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でもあんまり出てこなかったです。
すみません、食べ物のことしか考えてなくて。
【蜜色パンケーキ】
甘いものが大好きな人気俳優とパティシエの話。
あり得ない方法で懐にするりと入り込んでくる十吾が猫のようです(ネコではないですが…)。ぐいぐい懐いてくる十吾にひたすら塩対応の千春がツボでした。
嫉妬で暴走する十吾の子供っぽい独占欲も、千春の大人の余裕かつやっぱり塩もいいバランスでした。
【愛のために】
大学の頃からの友人で漫画家の南に10年も片思いしている宮坂。
海外出張明けに徹夜で原稿を手伝ったり献身的すぎても、まあふつうはふつうに「篤い友情」と受け止めてしまいますよね。もどかしい、そして切ない。
木下けい子さんの描くノンケに長年片思いは、本当に心臓が痛む。
思考がだだ漏れているシーンが最高でした。
【明日はバラ色】
付き合いたての高校生カップルの初々しい話でした!
かわいい、ひたすらかわいい。後輩の攻めの先輩好き好き思考も、手を繋ぎたい、キスしたいと焦る気持ちもかわいくて、先輩は落ち着いてる風なのにやきもちを焼くのがかわいかったです。
【喰えない男の躾方】
社長令息と彼の教育係を任されたリーマン。
わがままおぼっちゃまが実は苦労人!しかもスパダリの気配…という話でした。
番外編は千春のコンテストのための試作を十吾がモニターする話で、ミルフィーユがおいしそうでした。
表題作の3編(含描き下ろしショート)と、短編3作が収められています。
「蜜色パンケーキ」は、ヘタレ攻め(俳優)と、男前パティシエ受けなのですが、パティシエの男前攻めというのがとっても好きな私は楽しく読ませてもらいました。
「愛のために」も、ヘタレ攻め、しかもかつての同級生、一途片思いヘタレ攻め(でも仕事はできる)と、これまた大好きな要素が詰まっていて、お話のテンポも良くて面白かったです。
「明日はバラ色」も、ヘタレ攻めで、こちらは高校生の先輩後輩カップルで、後輩がヘタレな攻めとなっています。
受けの先輩がツンツン系っぽいのに、実はかなり純で可愛いところがあると分かった途端萌えました。
「喰えない男の躾方」、これはヘタレ攻めではなく、メガネ・生真面目・リーマン受けと、喰えない男である攻め様とのお話。
こういう攻め様大好きです!!
設定がとても面白かったので、続編作ってほしい~!!な一作でした。
コレのCDが好きなのでいつか原作も読んでみたいな~と思っていた1冊。
でもそういえば、
キャラが好きというよりも声優さんが可愛くて好きだったんだ・・・
そんなことを途中で思い出しました、バカだなぁ(-_-;)
で、CDに収録されている「蜜色パンケーキ」と「喰えない男の躾方」
どちらも、
わがままと押しの強さで振り回す年下 × 文句を言いつつ結局絆される年上
展開を知っているのもあり、サクッとした軽いお話なのもあり、
感想としては、
ホントに攻めはわがままだなぁとか、受けはお人好しだよね~とか、そんな感じw
う~ん、このふたつのお話に関しては、CDの方がずっとオススメです。
あ、思ったよりも、
「蜜色パンケーキ」の攻めが人気俳優なだけあって、見た目は格好よかったな。
CDの印象だともうちょっと可愛い系かと思っていた。
格好よくて可愛くて甘えたのワンコだと、なんでも許されるのかもしれないw
でも、このコミックを読んで一番好きだったのは、
短編1話の「愛のために」
10年も友達に片思いをしている男が切なくて愛しくて、ちょっと可笑しくて。
大学卒業後、普通に就職してリーマンになった男が、
内定を蹴って漫画家という夢を仕事にした友達に長年の片思い中。
愛するがゆえ、
自分も仕事でヘトヘトなのに、リーマンは健気に漫画家の世話を焼く。
でもあまりに疲れすぎちゃって、
好きな男の隣でウトウトしながら想いが募って、
「キスをして舌を入れてこねまわして、
ソファに押し倒して、嫌がるところをムリやり裸にして体中を舐め・・・」と、
思わず口に出して妄想を言っちゃうリーマン、もう可愛すぎ♪
そしてその後、
トイレで抜いて、お前んちのトイレで俺の子種がいったい何億匹きえたことか・・・
この不毛な片思いはいつまで続くのか・・・と考えながらも、
一途な気持ちを押し殺して笑顔で帰っていくリーマンの姿が切ない。
相手に本気で好きな女ができた・・・
そう思った時のリーマンの強引すぎない言動が、繕った表情が、すごく切ない。
だからこそ、
その後の「あらw」という展開に癒されて、
ほわっとした終わり方がまたいいなぁーと思うのでした♪
「愛のために」だけだと萌え×2なんですが、1冊では萌えかな。
蜜色って良いなと思った
男性だけど、デザート食べているってのも
好きだった
料理人ってのも好きだった
でも、読み始めても読み終えても
何もひっかからなかった
雑誌掲載時にも、ちょっと毛色が違うなとは
思いつつ読んだのですが
木下さんの絵柄じゃなかったらいけたのかは
わかりませんし
私が木下さんの作品を好きなあまりの
期待だったのか
役者だったということが急に飛んだきがしたのかもしれない
表題の作品の他に短編が入っています
それぞれの作品の中に好きな部分はあるのですが
相対的にみて、この一冊は
好みじゃない作品だったと思いました
ページ数がそれぞれもっとあれば
話の膨らみでもっと好きに慣れた気がします
わがままな読み方ですみません
思わずタイトルに惹かれて買った1冊でしたが、今回は萌えポイントが少なかったかな。
パティシエの千春と俳優の東吾、漫画家の南と宮坂。新人サラリーマンの一と教育係の八代。いずれもハッピーエンドでおわるのですが、短編収録のために、一つの作品で萌えどころが少なかったのが残念です。
このコミックで私のおすすめ萌えポイントは、「お仕事男子」!ともかく急な修羅場がいくつか出てくるのですが、それを乗り越えていくときの表情が好きです。
でも、お仕事よりも恋の成就、ハッピーエンドに重きを置いているので、お仕事BLではないことに注意です。