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「おれはおまえの血しかほしくない おまえしかいらない」 亜人種×人間
作品のテンポ感がとても良く、(わたしは)ドラマCDでよく感じる間延びしている感じがないのでとても聴きやすいです。
個人的には特に榎木くんがみつるにぴったりで、男らしくてかわいいのが体現されています!
佐藤さんも安定の演技力でさすがです。
原作ではサラッと読んでいたところを、佐藤さんの演技に泣かされました。
魂を入れてくださり、ありがとうございます。
原作を先に読んでから聴きました。
吸血鬼のお話ですが、バイターと言う特殊な設定になってます。この設定が、萌えポイントなんですよね。
また、バイターは体が強いので、アクションシーンは聞き応えありました。
吸血シーンも良かったです。
続編も期待しております。
最初に聞いたときは原作を読みながら聞いたので「原作にすごく忠実だー!すごいな!」という感じだったのですが・・・。
先日なかなかCDを聞く機会がないと思って(普通に1時間前後かかるCDが多いので)、散歩しながら聞くことにしました。
そしたら、色々なことに気付きました。
というか、アンナ~(泣)、切ない!!よく頑張ったね(泣)!!という気持ちでいっぱいになりました。
みつる役の榎木さんは、みつるの、好奇心旺盛で向こう見ずで少し軽はずみな部分を欠点に感じさせず、ステキに演じていらしたかと。
全体的に男の子っぽいと言うか、いい意味で普通で、「陽」なんですよね。
きっとアンナはこのみつるの「陽」でこだわりのない部分(アンナがバイターだと知っても、「そういう生き物もいるって言うだけ」と抵抗なく受け止めちゃうところとか)に救われてきたんだろうなあ・・・と感じました。
端々少し甘い声質で、庇護欲も感じさせるところとか、みつるにぴったりだと思いました。
アンナ役は佐藤拓也さんで、私は佐藤拓也さんが出ているBLCDを結構聞いている(というか、買うと佐藤さんか古川さんが出ていることが多い・・・いったい何枚出ているんだ・・・)のですが、相変わらずステキでした。
アンナは格好良すぎず、でも格好良く、少しヘタレな部分もあって、でも格好いい(しつこいぞ)のですが、自分がバイターであるという事実に倦んでいて(コミックス収録の「籠の中から」で「人に疎まれる小さな虫」と例えている)、みつるを好きな気持ちとバイターとしての本能の間で気持ちが揺れている(時には自分で制御できないほど「揺さぶられて」いる)複雑なキャラクターだと思います。
実は漫画を読んだだけ&漫画を読みながらCDを聞いただけの時は、そこまで考えが至っていませんでした。
アクションもすごいしラブもあるし、ハッピーエンドだしで、それらにキャッキャウフフと萌えていたというか・・・でも改めてCDだけ聞いてみたら、アンナの息づかいとかセリフの言い回しとか声とか、そういったものに感情を動かされて、「アンナ、大変だったんだな・・・」とすごく切なくて。
アンナがみつるに告白する、「昔の・・・血なんかいらなかった頃の気持ちが思い出せない」「本能なんかでおまえの命を縛り付けたくない」という部分で胸がいっぱいになって、一旦止めてしまいました。
それを受け止めるみつるがもう。
歩きながら泣けてきたので(しっかりしろ)急いで帰りました。
はー、音になるってすごいなあ。
役者さんってすごいなあ。
何でもかんでもCD化すればいいとも思いませんし、CD自体がお好きでない方も居ると思うのですが、私はCDを聞いて、この作品に対する理解が10倍くらい深まり、アンナもみつるも、漫画のみを読んでいたときの100倍くらい好きになりました。
他。
桜次郎くん、イメージぴったりでした。
このちょっと小馬鹿にした感じが生意気そうですごくよかったです。
ラブシーンは、声だけだと掴みにくいからかセリフが足されてました。私は直接的な語句が苦手なのでそこは別にいらんかったと思いますが、ある意味親切な作りかと。
レビューを書くのが遅くなったので、今更で申し訳ないのですが、アニメイト限定版が手に入るようならそちらをぜひ。
おまけの小話が5つをCD化したものがついていて(コミックの「籠の中から」と、先生がペーパーなどに書いた小話らしい)、それらがとてもかわいいのです。
どれも5分程度くらいなので気楽に聞くにもよく、そちらだけリピートしたりしています。
お話が好きだから&こういうアクションもあるようなお話をどうCD化するのかなー?という気持ちで買ったCDなのですが、今は心から「買って良かった!」と思っています。
迷っている方はぜひ!お勧めです。
原作を忠実に再現していてドキドキしましたし、その反面本編後のミニドラマはほっこりと癒されました。
アンナ役のさとたくさんはいつもより雄みが増してました~!かっこいい!!
色々なさとたくさんのCDを聞きましたが今回結構低い声なんじゃないかな。
まさに煙草が似合うといったところです。
囁くところはイケボすぎてしびれました。
みつる役の榎木くんはみつるのあっけらかんとして少し天然なところを自然に演じられていて流石でした。
泣いてるような喘ぎも色っぽかったです。
そして桜次郎役の小松さん。
「25時、赤坂で」佐久間くんの明るいイメージが強かったのでこんな声も出せるんだ~!と驚きました。
役割的にぐいぐい攻めてましたが、なんだか誘い受けにぴったりな声じゃないですか。艶っぽくて良かったです。メインでも是非聞いてみたいと思いました。
原作既読。元々原作が好きで、CD化が発表された時はとても嬉しかったです。
◯アンナ(佐藤さん)
普段の飄々としたかっこよさと、みつるのことになると熱くなったり必死になったり。軸はブレないながらも、アンナのいろんな面を佐藤さんのお芝居によってたくさん楽しむことができました。絡みシーンの色気もさすがでした!余裕なくなっている時のがっつき具合が最高です。
◯みつる(榎木さん)
みつるのカラッとした明るさと榎木さんの声がぴったりでした。原作を読んでいる時の脳内ボイスが榎木さんで再生されていたので、キャストが発表された時は嬉しかったです!
日常シーンもとても良かったのですが、私は今回特に濡れ場が素晴らしかったと思います。榎木さんの新たな喘ぎの引き出しに驚きました。「アンナと溶けてるよぉ……」と「んぃい………!」は必聴です!!
◯桜次郎(小松さん)
かなりいい味を出していました…!!!
等身大の高校生を感じさせながらも、滲み出る生意気さとクソガキ感が最高でした。アンナとの戦闘シーンもすごく良かったです。個人的に「契約してないんでしょ?このヘタレ!!」というセリフの言い方が大好きです。
原作がそのまま音声化されており、なおかつ1枚にすっきりとまとまっていて聴きやすいとても良い作品でした。たくさんリピっています。