりせずにアキと匡の関係に焦点を当てていたのも
読みやすさの一因だと思います。
この手の芸能モノにありがちな別のモデルや、芸能関係者等
のわかりやすい当て馬が出てくると一気に興ざめするので・・・w
ただ二人の持つ焦燥や距離感はもうお腹がいっぱいになるほど、
ほかでも読んだことがあるものだったので目新しさはなかったかな。

「きみのために」
自分の限界を早々に決めちゃってるちょっとスレ気味の高校生。
それなのに初体験とは…萌えましたw
岸田さんがもっと悪い大人だったら、萌えのメーターは振り切ってたはず。
あ、何にも知らない高校生に手出した時点で十分悪い大人か…w

「かさなるように」
主人公が好きになったのは、弟、ってことでいいのかな。
ちょっと煮え切らない感覚が残りました。

1

可愛いカップルでした!

日高先生のモデル業界ものって聞いて、華やかな印象と結びつかなかったんですけど…
読んでみると、派手さはないんですけど、不思議としっくりくる作品になっていたので、驚きでした。
長髪男子っていわれると、外れる場合が多い私にとって、とても好みの美人長髪受様だったので、あまりの貴重さに、とても嬉しかったです。

売れないモデルの匡 × 後輩で売れっ子の彰広の年下攻もの。

先輩モデルの匡は、後輩のアキに差をつけられていく事に対して、複雑な心境を隠せません。
距離をおこうとするものの…
酔った勢で、一夜を共にしてしまいスタートしていく2人の関係。

アキは、寡黙で思い込みが激しい真面目なタイプ。
匡への一途で想いや、無愛想なようで、時折大型ワンコのように見えてくるアキが可愛かったです。

匡は、綺麗な顔の俺様タイプなんですけど、とても面倒見がよくてさばさはした性格が好感でした。
Hの時は、可愛くなるのも良かったです。

ただ、匡がいつからアキに惹かれたのかが、ちょっとわかりにくかった点が残念でした。

最後の「contact」描き下ろしの2人は、初めて出会った時のお話。

アキと出会った時の事を、匡が覚えてくれていた事が嬉しくて、じゃれつくアキが凄く可愛いんです。
この描き下ろし大好きでした。

同時収録2作品は、日高先生らしいせつなさを感じさせてくれる、心温まるお話でした。

「きみのために」
カメラマンの岸田 × 高校生モデルの俊介の年上攻もの。
撮影中、突然岸田に「ずっと好きだったんだ」と告白されて…
ややツンな俊介と、大型ワンコな年上攻の岸田カップルはキャラ萌でした。

「かさなるように」
高校生の良 ×大学生の巽の年下攻もの。

親友を亡くして、初めて好きだったと気づき忘れられない巽。
帰省のバスの中で親友にそっくりな弟・良に出会い…身体の関係から始まり、気持ちを通わしていくパターンのお話。
印象的だったのが、最後のバスの中で良が眠るシーンが好きでした。

派手さはないものの、相変わらず上品で、綺麗な絵柄にうっとりさせられ、ストーリーやキャラの表情など、抑えるところはしっかり抑た、テンポのよい読みやすい作品でした。
男前で可愛い男子がたくさん登場しているので、興味のある方はぜひ読んで見てくださいね。
オススメします。

2

モデルの世界の裏側

「リスタート」

 酔った勢いで一夜を共にしたアキと匡。ずっと不自然にお互い避けたままいるのかと思いきや、意外にもお互い両思いだったのです。
 私はスタイリッシュなお話を想像していたのですが、すれ違いからの「好き」そして、服を着たままそのまま愛し合ったりなど、一般人と変わらないんですね。

意外にも違いました(笑)
アキのモデル服を破いてしまう、匡はちょっといじられ役なのでしょうか?(笑)
「contact」では、匡とアキの出会いの頃を描いているのですが、初めは今と立場が真逆だったことが分かります。またギャップ萌えです。

 「かさなるように」

 初恋の相手に似た人を見つけた巽ですが、その相手は、初恋の相手である篠崎の弟だったのです。声、骨格が似ていて、試されるように愛されるのです。わざと挑発するような弟、いつも会っていた場所の部室の解体…。ひと夏はそうやって終わっていっても、ちゃんと二人の関係はこれからも季節をいくつも重ねることができる。夏に出会ってずっと続いていく二人が何だか好きになりました。

6

さらっとライトな。

BL読み始めのころに読んでた作品。
最近振り返って、
コレが日高さん作品だったのだと知った。

この方、やはり絵が一般的に見て美しい。
派手派手感はないけど流麗、見目麗しいというか。
だからモデルっていう職業という設定は
すんなり受け入れられたように思います。
しかし発行年月日見たら、2006年。
それを考えると、全く古臭さは感じなかった。

ただ、ストーリーはそんなに
ぐっと来なくって印象に残ってない。
ちょいちょい山もあり、葛藤もあり、
ストーリーの造りはしっかりしてると思うんだけどな…
多分、自分の萌えツボにハマらなかった。
私、業界モノが好きじゃないんだなぁと
読み直して改めて認識。
あ、でもパーティー行く前に致しちゃって
髪とか服が乱れちゃって怒られる…つーのはチョイ萌え。

美しい絵が第一条件!という方、
さらっと短編を読みたいな、っていう方にはおススメできます。
ストーリー性重視の方にはオススメしません。
私は印象に残らなかった作品でした。

1

まだまだ青さを感じる作品

日高先生で業界系という無理矢理感を感じなくもない作品。

日高先生の絵柄は派手な雰囲気ではないので、
業界っぽくないというのが第一印象の作品でした。
けれど内容は結構好きだったんだな☆
読み返してみたらちゃんと内容も覚えてました。

一番笑ったのはあとがきです。
日高先生が何を描いたらいいですかと編集に聞いたところ「スタントマンとかどうですか?」って。
そのスタントマンっていう発想がどこから出て来たのか、面白いやり取りでした。
無茶振りにそれなら「モデルで」と答えたところあっさりOKだったとか。

でもちょっと日高先生のスタントマンものも若気の至的な感じで見てみたかったかも。

7

薔薇の似合う男

業界系統の話は好きじゃないですが
日高さんの作品はあれこれ考えることなく
すんなり世界に引き込まれます

絵柄よりも、内容がしっかりしているから
なのかもしれません

目の動きや表情をつなげるのが
上手だなといつも思います

何度もよむものの苦手な印象があった時期もありましたが
今は、日高さん作品好きになりました

黒髪で目力のあるアキかっこいい。
匡も、きっときれいなんだろうなと
思う。

花が似合う男性はセクシーだと勝手に思う

女性的なきれいなではなく
いかつい男性こそ花が似合ってもらいたい

これは好み

表紙の2人が花
最高でした。

匡に認めてもらえることが
嬉しかったんだろうなぁと
憧れはあせることがないのだろうか
プレッシャーに感じてしまわないのだろうか

同業だと余計そういうのが
あるとは思う。

見えない仕事だって勘ぐってしまったり
不安にかられるものだけど
見えてしまう仕事ならなおさらかも

それでもなお切磋琢磨できる
関係性は強い

6

ギョウカイ話

全部で3つのストーリーが入っていました。

1つめのお話は、モデル×モデル。
2つめが、カメラマン×モデル。
そして3つめが、高校生×大学生。

時々・・・世の中のコミックに「モデル」がキャラとして
題材になっているお話がありますが、
これ、絵が素晴らしくないと、まったく入りきれず
残念な結果になるんですよねw
でも、日高ショーコさんの絵はとってもキレイなので
とっても楽しめました♪

先輩で受けのタダシさん。
なかなかイイオトコですよね~。
周りに嫌味言われたり後輩の彼氏クンが
モデルとしてずっと先を行っていても、ひねくれてない!
もちろん落ち込んだりはしますけど。
とっても穏やかなんですねぇ。
そういうところも全部含めて後輩のアキも
憧れちゃうんでしょうね^^

ギョウカイさんにありがち?ないじめなんかの話などは一切なく
サラ~リと楽しめました!

5

CDとイメージが違ったけど良かった

CDから入った作品でした。
CDは発売後すぐに聴いたのに、マンガは今頃になってやっとです。
攻め様が音声からイメージするのとだいぶ違っていて、軽くショックを受けました。
こんなに可愛い印象が無かったんですよね。でも凄く良かった。
CDはCD、マンガはマンガでどちらもとても萌えたし面白かったと思います。

鳥さんの声だとちょっと可愛い感じで想像していた受け様も、こんなに美人さんだったんだなぁと新鮮で。あと、CDでじっくり何度も聴いた部分がマンガでは短かったのにもびっくりでした。

一緒に入ってたカメラマン×美少年モデルの話も萌え萌えでしたv

4

さーらりとした♪

匡は一時期は売れていた時期もありながら、今は人気に翳りが見られているモデル。
3つ年下のアキは、匡の全盛期に仕事をはじめ、入れ替わるように人気が上昇、
今や事務所のトップモデル。

匡はアキに当然複雑な思いがあり、なかなかすんなりとは付き合えない。
一方アキの方は、匡に憧れてモデルの世界に入り、ずっとリスペクトして恋している。
酔った勢いで一回寝てしまうが、以降余計にぎくしゃくして…


個人的に日高ショーコ祭り中です。祭りというには、まったりだけれどw
日高作品は、「憂鬱な朝」があまりに好き過ぎて、
他は良いんだだけれどどうしても色あせて見えてしまうのですが、
これもまた好きだし素敵なんだけれど、イマイチ弱いなぁという感じでした。

古い作品ながら、絵は本当に美しくてウットリしてしまうし、話の作りも巧い。
仕事や周りの状況もさりげなく織り込まれて、キャラもカッコ良くて魅力的。
特に受けの匡は面白いし、「Contact」のモデル姿はワンダフルでした。
アキも、無表情なんだけれど実は不器用で一途な年下大型ワンコ、
時々無性に可愛くなる場面があって、いい感じです。

…と褒め言葉ばかりでなんの文句もないのですが、すいません、
やっぱりちょっと薄いんですよね。
スタイリッシュすぎてサラサラしちゃうのかなー。
短編だとのめり込むようなところまでいかないのかなー。
あるいは、勝手に妙にハードルを上げちゃっているのかもしれない?…ですw



6

最高に萌える画ヅラに興奮

日高ショーコさんに嵌り、持ってない単行本全て買い揃えよう!という事で手にしたこちら、≪リスタート≫。

売れ売れ年下モデル・アキ×スランプに燻る年上モデル・匡のお話。
何の情報もなく「日高さんのだから」という理由で買ったこちらですが、何ともまあ、モデルという職業柄、見てくれが素敵過ぎてもうもう。
華やかな世界が、日高さんの画力で相当伝わって来るものがあります。

表題の「リスタート」の他、「ステップ」「クリア」「リバース」、そして描き下ろしの「conact」がこのお二方のお話。
時系列がアッチコッチ行ったりしますが、迷わずすんなり読める。
追いつきたいと思って居たアキがいつの間にか匡を追い越していて、燻って悩んで色んな思いを巡らせた結果、アキに追いつこうと思い改め頑張り始める匡。
青春漫画さながらの爽やかさが垣間見えて、とっても素敵な気分になりました。
それでいて勿論二人の素敵な絡み合いが見えるのも萌え度がお高い。

しかし、「リスタート」雑誌掲載が2004年。
8年も前なのに、色あせずこんな素敵なんて素晴らし過ぎる!

「最近ファンになったけどあまりに古すぎる作品はなー…」
なんて躊躇している方がいらっしゃるのでしたら、これは買った方がイイ!と私は思います。
ファン歴相当浅い私は、この本が大好きです。ドラマCDも聴きたくてタマリマセン。

7

初期作品でも秀作

モデルを職業にしている先輩と後輩の話。
自分を飛び越えて出世しいく後輩への焦り、伸び悩んでいる現状の悩みや葛藤、そないなものがとても胸に迫り、日高作品の中でも群を抜いて好きかもって思ったけど、いや、どうだ。他の作品のことうっすら忘れかけてるだけかも(ダメダメだ)
モデルやカメラマンなんて絵になる人物を扱ったBLって多いですが、浮ついた内容ではないんですよね。
見栄えがよく華やかな世界に生きる男にも、ごく普通に仕事や私生活の悩みがあるという、当ったり前のことを考えさせられました。
最初にぐだぐだ関係性などを説明するのではなく、あとからどういう風に二人が出会ったか、なんてのが出てくる辺り、日高さんって初期の頃からテクニシャンなんだな~と驚かされました。

4

ステキ!

「リスタート」
先にCDを聞いてるのでなんとなくお話の流れはわかっているものの、音と絵ではまた違う趣があって。
声でもその雰囲気は伝わってはいたけども、2人の髪あげたバリバリモデルやってる姿とかとても新鮮でした。
読んでたら、また聞きたくなりました。
なんか匡が好みですv

「きみのために」
わぁ、子供!
と思ったけども、高校生だからそんなに子供でもないんですよね。
ただ、相手との年齢差があるのと、きっとわりと童顔というかふわふわした感じで幼く見えるから、それ以上の年齢差を感じるんだろうな。
こういう感じのも描かれるのかー、と。

「かさなるように」
これ、なんか好き。
心残りがきっかけではあるけれども。
その先にあったものは。
会うたびに区別して区別して。
言えなかった過去と、今と。

5

匡可愛い…

絶好調モデルアキ(後輩)
×
売れないモデル匡(先輩)

匡かわいかった!!
やさぐれてるけど悲観し過ぎてるわけでなくそこそこにタバコ吸ってお酒飲んでぶらぶらとマイペースに生きつつ

でもまあ後輩であるアキに少なからず劣等感も抱いて避けててそれは人間として仕方ない܂ۂ

例えばこんなシーン.
匡は綺麗系の顔立ちで身長181cmと男性モデルではちっさい部類なのでオーディション受けてもことごとく落ちてしまう.

ある日受けたオーディションは本当はアキに来てたやつで周りもアキ系の顔立ちでいかにも男って感じの野性味溢れた大人の男って感じの奴ばっかで.
もちろん皆身長も高い.

匡はそれでも卑屈にならずにオーディション受けるけど審査員の態度はあからさまで

最近のモデルにしては小さいねキレイな顔してるけどね
カメラテストどーする?
一応…あーそうだな…
いいんじゃないですか?
別にやらなくても

って聞こえよがしに話す.

ダメっぽいな…って匡が思ってたら匡がアキと同じ事務所って分かったとたんに場が盛り上がり始めて
彼はいい仕事するよね~
とか口々に言う.

いやー
…このシーンは本当に匡とアキの今の立ち位置をはっきり表してて可哀想(>_<)

アキが元々匡に憧れて仕事始めたっていうのもまた何か…ねえ(^_^;)

で、
こういうオーディションで凹んでるときにまたアキがいつも通りに電話とかしてきちゃうという…

アキが悪いわけじゃないしアキは匡のこと大好きだしそれがわかっててもなかなか…つらい!

匡はいちいちおもっきし落ち込むわけじゃない.
元々明るい性格だし^^
でもある種の諦感あるからなのかもな~とか思ったり.

まあそんな悔しさもやりきれなさもアキの愛の強さになくなりますからねー!笑

最後にアキ目線でアキがまだ一般人の頃モデルにスカウトされて匡の撮影に立ち合って好きになるエピソードが描かれてるんですけど

匡はモデルなのに本編では全くモデルとして活躍してなかったから笑

ここでモデルとして撮影してる匡がめっちゃかっこよくてびっくり♪

そういう男としての魅力がちゃんとある主人公って好きです(*^o^*)n[g

5

忠犬ワンコ攻め?

年下攻めスキーなので楽しみました。
最初のほうは受け視点なので、あんまりピンと来なかったんですが、攻め視点の話を読んでから、かなり萌えました。一見、そうとはわからないけれど、受けに振り回されている攻めは萌えです。

でも、モデル業界の華やかな世界の話にしては絵柄が地味ですよね。
そのへんが、ちょっと残念だったかも。

4

やっぱり、日高先生のイラストは大好きww

売れっ子モデルワンコで年下攻めの工藤彰広です!!もう大好きですね。そして同じモデルだけど、落ち目のモデル吉沢匡です。しかし日高先生の黒髪キャラ好きです。受けなら、よりいいんですが、ワンコで年下なので全然OKです。
アキのボサボサの髪とか、マジ好きです。それに下剋上設定とかは、あまり読まないので結構新鮮でした( ̄∇ ̄)
高校生の頃のアキが、めっちゃ可愛いです。末っ子長男は可愛いですよねww
[きみのために]
カメラマンの岸田智巳×高校生モデルの本間俊介の話です。
ただ、この話は特に萌えず・・・(ゴメンナサイ)ただ、俊介くんの泣きボクロがエロいと思いました(^^;)
[かさなるように]
短編って本当にレビューするのは難しいと思うのは、私だけでしょうか??
普通に続きが気になります。
篠崎良(おそらく高校生)×巽友弘(大学生)←誘い受け(?)です。友弘は元々、良の兄が好きだったのですが、告白をすることもなく、あの世に行ってしまい、2年たった今でも、未練が残っている・・・という話でした。ただ・・・短編なのが、すごく残念でした。

5

絵的には◎

ネットでチラ見して購入。
絵はきれいだし、上手で結構すきな感じなんだけど、なんだろ…ちょっと表情が乏しい?のかな???
でも、時々ドキッとするような表情の時もあるんだよね~。

「リスタート」「ステップ」「リバース」「コンタクト」
売れっ子後輩モデル・アキ×売れない先輩モデル・匡
匡に憧れてモデルの世界に足を踏み入れたアキ。
お互いに酔ったイキオイでHして以来、ぎくしゃくした関係が続いていて…。
収録が時系列順になってないせいか、なんだか話がちょっと分かりづらかったような…。
仕事でのもやもやの話と混じってしまって、
お互いの"好き!"って気持ちもあんあり伝わってこない…。

でも、アキは朴訥な感じだけど、会えなくてすねたり、中身は熱そうで可愛いなと思った。

初めて読んだ作家さんでしたが、また他の作品も読んでみたいです。
評価としては、萌と中立の間くらいです。

2

破壊と、再生

攻・工藤彰広 売れっ子モデル
受・吉沢匡 落ち目のモデル

2人の出会いの時点では、匡は売れっ子モデル。
彰広はスカウトされたばかりの高校生。
それが3年の間に立場は逆転し、彰広は超売れっ子に。
匡のレギュラー仕事はすべて彰広に奪われてしまい…。

半分自棄になりつつも、キッパリとモデルをやめることもできない匡。
アキと成り行きで寝てしまったのですが…アキは出会ったときから匡に惚れてて、匡の実力を知っているし、信じていました。

新人・アキの出現で壊れてしまったモデルとしての人気、アキとのかかわりの中で生まれる仕事へのプライドと執念。
そして当然のラブ。

日高さんの作品では、実はコレが一番好きです。

6

リスタートレビュー。

年下攻です。モデル同士の話です。先輩モデルの匡と後輩モデルのアキの恋愛と仕事とプライドのブツかり合う話。

設定自体はよくあるパターンで、特に目新しさは感じないのだけどラブ以外の部分に、ちゃんと仕事とか周りとのイザコザ事件というかプチトラブルが挿入されていて面白い。恋愛一色で突っ走っていくより、そういう仕事ネタが挟まれていた方が業界が舞台の場合は面白いと思う。

濡れ場シーンはアッサリめ。ストーリーが流れていってそのシーンがあるって程度の添え物的濡れ場です。その分、他の部分にページを割いているので話の流れとか、恋愛模様とか、全体的に違和感が少なくて読み易いです。
仕事をしていく上で、互いの葛藤、焦燥、苦労、ライバル心、矜持…甘いだけじゃなくて話をキリっと締めるトコは締めていて適度な緊張感が素敵です。

年下の方が売れているモデル…。そりゃ色々葛藤も出てくるよね。年下に組み敷かれるんだもんね。はぁはぁ。年下攻好きとしては、受で年上のこういうグルグルが堪らないです。

5

この二人、ビジュアル的にも抜群!

モデル同士の恋なんて、ビジュアル的にも美しすぎるんですけど!
本当に、美男子を日高さんが描けば更に美しくなっちゃうのはなぜ?

ちょっとスランプ中の先輩モデルに恋してる売れっ子後輩モデル。
派手っぽい先輩と寡黙なタイプの後輩。
だけど後輩の方が好き好きオーラが発しすぎて、リミッターもブッちぎれ…。
あまり喋らない子が襲い掛かってハァハァしている姿は、なんともエロかったです。

じつはアキがはじめて会った時から匡に憧れ、好きだったエピソードはなんとも微笑ましかったです。
あまり喋らないアキの心の内側を覗き見た気分です。
大きな犬みたいなアキ…、匡にしか尻尾を振らないし、興味も持たない。
でも「ぎゅっ」て抱きしめるのはアキの方が多いんですね。
それもまたかわいいです!

3

モデル

モデルな2人の話です。
年下な攻めが受け一途なのが良かったです*
昔は受けの方が売れていて、それを見て惹かれてこの業界に入ります。でも攻めに追い越されてしまった受け(ノ∀`)アチャー
受けがいたから頑張れた、逆に受けも攻めをみて頑張ろうという気になれて、お互いにいい影響を与え合っていると思います。
攻めはいい年下わんこでしたw
会えなくて寂しくてスネちゃうとことかw
「俺はあんたのことだけずっと見てた」とかどんだけ受け好きなんだとw
受けの「お前ならいいよ」って攻めを抱きしめるのもよかったですねえ

表題作以外。『かさなるように』は切ない話でした。
巽はずっと一緒にいた友人が亡くなって初めてその友人が好きだったと気づきます。
そして巽はその友人の弟に出会います。
巽が兄を好きだったと弟にバレ巽は弟に抱かれてしまいます。
切なかった。好きと気づいたときにはもう相手はこの世にいないなんて。
切なかったけどとても良かったと思います。

3

絵柄だけでも「萌」評価つけちゃいますよー

匡のことが大好きなアキが可愛いvv
アキのほうが売れっ子で、匡は崖っぷち。そんな二人の関係も恋愛においては一変する。
アキ、ほんとに匡のこと好きすぎるから!!モデルのときには考えられないワンコっぷり!
この二人を語る上では仕事の話がはずせないと思うんですけど、お互いに認め合って尊敬しているところとか、お互いがいるからこそ仕事もできる、恋愛もできるっていうのは、恋愛においての理想ですよね。男同士であれ男女であれ。
そーゆーふうに認めあえるからこそ、長続きするんでしょうねぇ。

そして日高先生の絵は相変わらずお美しいです…!もう大好き!
何もしてない普通のときで十分美しいのに、濡れ場は危険。色っぽすぎる!
大好きシーンは例のアキの理性が切れちゃうところです。あそこはほんと萌えましたねー

表題作以外では、「君のために」が好きでした。
受は可愛いし、攻はちょっと変態くさくてイイvvしかもムッツリだな。
「かさなるように」は二人がいつの間にそんなに惹かれあってたんだ!て思いました。これはあんまりだったかな。

3

鼻血出そう

私にとって、はじめての日高ショーコ作品です。
イケメンモデル二人のストーリーも良かったんだけど、なにより絵が良かった!年下攻めの一途さも良かったんだけど、なにより絵が良(ry
絵だけで萌えたの、ぶっちゃけ始めてでした。
男のカラダのラインって美しい…と、本気でうっとりしました。舐めるように見ました。エロい気持ちじゃなく、芸術作品を見るような気持ちで。
いいなーいいなー、日高ショーコ。

3

とても可愛い年下攻めでした!

実年齢よりも大人びて落ち着いて見える売れっ子モデルが、
やや落ち目になりつつある先輩モデルを一途に思っている姿が、可愛くてたまりません。

『ずっと ずっと好きだった人』
『この人しか好きになれない』

……アキのモノローグに胸がキュンキュンし、
そんなアキに甘やかされていい気になっちゃって、不安を感じてしまう匡。
アキと匡が可愛すぎて、ときめきました。
全体的に甘い雰囲気の作品で、癒されます。

表題作以外の収録作品も切なくて、面白かったです。

3

かわいい

後輩攻に熱烈萌え・:*:・(●´Д`●)・:*:・
モデルな二人の話なんですけどね。
この、後輩クンが、街でスカウトされて、事務所に来た時に始めて紹介された先輩。
でね、数年後に、その後輩匡に追い抜かれて、人気も停滞中。
オーディションオチまくりでアキが腐ってたのさ。
そうしたら、

「ずっとやってれば、いつか見てくれる人がいる。一生懸命やればムダなことなんてない」
しかも、
「これ、先輩がずっと前に俺に言ってくれた言葉だよ」
ってさぁ(照
一生懸命に先輩に尽くす後輩ワンコが究極に可愛くて、

「お前ならいいよ」っていっちゃう先輩も可愛い。
ダブルでムネキュンさせていただきました!!!
ただ、先輩の髪の長さが・・・・微妙だな~とは思ったけど。

ほか、短編を含め、読んで悔いはない作品

7

一途っていいよね

売れないモデルの匡と、後輩で超売れっ子モデルのあき。距離をおいていたはずなのに、酔っ払ってアキを受け入れたあの日から、匡の心は揺さぶられっぱなしで-(コミックあらすじより)

攻めのあきが一途なのがすごくいい。

1

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