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成り代わり三角関係、、
すべて読むと納得です。
(感想です。)
ネタバレだと感じる部分があるかもしれません。気になる方はネタバレ厳禁で、彼らの行く末を見てください。
上巻では主人公の境遇など詳しい話は、ほぼ出てきませんでした。
そこからの下巻の情報量が凄い!!
正直、愛や恋の話ではない気がします。執着、立場、願望が近いかな、、
愛や恋では語れないもっと重いものが根底にある気がします。
終わり方は、賛否両論あると思います。
光が見え始めた!と思ったら、急に陰りだしましたよ。
最後の駆け足感(エピローグ感?)はありますが、カシオ先生の暗い重い作品が読めて幸せです!!
気になる方はぜひ!!
『ディレッタント』の下巻。上巻と同日発売になった下巻ですが、上下巻まとめて買われることをお勧めしたい。
上巻のネタバレも含んでのレビューになります。ネタバレ厳禁な方はここで回れ右されてください。
あらすじにも書いてあるので、ここでもちょっと触れようと思います。
上巻で、情事の最中に夏原の首を絞めた真崎。
その行為によって気を失ってしまう夏原だったが、それを真崎は殺してしまったと勘違いしてしまう。
その「後始末」を、神崎に押し付ける真崎ですが、それを依頼された神崎は―。
下巻に入り、神崎の家庭環境が見えてきます。
かなり薄幸な家庭環境にいた神崎ですが、だからこそ、なのでしょう。優しく声をかけてくれた夏原が彼のすべてになった。独りぼっちで息をひそめるように生きてきた彼にとって、夏原のたったそれだけの行為が嬉しかった。
んー。
神崎視点でストーリー展開しているので、読者としては神崎に感情移入してはいるんですよ。真崎は外道だし、神崎に同情してしまう部分は多い。多いですが、見方を変えると神崎という青年はかなり歪で歪んだ愛情を夏原に向けているんですよね。
けれど、真崎というこちらも大きくゆがんだ男を愛し、それ故に彼自身も歪なカタチになってしまっていた夏原にぴったりはまってしまった。そんな感じがしました。
真崎、夏原、そして神崎。
三人の男たちが行き着いた場所は―。
え、そういう結末?
というかなりシリアスな展開です。仮にも恋愛ものを描いたBL作品においてかなり異質と言えるでしょう。甘々で優しいお話を好まれる方にはお勧めしづらい作品です。
神崎が手に入れた幸せ。
それは、本物の幸せなのか。
多くの問いを読者に投げかける、そんな作品でした。BL的な萌えは正直あまりありませんが一つの作品として読んだときに、めちゃめちゃ面白かった。好みが分かれそうな作品ではあるのですが、個人的にはドツボに突き刺さる作品でした。
このような衝撃的な物語を作ってくれた作者に感謝します。
3人の関係は、単純な愛憎では片付けられない。
最初の出会いから、りょうは正夫の心の中にある現実と想像が重なるイメージだった。 それは正夫の心の女神であり、救いである。
"嘘をついても、騙しても、それでも俺のそばにいてください"
これは普通の意味での愛ではありませんが、私の心を揺さぶる愛であることは否定できません。
表面的には、りょうはこの漫画の中では非常に一面的なキャラクターであり、花瓶美人のようでさえある。
しかし、作者は物語を通して、この美しく、傷つきやすく、知的で優しいキャラクターを引き出しています。
幼馴染の鉄馬に病的なまでの思い入れがある。
その後、正夫はりょうに首輪をつけるが、それを外してもりょうは正夫から離れようとしない。
りょうは非常にユニークな気質を持ち、魅力的な魅力を持っています。
りょうのおかげで、正夫の人生の道が不可抗力的に変わったというのはわかるような気がします。
二人の結末がどうなるかはわかりません。しかし、私はこの二人はお互いに絡み合っているとしか思えず、分離する可能性はないと思っています。
本当にストーリーが楽しめて、本当に作者に感謝しています。
(この記事は機械翻訳されていますので、お読みになる方にはご迷惑をおかけします。)
カシオ先生は初めて読んだのが心を殺す方法だったせいか
新作を読むときは毎回かなりびくびくドキドキしながら読むのですが
久しぶりにトワイライトな人間性を堪能できる作品でした
登場人物三人のためかキャラクターに入り込むことがなかったせいか、痛みを感じたりえぐいとは感じることは意外になかったです
なんというかこの三人の関係は愛のためというより、冒頭に先生が投げかけたレゾンテートルのために見える
歪んだガラスの向こう側を見ている気持ちでした
あらすじは読まない方がいいと思うのであまり多くは言えませんが、上下巻で変わる帯が最小限の文字数で全てを表していて秀逸だなと思います
三人がそれぞれ抱える闇が後半暴かれていく展開や関係性などBLというか普通に映画にしたらいいと思うお話でした
BLを恋物語やエロスを楽しむと受け止めている方にはお勧めできません
BLが抱える多様性を楽しみたい方にはおすすめです(カシオ先生は全般)
探偵は逃してあげて欲しいです
最後まで気が抜けない…すごい作品を読ませて頂いてただいま放心状態です。
神崎、鉄馬、夏原。この3角関係がどんな終着点を迎えるのか、最後までハラハラしながら読みました。
監禁状態の夏原が神崎に対して性的に反応したり、鉄馬に夏原がまだ生きていることがバレなかったり、探偵に神崎が鉄馬だと勘違いされていたり、拘禁中も鉄馬本人の別の事件が出てきたり……全て、そのタイミング以外では全く違う結末だっただろう、神崎にとって鉄馬と立場が成り代わる事柄が起きて成り立つ事件だったな……と。
いや、そして1番最後に大きな爆弾を残して終わるんだもんなぁ〜!!!先生らしい幕引きの仕方でう〜〜ん!!ブラボー!と拍手してしまいました。ちょっとホラーみもありますね。
ゾクゾクが止まりません。
また、タイトルが秀逸すぎませんか??
『ディレッタント』とは日本語「好事家(こうずか)」と訳されます。結局3人とも、それぞれ変態に近い癖を持っていた…という理解でよろしいでしょうか…!?
