溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐

oboreru injo

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
21
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
42.9%
著者
高月紅葉 

作家さんの新作発表
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イラスト
石田惠美 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866575124

あらすじ

こんなところ許すのは、俺だけだろう?

ヤクザに追われる拝島は、当たり屋の真似をして偶然に出会ったセレブの柏木の家に上がり込む。
期間限定の同居生活の中、出ていけと言いながらも自分を気遣う柏木との時間は心地よく、
拝島の中に特別な感情を生んでいく。
初めてのとろけるような快感や、欲しかった居場所をくれる柏木。
次第に心惹かれていく拝島だったが、自分とは立場の違う彼を思うと一緒にはいられなくて――…。

表題作溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐

柏木礼司、セレブ、28歳
拝島海斗、ジゴロ、32歳

その他の収録作品

  • あの夏
  • あとがき
  • イラスト&コメント(石田惠美先生)

レビュー投稿数2

セレブ

紅葉先生の別作品が好きだったので購入。今回はカプがそんなに好みじゃなかったので中立にしました。本編320P超+本編1シーンを後から振り返っている後日談6P+あとがき+石田先生のあとがき。海沿いのセレブ生活がお好きな方、ダンスがお好きな方なんかには刺さるものがあるのかも。

手を出してはいけない女と懇ろになってしまった拝島。痛めつけられるのから逃げるため、走ってきたスポーツカーの前に飛び出します。なんとかその車に乗せてもらって、行くところがないから次に転がり込むところが見つかるまで泊めてもらえることになり・・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マダム・イツコ(社交界の女王)、志村(受けの先輩)、優衣(受けが手を出しちゃった女)ぐらい?

++攻め受けについて

うーん。。あまりシンクロできなかったし、理解できなかったから語るのが難しい。受けはヒモ生活している女たらし?自分をそんなに磨き倒しているわけではなさそうだけど、陽キャだから遊ぶのにはもってこいなのかな。あ、あとダンスがめっちゃ好き&うまい。こういうタイプって今一つ得意じゃないからうまく惚れられないです。

攻めはすごい実業家さんだったんだけど親友(と思っていた人)に裏切られ、その当時の彼女も寝取られ?、舞台となる逗子・葉山の高級リゾートへ流れてきた方。裏切られた経験で傷ついたのか、あんまり人との深いかかわりを持とうとしていなかったんだけど・・って感じ。金はあるしコネクションもある、というところでしょうか。

攻め受けどっちもキャラとして♡となるものがなかったし、めちゃくちゃ好きな展開のお話というわけでもなかったでした。先生ごめんなさい。葉山・逗子あたりの雰囲気がお好きな方にはいいんじゃないかという気がします。

1

んー

作家買い。
高月さんの描かれる受けさんて、みんなガッツがあるっていうのかな。精神的にタフな受けさんがいつもドストライクなのです。そして石田さんの描かれたこの美麗表紙にも心鷲掴みにされ、発売日を心待ちにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







若干28歳の柏木はかつての仕事の株を売り払い大金を手にしたセレブ。
恵まれた精悍で美しい美貌と体格で、美女と一夜のアバンチュールを過ごす日々。その日も彼はとあるパーティーに出かけ、そしてそこで彼は懇意にしている女性が連れていた男性に目をとめた。

すらりとしたスタイルに綺麗な顔。
けれどそこはかとなく漂う退廃とした空気感が、その男性の「素」をあらわしているようでもあった。そして柏木はその男・拝島と再び出会う。柏木が運転していた車の前に、飛び出してきたのだった。

もしかして、彼に車をぶつけてしまったかもしれない。
そんな柏木の困惑に付け入るように、拝島は「数日間家に住まわせてほしい」と頼んできて―。

柏木はセレブ。
一方の拝島はヤクザから逃げている、裏社会でしか生きていけない男。

そんな相反する二人の男が期間限定の同居生活を送ることになって…、というお話。

序盤は柏木視点で物語はスタートします。
お金はあって、アバンチュールを楽しむ富裕層。
そして何より、柏木が今「ここ」にいるのは友人の裏切りにあったためで。

ただ時間を消費していくだけの日々。
上っ面だけを繕い享楽的な火遊びに明け暮れる男女の姿。

という、柏木の乾いた感情って言うんですかね。
退屈な毎日、という描写が続き、その柏木の感情に引きずられるように、読んでいても全然面白くないの。これ、高月先生の手腕なんですかね。

そして、そんな日々にするりと入り込んでくるのが拝島という男の存在。
真面目に働くことが嫌いで、女関係でトラブルを起こしヤクザから逃げている、今までの柏木の生活には無縁だった、そんな人物。

ほうほう、そんな二人の恋の行方は如何に?

そう思いつつ読み進めましたが。

んー。
面白くないわけではないんですよ。
が、話に締まりがない。

柏木という男性は友人で共に起業した人物から裏切られる形で失脚していますが、それに関して特に掘り下げられることもなく。
今、何をしている人なのかもいまいちわからず。
株の売却金で億という大金が入ってという描写はありますが、28歳の若い男性があれだけ湯水のようにお金を使って、なお余りあるってどれだけお金が入ってきたのかと不思議にも思うし。
女性、というか、人に対して執着することもなく、ましてや恋人という存在に重きをおいていないように、見える。

そんな人物が、なぜ、拝島に惹かれていったのか。
そこもよくわからない、というのか…。

拝島という男性は、確かに不思議な魅力を持った男性ではあります。ありますが、根無し草のような、女にだらしない(本人は自身を「ジゴロ」と称しています)、いかにも訳ありな、そんな男性を家に住まわすなんて、かなり現実離れしている感があってどうにも話に入り込めなかった。

そして肝心のストーリーも。
誰が黒幕なのか、拝島を追い詰めているのは誰なのか、というのが軸になっていると思うのですが、その辺りも非常にぬるい展開で、さらりと流されてしまう感が拭えなかった。

「恋は堕ちるもの」とはよく言いますが、おそらくこの二人には惹きつけ合う何かがあったのだろうとは思います。恋の駆け引きをしていた、大人の男たちが、その罠に自分が落ちてしまった。こういうお話がお好きな方は多いだろうなとも思います。思うのですが、いかんせん、萌えが滾らない。柏木も、拝島も、どちらも薄っぺらい人物像にしか読めなかったのが敗因か。高月先生ならではのなよなよしていない受けちゃんは素敵でしたが、ごめんなさい、完全に好みの問題です。

次回作に期待。

6

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