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表題作その恋は彼を蝕む 2

柊蒼真 21歳,恋人
峰亮太 23歳,印刷会社勤務

その他の収録作品

  • カバー下:漫画「蒼真の好物」、あとがき

あらすじ

危険な魅力を持つ蒼真に魅入られ、初めて恋を知った峰亮太。
同棲するようになって一日中抱かれていても、自分に自信がなく、蒼真に好かれる理由がわからず不安を抱えていた。
一方、蒼真はこんなにも愛しているのに亮太に伝わらない絶望を味わっていた。
相手を想うがゆえにすれ違う二人の前に、蒼真への執着から亮太を傷つけようとする男が現れて…! ?
行き過ぎた愛が暴走する妄執ラブストーリー。

作品情報

作品名
その恋は彼を蝕む 2
著者
猫野まりこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
同人に恋して
発売日
電子発売日
ISBN
9784832291881
4.2

(40)

(19)

萌々

(13)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
167
評価数
40
平均
4.2 / 5
神率
47.5%

レビュー投稿数7

次は誰が蝕まれる?

一巻ではどうにかこうにか、丸く、互いに思い合い収まり、互いに互いを蝕んだ蒼真と亮太。
穏やかなそして、エロい日々の同棲生活。
どれだけ汚しても、濾過するように清らかになる亮太のおかげで衝動行為や破壊行為が落ち着き少しは穏やかになった(かも)蒼真。
しかし、過去のよからぬ何かがふたりを蝕もうと現れて、、、
蒼真は過去と決別するべく動くのだが、、、
亮太は蒼真の全てを知りたいと兄の真聡の元へ。
ふたりが光の差す方向に進むための2巻です。

3

流石の重い愛

前巻で上手くまとまって、恋人同士になった2人。少し甘々な感じになるのかなあ?と思いきや、全然そんな事はなく、蒼真に壊されそうな超束縛をされる亮太。

あんなに愛されて束縛されてるのに、全く自分に自信のない亮太。

普通なら逃げ出しそうな重い愛なのに、受け止めた上で自信がないと言う亮太は、普通の恋愛出来なさそうですね。

2巻では、過去の蒼真に心酔している人に、亮太が傷つけられそうになります。
その人に対峙してる時の蒼真のセリフが重い!
亮太と会えなくなったら生きてる意味がない。
キッパリ言っちゃう蒼真が好きです。

お互いズブズブの共依存!病んでるレベルの重い愛で、どちらが欠けてもダメなんだろうなって2人がとても好きでした。

2

その恋は彼を蝕む (2)

続編読めて嬉しいです
この二人のその後、イチャイチャ甘々というわけにはいかないですがそれでも、関係が少しずつ穏やかに過ごしてます

蒼真は相変わらず闇を背負ってますし、愛し方が歪で表現も強引
亮太は健気といえば聞こえはいいけど、なかなか不器用で自分をかえりみない振る舞い
お互いが、お互いを必要としているのにそれをうまく伝えられない
と、いうよりお互い相手がいないと生きてないと言い切る重い愛は変わらずでした

作中にも描かれてましたが、一筋の光がすごく印象深い作品でした

2

ふたり一緒なら

破壊衝動を持つ蒼真と危うげな蒼真に強く惹かれた亮太。
『その恋は彼を蝕む』続編です。

紆余曲折を経て笑顔で抱き合えるようになったふたりですが、はじまり方があんな感じでしたし、今回の表紙も亮太の表情が読み取れなくて本編でも亮太が不安を抱えていて少し心配だったのですが、蒼真が亮太を心から必要として大切にしているのが分かって一安心。

ですがシリアス色は強くて全体的に重めのストーリーで、蒼真がただでさえダークサイド寄りなのにさらに闇深な三島が登場して、三島の狂気が亮太に向かうことになり胃がキリキリしました(汗)

最悪の結果にならずよかった…。
どうしても蒼真の心の澱みは深いので心穏やかに過ごせるようになるまでにはまだまだ時間はかかるかもしれないのですが、ふたり一緒ならきっと大丈夫だと感じさせてもらえました。

乱暴なプレイをしたり意地悪な言葉遣いになっても亮太のことは絶対に「貴方」と呼ぶ蒼真。
他の人にはどこまでも容赦なく蔑んだ視線を落として「お前」と呼ぶので、亮太の特別感が際立っていました。
めちゃくちゃ愛されてるから、亮太はもっと自信持って〜!!と思いました。

ちらっと尾関の弟の晃汰が出てきていたので、また新たなシリーズが始まるのかな〜?
だとしたら楽しみです。

2

どちらも深い場所にいる

2巻一気読みしました。
ただの救済ストーリーではなく、どちらも深いところにいる・・・実は闇の濃いお話でした。でも、それがよかったです。
束縛や執着も受け取る側次第なんだな、と思わされる作品です。
この二人の愛は本当に重いです。描写も刺さる部分が多々ありますが、私がそれが好きでした。
このお話がシリーズのスピンオフだということは知らなかったので、まだそちらは未読ですが単独でも十分楽しめるお話なので、こちらだけ気になるという方も問題なく読んでいただけると思います。

2

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