愛ってそういうものなんだって、腑に落ちてしまった――

寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

kishukusha no kuroneko wa yoru wo shiranai

寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神57
  • 萌×216
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

74

レビュー数
15
得点
366
評価数
84
平均
4.4 / 5
神率
67.9%
著者
鯛野ニッケ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608759

あらすじ

アウラを襲った犯人が見つかったらしい!?
ジーンに首筋を噛まれ、学園の吸血鬼の秘密を知ってしまったユキ。
それは、吸血人類との間に課せられた、あまりに切なく愛おしい恋の顛末だった。
俺たち人間は、愛さないということでしか彼らを幸せにできないのか――
ユキは、己の中に芽生え始めていたジーンへの気持ちに蓋をしようと決意して…!?

肌に喰いこむ牙の感触が、言葉よりも雄弁に愛を囁く――人間と吸血人類の、種族を超えた真実の愛の物語!!

表題作寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

ジーン・ミィシェーレ,ブラン・カレッジハイスクールの2年生
ユキ・ハセガワ,ブラン・カレッジハイスクールの1年生

同時収録作品寄宿舎の黒猫は夜をしらない(下)

パベル
アウラ

その他の収録作品

  • たとえばこんな未来(描き下ろし)
  • おもてのうらばなし。(カバー下)
  • あとがき(カバー下)

レビュー投稿数15

異種族間恋愛の切なさたっぷり

幸せカップルが二組もできちゃうまごうことなきハッピーエンド!
でも、どこか互いから奪い傷つけてしまっている、幸せの中にも不完全さが残った印象です。
それでも添い遂げたいと思う気持ちの強さ、切なさ、そんな異種族間恋愛の醍醐味が存分に味わえる大満足な上下巻でした。

鯛野先生のファンタジー系の作品は世界設定からの作り込みがお上手だなと毎度思います。
今作も例に違わず、気づけば作品の世界線へと誘われ、映画を一本観終えたような読後感でした。
ジーンの襟足長いの気になるな、とか、吸血で催淫効果とかそんなベタな、とか、思うところはあったのですが、鮮やかなストーリー展開に飲まれるうちに気にならなくなりました。
後者に関しては、メインのジーン&ユキの以上にフィーチャーされた他カップル達の存在が大きかったかもしれません。
こんなにストーリーに味を出す脇カップルは初めて出会った気がします。
みんなこの先幸せあれと願うばかりです。
欲を言えば、先生にも救いがある優しい世界でありますように。

「おもてのうらばなし」のアウラ、すぐ出ちゃうのかわいくてたまりません。
何度でも願いますが、幸せであれ!

0

この設定…天才か⁉︎

下巻読了。
とても素晴らしかったです。
読み終えてから上巻を読み直すと、こういうことかー!っていう気づきが多くてまた面白い。
上巻でサラッと読んでた部分とかにも意味があったりするんですよ。
上下巻すぐに周回がオススメです。

吸血人類の幻惑作用(催淫型、忘却型、睡眠導入型、呪詛型)という設定が今までの吸血鬼モノには無かったもので、催淫型はBLにはピッタリでしたね。
吸血+何らかの作用っていう設定に驚かされました。

吸血しないでもある一定の年齢までは生きられる、吸血行為をしない事が推奨される世界観、だから本当に愛されたときに初めて吸血し、自分の幻惑作用の型を知るとか、なんとよく練られたストーリーなのかと感動しました。

パベル×アウラ、ジーン×ユキどちらのストーリーも切ないし、美しい。
濡れ場がエグ過ぎないのも好みでした。
吸血人類の未来のために立ちあがる、という前向きなラストも良かったです。

0

読んでください

下巻はとにかく切なさの連続でした。
次々に明かされる、どうやっても希望が見えないんじゃないかと思うほど信じがたい真実に胸が締め付けられそうでした。
ユキとジーン以外の人達も…何にも悪いことをしていないのにどうして、と気持ちのやり場がなかったです。
どんな道を選んでも、どうか救いと希望がありますようにと祈ることしかできませんでした。

でも、みんなちゃんと強かったです。強くなっていました。

ユキがどこまでも真っ直ぐで頼もしかったです。
ジーンも、流石だと思わせてくれる格好良さでした。
彼らが自分達の手で掴む未来が悲しいものであるはずがないと、今はそう思います。

苦しかったり、切なかったり、嬉しかったり、たくさん泣きながら読みました。
全てを読んでから見返すカバーイラストの美しさにまた涙が出ました。

この物語を読めて良かったです。

あと…コミコミスタジオ特典のリーフレットが最高に素敵なので併せて読んで欲しいです!

1

心が膨らむと、身体も一緒にどうしようもなくなってしまう。

恋は力。未来へと押してくれる、力強い気持ち。

うわーん。泣きました。良かったです、凄く幸せな気持ちになれました。
私としては、主人公カプよりも。断然。パベルとアウラが気になって、気になって、仕方なかったのですが。そこはきちんと以上にガッツリ描いて下さってて。嬉しかった。
予想通りではあるんだけど。「吸血人類」には個々の特性がある。パベルのそれは強烈な、記憶を消してしまうという力。パベルはアウラをとても大切に想っているのに。アウラの好意が「星の鱗粉」を出してしまう度に。恋の終わりを迎えてしまう。アウラは何もかも、忘れてしまうのだ。けれどまた、必ずパベルに恋をする。パベルは何度も、何度もアウラに恋をして。記憶の欠片がアウラの奥底に少しでも(号泣)残ればいいと切なく願っているのだ。事の真相を知ったユキは、詳らかにしようとするが、種の保存を第一に考えているだろう学園側の教師、ウェクスラーに、一度は阻止されそうになる。ウェクスラー先生も、かつて恋の為に苦しみを味わった「人間」であったという。ジーンもまた。ユキの勇気に押されるカタチで、自らの生きる道を模索し始める。「吸血人種」の存在を明らかにするまでもなく、人間との共存を願う様になって行くのだ。
「愛してしまう」ということ自体が、ジーンを苦しめてしまう事に、ユキも苦しむ事になる。「愛してしまってごめんなさい…。」という苦しそうな告白が胸を締め付ける。
ユキの心が美しい「星の鱗粉」を放出した時。それが二人の恋の成就。愛は必ず。
種の違いも、隔たりも、全ての障害をも超えて行く。

「吸血人類」が、一般に食事をしたり、ある程度以上の年を取らないとか、吸血は寿命を延ばす為、だとか。もちろん「星の鱗粉」とか。本作ならではのロマンティックな設定も。
隅々まで。堪能出来ました。ただ、タイトルにもなっている「黒猫」たちの意は分からないまま、なんですよね。寄宿舎に居付いている黒猫が、丁度、「吸血人類」の生徒達の集会を行われている頃、黒猫たちも数匹集まっていたりする。黒猫たちは、ヴァンパイアにおける蝙蝠の様に、眷属的な役割なのかと思ったんだけど、そういうわけでも無く。ただモチーフだっただけみたい。

4

下巻のみの感想です。

下巻はアウラを襲った犯人が見つかるところからお話が始まるのですが
その内容がすごく切なくて泣いてしまいました。
好き同士になり、アウラから出る星の鱗粉を吸ってしまったパベルは
アウラに噛みつき、アウラは記憶を無くします。
でも記憶を無くしたアウラはまたパベルのことを好きになり〜と、ずっと無限ループします。
そしてそれをユキ達に知られ自分じゃ断ち切れないから
罰して終わりにしてくれと言うパベル。
好きなだけなのにどうしてこんな辛い思いをするのか
読んでいてほんとにすごく切なかったです。

その後ひと悶着あるのですが
敵(?)だと思っていた先生も実は過去に辛い思いをしていて
そこも涙無しでは読めませんでした。
人×吸血鬼の話にハッピーエンドはあるのか…。
愛とはなんなのか…。

ニッケ先生の作品は言葉に出来ないことが多いのですが
今回も言葉にするのがすごく難しかったです。
でも、読んでよかったと思える作品でした。

2

主役は誰?タイトルの意味は?

下巻冒頭から主役そっちのけで切ない恋模様を見せてくれたのは、パベルとアウラのカプでした。彼らに感化されたユキが異常な激情に駆られてて、ちょっとどうした??って感じ。ハマれたら盛り上がるけど、一歩引いて見てしまうと過剰演出に思えるタイプのやつです。
主役カプの分かりやすい進展らしきものはあまりなく、山場もパベルとアウラや教師の過去の悲恋話が交錯してて、途中は何を読んでるのかよく分からなくなってしまいました。群像劇ってわけでもないし…。悲しい運命を背負った吸血人類の悲劇を強調したかったのかな。
ラストで吸血本能の意味が明かされたのはすごく良かったです。正直ここも気になってたので。星の鱗粉設定もめちゃくちゃロマンチックなので、ハマれたら楽しかっただろうなあと思います。全体的に、この世界観に酔えないと良さを感じ取るのが難しい独特の空気が流れてました。
とにかくみんなよく泣いていたお話。黒猫に何か秘密が…?と思ってましたが特になかったみたいで…???タイトルはどういう意味なんでしょうか。
絵とキャラはとても好きでした。

2

上下巻通しの感想

わたしは心情の描写はうるっときました。
違和感があったのは環境の設定。
おそらくイギリスの寄宿学校なのでしょう。
世界各国から吸血人種がヒトと生活を送れるようにシニアクラスから2つの種族がまざりあって生活をすることが目的。
攻めのジーンは言葉遣いからフランス系。受けは日本人。
このなんとなくどこかの国のヒト、みたいな外国人設定がちょっと、ん?でした。
黒猫のことをフランス語でいったと思えば受けに対して英語で呼んだり。
クラスメイトはドイツ語だったり。
じゃあ共通語はなんだ?っていう。

そのあたりのリアルな言語コミュニケーションを排除すれば心の動きはよかったです。
絵もキレイで、オリジナルの要素もあって素敵でした。

1

切ない…

下巻です。
色々な伏線が回収され、他カプ2つの切なさがヤバイです。
主人公達も切ないのですが、それよりももう他カプが切なくて切なくて、泣きますね。
最後に笑ってるとことか見ても泣くくらい感情移入してしまいました…。

そしてさらにもう一組の他カプはもう…スピンオフで幸せにしてあげてほしいです。。

主人公達もハッピーエンドで良かったです。
エロもエッチでした。
ゆきくん可愛いです。














紙本購入
修正は見えない描写です。(少しシルエットあり)

1

上巻よりは…

上巻よりは良かったと思うけど、それはジーンやユキのカップルが良かったからではありません。パベルとアウラのカップルが切なかったから萌2にしただけでした。

やはりユキが好きになれませんでした。
ジーンの苦しみを知った後に急に熱血漢になったような違和感を感じて、吸血人類の事情に首を突っ込む様子が別人じみてました。

そして何より結末が出来過ぎ感があって、上手く行き過ぎて急激に冷めてしまいました。
ジーンの決意は良かったけど、急激な展開に戸惑いました。
パベルとアウラのお話が良かっただけに残念で、肩透かし感半端ないです。

3

結末を読んでもうーん…

上巻の続きです。
上巻を読んでからでないと全く分からない事が多いので上巻を読んでから読まれることをおすすめします。

色々な答え合わせとジーンとユキのこれからにスポットを当てて描かれています。
いやぁ……壮大。
兎に角壮大すぎて萌えるというよりもそうなんだという感情が勝ってしまいこの評価です。
上巻読んで思ったのですが吸血鬼モノである魅力はあまり無いように感じました。
上下巻どっちもハマる人にはドンピシャでハマるだろうけどという結果でしたね。
個人的にはもっとスケールを小さめにしてジーンとユキの恋の話に重点を置いて欲しかったというのが本音でした。

5

この作品が収納されている本棚

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