電子限定描き下ろし付き
前作「よつもじ。〜今日も、明日も〜」からずっと楽しみにしていた続編!
とても嬉しいです!!
今回は二人の若かりし頃、なれそめ編がメインとなっています。
先生がゲイだというのは前作から分かっていましたが、おそらくノンケである中井さんとどうやって結ばれたのかがずっと気になっていました。
先生の心の中に中居さんの優しさがゆっくりと積もっていく様子や、中井さんがあたふたしながら先生に寄り添うと決める展開がすごく………良かったです!!
中井さんはかわいいし、先生は優男に見せかけて繊細で、でもどちらにも頼れる部分があって…素敵な二人たちだなあと感じます。
まだ連載は続くということなので、3冊目が待ち遠しいです!
ほのぼのストーリー、おじさまカップルが好きな方におすすめです。
drapホームページでのweb連載は無料で閲覧できるので、読んだことないという方はぜひご覧ください。
おじさま好きの方は勿論、初めておじさまモノを読んでみたいと思ってる方にもオススメできるシリーズです。
絵がいい意味でリアルさがなく、渋さというより、中年の可愛らしさが滲みでていて読みやすい。このクセのない絵柄で、若者とのカップリングじゃなくおじ同士というのが自分的にはポイント高い!
前作では、日常だけじゃなく、キャラの背景も知りたいとレビューした私。今作はその、この人たちのこういう部分が知りたい!と思っていたところが描かれていたのでとても満足だった。
双方の視点からじっくり描かれた馴れ初め編は必読。いい歳の大人同士で同性同士の恋の始まり、進展具合など、心理描写が丁寧で説得力があり、思わずキュンキュンしてしまう。
当て馬もライバルも余計な女性キャラも出てこない、平穏な世界はそのままに、さらに深まっていく二人が見られて幸せな気持ちになれる良作でした。
前作から引き続き、穏やかな日々を送るおじさんカップル。まだ同棲はしてないけど、先生の部屋で迎える朝が中井の生活の中にきれいに馴染んでるのを実感する描写がすごく好きでした。
そして気になっていた二人の出会い編。イメージ通り先生がぐいぐい迫っていったんですが、これがおじさんとは思えないピュアな告白で…!中井の反応もDKかな?ってくらい初心で笑。まー体の関係を持つのは早いんですけど、手っ取り早く確認できて効率的で良いと思います。
続きも気になってしまい、drapのWeb連載まで覗きに行っちゃいました。今から続きが出るのが楽しみです。今作もほっこり幸せな読後感でした。
ちょっと甘えたがりのワンコ系の作家岡村先生(42歳・攻)と、淡々ドライとしているようですごく先生大好きなクーデレにゃんこ系の担当編集中井さん(40歳・受)の、「おじ×おじ」且つ「作家×編集」の、ほのぼのほっこり日常BL~なれそめもあるよ編~です。
前巻「よつもじ。~今日も、明日も~」からの続刊です。ほっこりテイストは相変わらずで、さらに、先生の姪っ子ちゃんがかわいかったりクスッとできたりホラー描写が地味にヒヤッとしたり二人のなれそめと生い立ちにしんみりしたり…と、激しい山や谷があるわけではないですが、色んなテイストの小話がつまったエピソード集でした。
二人のなれそめと生い立ちですよ。淡々としたテイストで描かれているなかで、お互いから見たお互いへの気持ちの変化やそれに伴う戸惑い、そして向き合う決意して。また、そこに至るまでのそれぞれの生い立ちが少しシリアスで。でもしんどいことがあったからこそ今があるわけで、何かが違ったりしたら二人は出会わなかったかもしれないし、交際しなかったかもしれません。当たり前のことだけど、改めて過去があって今の二人がいるということを感じてしまいました。
このレビューを書いている2021年6月現在、連載が続いているということで、また続刊が出るのをまったりと待ちたいと思います。
『よつもじ〜明日も明後日も〜』の続編。
前作では既に付き合っている2人のお話だったので、どういう経緯で付き合うことになったんだろう…と思ってたところに、出会いと馴れ初めのエピソードがあり、痒い所に手が届いた〜。
先生はいつも穏やかで、優しい人物だと思っていたけれど、意外に繊細で人知れず気苦労の多い人なんだなぁと分かったし、中井もまた飄々としているようでコンプレックスを抱えている人物。
そんな2人がお互いの弱さを曝け出して、お互いの良さも認め合って、寄り添うようになったのかと思うと胸が熱〜くなります。
先生のストレートな告白にはこちらまでポワ〜っとなっちゃいそうでした。
それにしてもいきなりベッド⁉︎ってなりましたが、まだもうちょっと若かりし時だもんね。
先生が落ちてる時に中井に甘えて落ち着く様子が、愛おしいですね。
いつまでも末永く幸せでいて欲しい2人です。