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表題作黒き獣は愛に落つ

カリム,義賊
アセナ,亜人と呼ばれる獣人

その他の収録作品

  • bonus track(描き下ろし)

あらすじ

盗賊・カリムが忍びこんだ闇オークションで出会ったのは、
獣の耳と尾を持った美しい青年・アセナ。
高値で落札された彼を思わず盗み出してしまったカリムは、
彼の故郷行きの船が来るまでの1ヶ月間、責任を取って一緒に暮らすことに。
自らの種族を誇りに気高く生きるアセナは人間であるカリムに冷たく接するが、
突然様子が変わったかと思うと、まるで別人のように淫らに誘惑をする。
彼らの種族には、発情の特性があるのだった。
抗いようのない”本能”に煽られたカリムは
そのまま彼を激しく抱いてしまうけれどーー…?

本能と愛情の間で揺れる、運命のオリエンタル・ファンタジー!

作品情報

作品名
黒き獣は愛に落つ
著者
あさじまルイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526058
4.1

(61)

(22)

萌々

(27)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
250
評価数
61
平均
4.1 / 5
神率
36.1%

レビュー投稿数9

可愛げがない

闇オークションから逃げ出そうとしていた獣人のアセナをカリムが助けるところから始まります。

カリムに助けられたアセナですが、カリムにお礼を言わないどころか不遜な態度で接するので、あまり可愛げがなかったです。

オークションの落札主に捕まり、手足をベッドに拘束された時はどうなることかと思いましたが、カリムが助けてくれたので一安心でした。
このときはアセナもお礼を言ってくれて良かったです。

最後は生まれ故郷よりカリムを選ぶアセナでしたが、生まれ故郷でアセナを心配している人もいるだろうにと思うとあまり手放しで喜べなかったです。

ebookは白抜き修正でした。

0

褐色ケモ耳異人種ラブ♡

設定てんこ盛りなこちら、表紙の褐色男子(確実に受!)に惹かれて買いました。ケモミミはそんなにフェチじゃないんですが、褐色は大好きです。だってえっちじゃん?(エロに貪欲

ストーリーとしては、他の大陸から性奴隷として売られるために連れてこられた亜人(過去に人間と獣を交配して?つくられた人工人種で繁殖力が弱く雄は同種の雌から離れると体が雌化するというめちゃくちゃBL的にありがたい人種)を義賊のイケメンが救出する、というものです。救出は狙ったのではなくたまたま。

で、そこからあれやこれやで最終的には恋に落ちるんですが!褐色ちゃんの通常時のスーパー塩対応と発情?したときのとろん具合の差がすごくて・・・!これは抱くよね_(:3 」∠)_シカタナイ

攻くんが身体からオトすタイプの悪い男じゃないところもポイント高いです。別に悪い男はそれでそれで美味しいんだけど・・・。

ストーリーはふかーーーいわけではないですが(こういう設定の作品って深いのか多いですが)浅くもなく読みやすいです。褐色ツンデレ受がお好きな方は買いな一冊です。

0

誇り高き亜人

実は前から本屋さんで見かけたとき、表紙のけもみみ褐色肌の紺碧の瞳の美しい少年にひかれて、ずっと購入しょうかどうしょうか迷ってて
でも読みたくて購入して大正解でした。とても素晴らしい作品だと思います。君はもう噛めないの作者様だったのですね!絵も綺麗です。
何よりアセナが、とても気品があって誇り高く王子様みたいに清廉な心の持ち主だと言うのが、とても気に入りました。けもみみっ子のお話は大好きで、どちらかというと可愛さを重要視していましたが、こちらの作品はちょっと良い意味で違うというか、とてもシリアスで考えさせられるお話でした。
アセナ達亜人が尊ぶものが、命、風、そして音、全ては音に帰来しているというところも、アセナが本能?で思わず踊ってしまうとこも美しい
ちょっと軽そうにみえるカリムは実はすごく優しくてアセナを助け出すシーンはまるでヒーロー!
好きなシーンは、船から飛び降りたアセナをカリムが抱き止めるとこです。感涙でした。
あとお頭様が良い人すぎる国のトップに立ってほしい人物です。
思ってたよりもとても良いお話で深かった。
とっても素敵な冒険活劇ファンタジーBLでした。もっと早く読んどけば良かった!

1

ファンタジーの苦手なとこが…

こちらオリジナル設定の亜人ものになるんでしょうか。人身売買が行われる世界でのお話で、さらに亜人の存在が酷い扱いになっていて、とっても読むのがしんどい世界観。人間のエゴを見せつけるセリフも多く、言ってしまえばちょっとムナクソ悪いです。
救いは亜人のアセナのキャラかな。芯が強く聡明で、それゆえに自分の立ち位置を正しく理解して苦しんでるんですが、ただ哀れみを誘うだけじゃない気高さを感じました。対する攻めのカリムは絵に描いたような善人で、アセナの警戒心を解いていくのに最適なキャラ設定で良かったです。
キャラは背景までしっかり書かれてて魅力的です。ただ描かれてるんじゃなく書かれてる、なんですよね。とにかく全部を文字で説明してて、こんな理由でアセナは辛い境遇に陥ってるっていうのを教えてくれます。これがとても長い…。そのせいでストーリーがなかなか動かず、ひたすら設定を読まされてる気分になっちゃいました。
ファンタジーは冗長な説明が苦手なんですが、それが詰まった作品でした。物語を進めながら、その過程で設定が明かされていくように描いてくれると読みやすいです。
ピンチに名前を呼ぶアセナや助けにくるカリムなど、王道シーンをド派手+感動的に仕上げてあるところはとても好きでした。

2

ケモ耳可愛い!

ケモ耳、シッポ、褐色が可愛かったです!
表紙を見てエロエロかなと思ったのですが、しっかり攻めのカリムくんに理性はあるようで、受けくんに選ばせるところはキュンとしました!
その後のエッチもまた、可愛い&切ない感じで良かったです!褐色にシッポ可愛い~巻き付けちゃうの可愛いです。

途中、拐われますが助けに来るカリムもしっかり間に合って、カッコいいですね!
言葉選びも素敵な作品だなと思いました。
悪い人も逮捕されて、街も無事で綺麗なハッピーエンドでした。

















紙本購入
修正はトーンです。

3

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